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2018年10月12日

世界記録へのチャレンジ!!!

今年はじめ、いくつかのプロジェクトが進んでいますという内容を話をしていました。
一つはアジア大会、一つは伊那エリアの開発、一つは木曽エリアでのエクスペディションホテル。
そして最後の一つが世界記録へのチャレンジ

アジア大会では金を取り
伊那のエリアはフライトができるようになり(主には父の活躍によるけれど・・・・)
木曽エリアも進んでいます(ほとんどMENEXの私以外の活躍にて・・・・)

この世界記録へのチャレンジは当初ブラジルでチャレンジすることを考え、
クラウドファンディングをしていましたが、うまくいかず、それでも何とかやりたいと
模索していました。

そして今回、12月にオーストラリアにてチャレンジすることが決まりました
決まるまでが長かった・・・・。

チャレンジには毎年チャレンジしている福岡聖子、シャル・カゾのコンビに誘われ、その2秒後には決定していた
という流れです。
今回、チャレンジにあたり、この二人にはいろいろとお世話になっています。

内容ですが、現在の世界記録であるフライト航続距離564qを越え、600qを目指す!!
というものです。
オーストラリアの大地で、距離が出そうなエリアを回り、キャンプ生活をしながらチャレンジするというもの。
その様子はできるだけこのブログでも流していきますが、キャンプが長くなるので、充電をどのようにしていくか
が課題。携帯でのUPのみになりそうです。

日本を11月28日に出国して12月1日には講習(トーイングや、3000m以上の高度でのフライトに関してオーストラリアの
ライセンスが必要だということ)そして現地でのチャレンジが始まり、12月24日に帰国という約1か月の挑戦になります。

今準備のために立会人の確認、HGFA(オーストラリアの協会)の会員登録、ETA(オーストラリアビザ)の発行、
そしてグライダーや、GPS類の準備等を進めています。

今検討している課題は、空中でのエネルギー補充と、おしっこをどのようにするのか、GPSの電池をどうするか。
そういうことを解決するべく動いています。11時間を超えるフライトにチャレンジするわけですので、
そこはかなり大変です。

そして、一番の課題が『遠征費用』

いろいろな準備等で150万ほど必要なのですが、全然足りていません。

今2つの企業様が手を挙げていただいています。
1つは「金具屋様」
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「千と千尋の神隠し」のモデルとなったホテルの一つだといわれるこの老舗旅館様が
今回のチャレンジを応援してくださいます。

2つ目は「株式会社モデスト」
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これは偶然の出会いなのですが、今回のチャレンジだけでなく、

私のチャレンジを応援してくださる方を募集しております。
個人、企業様、少額でも大金でもうれしいです!!!!
今はその資金を調達すべく仕事もしておりますが、なかなかお天気が・・・・・。


今回のチャレンジで、世界に行く若者や、パラグライダーをやりたい、また、やっている人が
こんなチャレンジをしてみたい!そんなきっかけになってもらい、パラグライダーが広く知れ渡る
ことができれば最高です。

決行まであと一か月半と迫ったところでの発表とお願いになりましたが、
皆様の応援よろしくお願いいたします!



posted by Yoshiki at 08:36| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月26日

難しい日本選手権

アジアゲームから始まり、ワールドカップ、そして最後に来た日本選手権。
ここで優勝して今回の長い遠征が終わるというつもりでしたが、
4日中1日しか飛べない日本選手権。
今年の秋はどうやら日本はジメジメしているようです。

飛べたのは大会が始まって3日目。
最初の2日は雨、雨、雨・・・・・・

なんだか久しぶりの雨、そして何もしない一日は久しぶり。
ただ、今回トルコから帰ってから時差ボケがひどく、おかげで体調を
戻すことができました。

そして3日目、予報では最高の天気・・・・・のはずが

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思ったよりも雲が張ってしまっている・・・・・。
このタスクコミッティ(※1)泣かせの天気。
その中でもコミッティたちは34qのタスクを組んでいざ勝負の空!!

