人と合う時に、自分の簡単な紹介になる名刺。それを収納しているケースは財布についで大切。私のは人から頂いたお気に入りなのです。
そしてそれを落としました。
メーカーさんのところに行くのに原宿で電車を降り、名刺入れにスイカを入れているのでそれを使って改札をでて、そこから10分程歩いた場所までの間にどうやら落としたらしい。
打合せの時間も、次の予定もあって、気がついてすぐに探しに行けず、打合せのあともと来た道を犬がクンクンとしながら歩いているように道を見ながら駅まで戻ったのですが、ない。
がっくりしてる暇はない!!
その足で原宿警察署へ。
ちなみに駅から原宿警察署へはあの竹下通りを抜ける必要があるのですが・・・・。
とてもここは苦手。
警察署ではとても丁寧な対応をしていただき調べてもらったものの、届がない。
申し訳なさそうに対応していただいた婦警さんには感謝。
でも、そういうほど悲観していないのです。
ここは日本。きっと出てくるだろう。
これが海外だと、もうあきらめてます。
これまで海外で無くしたものが出てきたことはない。
その後、ドタバタと打ち合わせをこなしていってからの夕方。
携帯電話が鳴ります。知らない番号からの着信。
「呉本さんですか?」という電話の主は、なんと私の名刺を拾ってくれた方。
しかもわざわざ連絡してくれたのです。
「すぐに警察に届けようとしたのですが、仕事でなかなか行けず、直接連絡をしました。」
とのこと。
あぁ、なんていい人だ。
翌日、待ち合わせをしてわざわざ届けてくれた好青年。
爽やかな人でした。
「お礼なんていりません!自分も落とした時とても困ったので。」という彼。
しっかり名刺交換して別れました。
面白そうな業界の人でした。今度東京に来た時にはお酒でも飲みましょう。
という約束を交わして。
以前、パラグライダーメーカーのOZONE社のラッセルは、日本人がとても親切で、居心地が良かった。
だからもう一度日本に行きたいんだ。と話をしていました。
日本はカルチャーや、景色や文化がいいんだと一生懸命観光誘致をしている日本。
本当の日本の良さは人の良さを売りにしてみてはどうなんだろう。
だって、この日は本当にいい気分で過ごせたのだから。
posted by Yoshiki at 09:34|
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