しかし上昇も怪しく少し様子を見ることに。
それでも次々に飛ぶ選手達。

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弱い上昇に上昇できずに降りる選手と何とか空にとどまる選手。
空は混戦模様。

私も空に上がりますが、高度を下げないようにするので精一杯。
しかしそれも長くは続かず多くの選手が地面へ。
私もその中。

生き残った少数のグライダーが何とかサーマルに乗り継ぎ、空へととどまっています。
急いで車に乗り込み、またT.O.へ。
今回の大会では、時間内であればもう一度飛ぶことができます。

T.O.に付くと、先ほどよりも高くなった空。
生き残った選手たちはタスクをスタートしていっています。
私もすぐに空へ。

弱い上昇で何とかサーマルをつかんで上昇。
これだけ弱いと、先に行ったグライダーに追いつくというよりは確実に
効率よく先に進むことが重要。

上昇をしきるまで待ってからのスタート。
ターンポイントを取ってはサーマルに戻ってあげて進む。

上昇は弱く時間はかかりますが、かといって上げあぐねることもなく
進み、前にいた集団よりも高く取り付きここから平野へ・・・・

ってなんだか一人きり??
振り返ると、なんとトップ集団を抜いていた。

この先は一人ではリスクが高すぎる・・・・
そう思ったのでここは引き返して仕切り直し。

入れ違いに高くなった先頭集団が平野へ出ていきます。
もう一度上昇しなおして雲の高さになってその集団を追います。

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とはいってもやはり弱い上昇で進めない先を行くグライダーに追いつくのは
それほど難しくなく、前の集団に追いつきます。
しかし、まぁ、とにかくサーマルは弱い。

何とか弱いサーマルにしがみついて上昇しては先に進みます。
しかし、じわじわと高度を失ってあげられなくなった機体から
地面へと降りてしまいます。

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私は何とか高い高度をたもちつつ進んでいきます。
私と中村選手が何とかサーマルを早くつかみ、少し高くなり、
その中でも中村選手は私よりもまだ100m高く高度を取れ、
そのままゴールへ。

私もギリギリ届くか届かないかというところ。
最後の最後には高圧線があるので、それより高い高度にならないと
ゴールにたどり着けません。
中村選手はその手前でサーマルを取り、高圧線を越えてゴールへと
向かいますが、少し遅れた私はそのサーマルがなく、
その高圧線を越えることができずあと1.5qというところであえなく
ランディング。

その後3機が高圧線を越えゴールしていきました。

結局私はこの日5位。
そして他の日はキャンセルとなり、結局この日の成績が今回の成績となりました。
そして必要pointがとれなかったので、日本選手権は不成立・・・・。
残念な結果となりました。

10月は九州へまたお邪魔することになり、11月は手術、そして12月は世界記録
を狙いにオーストラリアに行く予定です。

※1 タスクコミッティ:競技の内容を決める人


posted by Yoshiki at 00:23| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月21日

空の日

9月20日は「空の日」なのだそうです。

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先のアジア大会での金メダルを評して「空の夢賞」を航空協会からいただけることになり、
日本選手団は新橋に集うことになりました。

その前に私はいつも応援してくださっている「KAJIMOTO」さんへご挨拶へ。

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もう何年も私を応援してくださっている恩のある社長に金メダルを見せての握手。
まるでどこかの政治家とのあいさつのようです。

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そしてその後新橋にある航空協会にて授賞式。
アジア大会の日本代表選手再度集結

そして、いただきました!!

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男子代表

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及び女子代表

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明日からは日本選手権なので皆ライバルです。

さて、日本だ選手権が始まります!!
あとは天気を祈るのみ
posted by Yoshiki at 21:52| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

空の日

9月20日は「空の日」なのだそうです。

P9200452.jpg

先のアジア大会での金メダルを評して「空の夢賞」を航空協会からいただけることになり、
日本選手団は新橋に集うことになりました。

その前に私はいつも応援してくださっている「KAJIMOTO」さんへご挨拶へ。

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もう何年も私を応援してくださっている恩のある社長に金メダルを見せての握手。
まるでどこかの政治家とのあいさつのようです。

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そしてその後新橋にある航空協会にて授賞式。
アジア大会の日本代表選手再度集結

そして、いただきました!!

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男子代表

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及び女子代表

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明日からは日本選手権なので皆ライバルです。

さて、日本だ選手権が始まります!!
あとは天気を祈るのみ
posted by Yoshiki at 21:52| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月17日

空を飛べないと捲ることもできない

大会後半3日間。
強風から始まったキャンセルは、最初の一日は観光と気分転換だと
気持ちもいいものでしたが、その後2日間、T.O.へは上がるものの、
強い風が収まるのをひたすら待ち、できる期待をもって待つ。そして待つ。

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最終日は、もう、何とかして競技をしないと私や、ほかの多くのパイロットが
順位を上げるチャンスも潰えてしまう。

その思いで準備をして、待つ。
そして何とかギリギリ飛べる風。

何機かが出たものの、サーマルはほとんどなく。
かなり気まずい状態に。

そこからまたほとんどの選手が出るのを渋って待機状態。
私も同じように好転を願って待ちます。

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その後、ちろちろと何機かが離陸するものの、
上昇はしないのに、空域が荒れて大変なことに。

そして無情にもタスクキャンセルの判断。

こうして私のワールドカップはここからまくり上げる!!という気持ちを残したまま
16位で終了。

優勝は

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総合と女子はこの二人。

今年のワールドカップ最終戦であるスーパーファイナルへのチケットはこれで
獲得しました。
これまで1年半ほどうまくいかないレースが、今回の戦いでようやく取り戻すことが
実感できました。

さぁ、次は日本選手権です。
posted by Yoshiki at 15:16| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月15日

カッパドキアのドラゴンクエスト

カッパドキアの続きの前に
まずは、タスク5。
天気は良く、強風も収まっていつも通り朝にHQに集まり山に上がります。
T.O.に到着するとフォロー(追い風)の強風。
これでは離陸ができません。

それでもタスクは発表され、天気予報では、離陸さえできていけばコンディションは最高
とのこと。
離陸できなければ意味ないけど・・・・
そこから長い長いウェイティング。
突然風がアゲンストになったかと思えばまたフォロー強風。
こんな恐ろしい風の中飛びたくありません。
そして数時間待ってからのキャンセル。

一日山の上でのひたすらウェイティング。
こんなこともあるのがパラグライダー。
しかし競技はあと1日。
明日の結果で私も含め順位は大きく入れ替わるでしょう。

閑話休題

隠れキリシタンのいた隠れ里では、驚くべき岩のくりぬき、その洞窟内に教会を作り上げ、
柱や教会のようなアーチ状の天井を再現して、そこにキリスト教会と同じく、キリストや
聖書の絵を描き上げていた部屋がいくつもあり、しかもその周りには遺体を安置していた
岩のくぼみがそのまま残されていました。

ここで多くの信者が暮らしていた姿は、本当にロールプレイングゲームに出てくる世界。
不思議な奇石の景色の中のこの集落は冒険者になった気分で部屋を探索できます。

ギョレメに戻り、昼食後、二人で相談してここはいかねばならぬ。
と向かった先はキリシタンたちが作り上げたダンジョン、地下都市。

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しかし、その目的の街についていても全く活気も覇気もなく....
その町自体が遺跡っぽい・・・・・。
その中を不安な気持ちで町を進むと、突然新しい建物

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どうやらここがダンジョン迷宮の入り口の様子
チケットは25TL

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とはいってもまぁ、ただの洞窟でしょ?
くらいに思っていたが!

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そこはまさにダンジョン。
天然でできたものではなく、人が一から掘って(しかも紀元前だから手で!)
できた人間の作ったアリの巣。

P9130326.jpg

中には生活していた食堂やら居住スペースやらがあります。
まさに人間蟻!!

通路はかがまないと進めないので、しばらく探索すると腰が痛くなってきます。
それでも歩き回っていると、自分が今どこにいるのかわからなくなります。
しかも地下何階まであるんだ??という階層の多さ。

空気を送り込む穴もありましたが、のぞき込むと数十メートル地下まで深さはある様子。
すべての場所を探索できてはいないのでしょうが、それでもかなりの時間探索していました。

この岩盤をここまでくりぬいて作った当時の人々。
迫害から逃れてきたとはいえ、ものすごい労力と追われる恐怖心があってここまで作ったのでしょうか。
本当のところはわかりませんが、とにかく驚きです。

さらにおどろくのはカッパドキアの地域にはここのほかにも数か所同じような
地下街が発見されていて、一番大きな地下都市は18階まであるということ・・・・・。

どんだけ掘ったりくりぬいたりが好きなんだ???

それにしてもかつてあったカッパドキア王国。
見どころが多すぎて一日ではとても回り切れません。


さて、試合は残り一日。
精一杯頑張ってきます。


posted by Yoshiki at 13:57| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月14日

奇跡な奇石とカッパドキア大国

トルコの有名な観光地といえばイスタンブールやパムッカレなんかが有名ですが、
カッパドキアも観光地として有名な場所。
今回のAksarayからも80q程の位置にカッパドキアが広がっている。
観光地といえば、何かランドマーク的なものを中心にあるものだと思っていましたが、
カッパドキアは、その観光地がいくつかの市町村にかなりの広範囲に広がっている。

この日は朝から爆風、早々にキャンセルが決定したので、廣川選手と気分転換もこめて
カッパドキアに向かったのである。

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行く前に情報収集したところによると、かなり奇妙な景色が広がる場場所である。
もう紀元前には人が石をくりぬいて人が住んでいた。広大な地下都市があるらしい。
と、何やらワクワクしてしまうキーワードがちりばめられている。

ここで有名なのは熱気球らしいのですが、パラグライダーが飛べない風で気球など飛べるはずもなく、
空を飛んでいるものを見ると逆にストレスになってしまうので、天気が良く、風が強すぎるこの日は
我々にとって絶好な観光日和になったのでした。

さて、最初に到着したのはギョレメという町。
ここを中心に広範囲で見どころが広がっているということ。

その少し手前にはすでに奇石が広がっていて、車を降りてぶらぶら見ていると、トルコ人のおばさんが
どこから来たんだ?と話しかけてきました。とても感じのよいその方と話していると、うちはそこだから
見ていけというではありませんですか。その指さすのは奇石をくりぬいてできた家。

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中は快適な部屋がいくつもあり、これをもう何千年も前に人間が手で削って作ってきたというのだから
驚く。部屋は気温が一定で夏でも涼しく快適。

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観光地のど真ん中にあるから、もちろん人が入ってくるし、そこで観光客相手の仕事も
しているということでしたが、なかなか面白い旅の始まり。

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バルコニーから見える景色もなんだか異世界。

次に向かったのはギョレメの街を越えたところにある隠れキリシタンの里。
日本でも隠れ里的なものがありますが、初期のキリスト教は迫害を逃れてこの地で隠れ住んでいた
という場所ですが、そのすべてが岩をくりぬいて居住地や、教会を作っていたということ。

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さて、ここから面白いというところですが・・・・。
試合に行ってくるので一時中断!!


posted by Yoshiki at 14:19| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月13日

昨日とは比較にならないコンディションとスピード

気象情報が当たらない・・・・。
朝に張り出される気象データと気象ブリーフィングで発表される情報は、その日どのように飛ぶのか、
バラストを増やすか減らすか、そういうところに響いてくるのですが・・・・・。

この日、発表されたタスクは90q。
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昨日までとは違い、T.O.のあるHassan山をぐるっと大きく回ってくるような
タスク。
ブリーフィングでは、山の南西に小さな低気圧ができる予報で、それに巻き込むように風が吹いている。
でも後半の平野では昨日よりも上昇が弱い。
とのこと・・・

昨日は110q飛ぶのに6時間かかってたどり着けませんでしたが、
さて、この予報、詳しいコンディションがわかりにくい。

とにかく後半は昨日のように弱いかもしれない、そう思って飛ぶことにします。
スタート地点が、T.O.から一度7q離れそこからになるのですが、
いつも通りHassan山には高い場所に雲ができているので、
そこでしっかり高度を稼ぎます。

この日は高度3500m。
なんだか練習日のように調子よく高度が上がります。

P9120220.jpg

昨日は2500mまでしか上がらなかったのに、まるで別次元。
高い場所はサーマルが激しく、しかし、Hassan周辺を離れると雲がまだ発達していないために、
スタート時間近くになってもみなその周辺で雲の高さを維持。

距離的には東へ行ったほうが、近いのですが、
サーマルがある南東へ徐々に進みながらのスタート。

スタートと同時にヤッセン選手は一人タスクに向かい突っ走ります。
彼のいつものスタイル

私とフェリックスといった選手数機がそれを高くあとをおい、
ほかの集団はさらに高さを保ってコースを南東に取りながらのスタート。

上から見ると、ヤッセン選手はもう地面に降りそうになっているのでは?という高さ
をひたすらその先にある雲とそれの発生源の街に向かってひたすら進んでいきます。

しかし上がらない。
私も高度がどんどん降りていきます。

しかし、そこでカツーンと彼はターンをします。
見ていてもわかるくらい強烈なサーマル。

一気に高度を上げていきます。
私もそれに乗るためにスピードを緩めずに入ります。
が、その時間差で、もう置いて行かれています。

後続がその上に高く入り、私はサーマルで少し遅れます。
それでもサーマルは強烈なので、高い人が先に行っても、焦らず高度を取ります。
そして東のターンポイントを取って折り返す。

集団は長く伸びて次のに北のポイントに向かって伸びています。
少し後半にいる私。
しかし、私とシャル選手等10機ほどは少し南に回り、雲の下へ。
そこで先ほどのような強い上昇で再び雲の下へ。
そこからは雲が伸びている下を北に向かって飛びます。

先に行った集団とは500m以上の高度差。
雲に吸われ続けるので、フルスピードで高度を上げないように飛びます。
追い風もあって時速は80q/hを越えています。

そこから15q、高速飛行。

P9120240.jpg

先頭をいくヤッセンはそれでもその高さに上げてきて、すべてを抜き去った我々と合流。
そして先へ進みます。

ここから平野。
予報では非常に弱いということでした。

しかし、3200mの高さをもって一気に平野へ。
最後のターンポイントは20q先。

確かに最初はサーマルがなかなかないのですが、
高さにものを言わせて一気にターンポイント近くへ。

ゴールまでの到達高度も、あと一度サーマルをとらえれば行けます。
サーマルがないと横に広がっていく先頭集団。

このコース取りがうまいのがシャル選手。
まっすぐ行っているのに我々と100m以上高度差ができていきます。
最後のこのレグでの高さの違いは決定的でした。

高さを維持できたシャルと5機ほどが高いところのサーマルを取り付き、少し上げて
ゴールへ。我々はその高さを取るのに時間がかかってしまいました。
その時、高い高度を後ろから見たことのある機体。
廣川選手だ!!うーんあの人おいしいとこもっていくな。

我々の上を通り過ぎゴールへ。
高さは十分。すぐに私も向かいます。
最後の5q。フルスピード。

しかし、ここからひたすら上昇帯。
なんだよ!!!どこか渋いんだ!?

フルスピードだとサーマルでグライダーが跳ねるように動き、
とにかくコントロールに気を使っていないと、ここでつぶれたら
もう目も当てられません。

そのまま維持してゴール。
ゴールした時は7番手くらいですが、リーディングポイントにより、
この日は10位でのゴール。

昨日6時間かかって110qがゴールできなかったのに、今日は93qを
わずか1時間45分で飛びました。

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総合はまた16番手に復活
さぁ、ここからレース後半です。
posted by Yoshiki at 13:10| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月12日

一度の大きな判断ミス

大会3日目、波乱のタスクになりました。
朝はいつもよりも30分早い9:00の出発。
そしてブリーフィングでは114qのタスクが発表。

P9110151.jpg

気象情報だとアゲインスト(風上)に向かって行くレースになりそうなんですが・・・・。
パラグライダーのレースではサーマルで上昇する時間もあるのでスピードが速めでも30q/hくらいの速度で
レースが推移していきます。それを考えても約4時間。
スタート時間が13時に決まったので、順調にいって17時まではかかります。
しかもその時間を過ぎるとサーマルの活動は弱くなります。

P9110153.jpg

風上に向かうレグが68qもある・・・・
なかなかチャレンジャーなタスク設定。
コンディションは良い予報なんだろうな。

ということで離陸時間になりいつものように空へ。
昨日よりも少し寒さ対策をして離陸していきます。

T.O.の上空の雲は2500mほど。
しかし、その裏のHasan山の雲は3000mまで高くなっています。
徐々にシフトしてそちらの高さへ

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雲には入らないように3,000mの高さを飛びながら、
スタート方面に高く上昇しているグライダーを発見。
こちらに来ていた集団でスタート方面に移動・・・
しかし、サーマルはなくまた元の場所に戻ろうとして・・・シンクに捕まる。
スタート時間がもう少ししかないのにこの集団が一番低くなってしまいます。

何故???

スタートはなし崩し的に活発でなくなってしまった上昇気流を見切ってスタート。
高度は2000mほど。(ちなみに地上は1000m)
しかも行けども行けどもサーマルはない。

他の集団も同じようで、サーマルを探しながら進むので、散り散りになっていきます。
私も弱いサーマルに何とかひっかけて高度を上げては進みます。
しかし、ここもアゲンスト...

なんだスタートからこの状況は!
きっと平野まで出れば状況は変わる。
そう思いながら高度を慎重にとって行きます。

私が苦しいときはほかも苦しい。
最初のターンポイントを取って折り返したころにはほぼ全員が同じ場所。
よし、これでリセット。

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比較的強い上昇で2500mまで上げ返して平野へ。
昨日までは2500m以上の戦いでしたが、この日は逆転層が張っているようで、これ以上上がらない。
対地高度1500mで推移していかないといけません。

平野に出て、サーマルはブレイク!!!!かと思いきや、
一向に強くならない上昇。

集団の前のほうを飛びながら、一番前に出ることはせずにサーマルを充てては進みの繰り返し。
しかも雲がなく、上昇も弱いので進む速度が上がらず、まっすぐには進めません。

ただひたすら60qを西へ。
そこに2時間ほどの時間が必要でした。
あと20qほどでようやくターンポイントという地点。

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私は少しぼーっとしていたのかもしれません。
右側で弱いサーマルがあり、皆そちらへシフトしていきます。
数機がそのまままっすぐ飛び続け、それまで集団でシフトしていた私でしたが、
そのまままっすぐに進み、その数機からも離れてしまいました。

上昇の確信があったわけではないのですが、そちらに上昇がありそうだったので
しかし、これが致命的なミスになりました。

私はもう降りてしまうかというほど低くなり、ようやく上昇にあたったころには
集団は高く、ほかの数機も上昇に入っている真っただ中。

ここで上げ切ってあとを追うしかない。
そう思って上昇しているのですが、ある一定の高度までしか上がってこない。
日差しも弱く、逆転層が低いところにも張っていた様子。
高い高度の人はその上の高さまで行くのに、どう頑張ってもそこまでたどり着けない。
しかもその先はどんよりとした雲が広がるどう見てもサーマルが活発でない空域。

そして時間はもう5時になろうとしている。
0.5m/sずつしか上がらないサーマルにしがみついていますが、
このままではゴールはおろか、先に進めない。

暗い空域を雲近くまで上げた集団んはその奥にあるターンポイントを取ってきますが、
私は彼らよりも300m近く低い。
しかし、行くしかない状況になり、何とかポイントはとったものの、高度はもう地上付近。
何とか残った温度で発生する弱い弱い上昇に乗って進みますが、最後は力尽き着陸。

結局この日ゴール者はいなかったものの、トップは私よりも20qも先に進んでいました。
当然順位も落としてしまいました。

回収車もあちこちに降りてしまったパイロットたちの回収にてんやわんや。
結局この日帰ったのは21:00。

明日は気分をすっきりさせてまた飛んできます。
posted by Yoshiki at 13:13| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月11日

まずは手堅く

P9100150.jpg

大会2日目。
今日もよく晴れ渡っています。
とにかく乾燥しているAksaray周辺。朝と夕は長袖が必要ですが、日中は半そでで十分なところ、
しかし、空は本当に寒くて、皆冬装備で飛んでいます。

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こんなに晴れ渡っていますが、天気が悪くなる予報もあり(というか、この崩れ方は
上昇の発達が強すぎるからだと思われますが)この日は68qと抑えたタスク。

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タスク前には昨日のタスクに対する説明があり、また、安全に関しての注意喚起がされました。
この日のレースは離陸後、北へ6q先のスタートを切り、北上して山から離れ、ずっと
平野を飛ぶというタスク。

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今日こそは成立してほしいと思いながら準備をして空へと上がります。
今回、大会で心掛けている戦い方は「集団になる」というもの。
ここ一年、自分なりにフライトスタイルを変えることを考えてやってきていますが、
ようやく少し見えてきたというところ。
集団についていくのでなく、集団という飛び方の一部になる。
自分が行くか行かないかも自分の判断にプラスして全体の動きも同調させるという
意識で飛ぼうと思ってやっていますが、これがようやくはまってきたような気がしています。

さて、スタート前はどんどん発達していく雲の下、雲に入らないようにしながら
それでも低くしないように飛びます。
もう雲から離れて飛びたい!!と思うのですが、スタートラインの空域から離れるわけにも
行かず。上下左右気を配りながら空中待機。
あちこちで、雲に吸われてスパイラルで急降下してくるグライダーもいるので、上を十分に
気をつけていないとです。

スタート。雲に吸われながらそれでもターンポイントへ向かうので、高度を落としながら先に
行くのに、グライダーをフルスピードにさせていきます。
もちろん不安定になりますが、もうそこはBライザーコントロールでグライダーをつぶさないように
コントロール。ピリピリと神経を使う場面。

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最初のターンポイントをとったら広い平野をひたすら進みます。
ここで先頭を引いていくのはヤッセン選手やシャル・カゾ選手。
コース取りが数十メートル違うだけで高度差が出るので、ラインどりを見極めながら
先に先にと進んでいきます。

P9100126.jpg

雲と地上のサーマルトリガー(サーマルができるきっかけになるような場所)を
探しながら進みます。
この日は2m/sの上昇率には目もくれず、それ以上のサーマルだけをつかんで
一気に雲底へ、そして進むを繰り返していきます。

ターンポイントまであと600m。
でもまだサーマルは次のポイントに向け流れているし、高度を取っていこう。
そう思って高度を上げ、ターンポイントと距離を取ったまま平行に移動。

ここが私の今日のミス。
ここで今日のトップたちは先にポイントを取っていた様子。
私は高度を確保しながら移動し、結果、このポイントを取るためにあとから遠回りを
する羽目に・・・・。

P9100120.jpg

上昇も強いですが、シンク(下降気流)も激しいこの日。
ゴールまで一直線で、GPSでもゴールに届くと示していても、
最後の小山とこのシンクを気にしてか、ゴールに達する高度を皆高くとっていきます。
私もこの動きに慎重になり、高度に余裕をもってのゴール

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結果は16位。
遠回りした分遅れてしまいました。

まぁ、でも初日としては十分。
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この日は大量のゴールでレースが終了
110名中の105名がゴールしたのでした。

この調子で明日も飛んでいきます!


posted by Yoshiki at 12:34| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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