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2018年06月30日

待って待って飛んでまた待って

残り2日。
一日でも多く飛んで成績を上げたいところ。
気持ちは十分なのですが、問題は天気です。

ジェモーナの天気は変わりやすいことで有名らしく、
3日間連続でできたのはラッキーだと地元のパイロットは言っているみたいです。
いやいや、そうはいってもあと2日の日程ですから飛べないと困ります。

朝8時の集合。
天気はまだ雲がどんよりと残る朝。
不安が大きくなる天気ですが、送迎者の準備は万端。
この日も1時間半移動するメドゥーノへ移動することに。

天気予報的には2時には晴れて5時までは条件がよくなるということ。
そしたらこんなに早くいく必要はあるのか??と思うもバスは出発。

現地に到着してみると・・・・

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まぁ、そうだよね。という天気。
スクール生にはとても穏やかな空。
何人かのパラグライダースクール生がまっすぐ空へと飛んでいきます。
これでは試合に全くなりません。

ここから長い長いウェイティング。

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やることといえば話をすることくらい・・・・。

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時折小雨がぱらついたりしても来ています。

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ウェイティング・・・・・・・

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イタリアは山の上に置いておく休憩用の椅子までデザイン性を出してきます。

3時間以上のウェイティング、天気予報通り2時になると確かに天候が回復し始めました。
これは!!!試合ができる!?

にわかに活気づいてきて、タスクコミッティーがタスクを考え始めています。
そしてタスクも発表!

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35qと短い!!ですが、それでもできるなら!!!

ダミーも出始めて快調に・・・・・?あまり上昇しませんね。
まぁ、晴れてきたばかりだから・・・・。

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しかし、離陸はできるようになってきた空でも地面が温まらないのと、
空気が暖かいので上昇が上がらない。
何とかステイする高度のみ。

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これでは120機のグライダーが空にとどまれないのでは??
そういう空気が流れ始め、選手でもタスクキャンセルの宣言がされていないのに
離陸してしまう選手も出始める中、これだけ待って無念のキャンセル。

あぁ・・・・・・

フリーフライトはオッケーになりこうなったら飛ぶしかない。
いそいそと空へ

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確かに空のコンディションは弱く短いフライト

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上昇してもT.O.より高くは飛べず・・・・。
そしてジェモーナに向かう途中で多くの選手たちと着陸。

片付けて近くのバーまで移動。
そして回収車がくるまでの長い長いウェイティング。

帰ってきたのは20時近く・・・・・。
待ち疲れの一日でした。

さぁ、残すは最終日。
最終日はフライトできそうです。ここでまくって大会を終えようと思います。
posted by Yoshiki at 13:40| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月29日

ワールドカップ運営

天気予報が当たってくれるとそれはそれで本当に残念に思うこととなるこの日。
天気予報通りの北風と天候の不安定さはこの日の大会キャンセルを主催者側に
決めさせるには簡単だった様子。
2日続けてのキャンセル・・・・。

この日は私のPCのACが壊れてしまったので、それを買いたいとイタリア人の友人である
アントニオに伝えたら、彼は快く私と平木さんを買い物ツアーに連れて行ってくれたのでした。
途中財布がなくなるというハプニングはありましたが、心優しいイタリア人が拾ってくれていて
事なきをえました。

アントニオの話によると、イタリアでも北部はヨーロッパ経済の流通もあり、治安と経済的がとても
いいのだといいます。南になればなるほどそれらが悪くなっていくのだと。

閑話休題

夕方、ワールドカップの全体集会が行われました。ここでは、ワールドカップの活動報告、
また、これからの活動についてと収支といったことが、大会運営のほとんどの運営資金源である
選手に毎年一度行われます。

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マイナースポーツであるパラグライダーはワールドカップにおいても基本的な運営は大会選手の
参加費用で賄われています。しかし、近年、ライブトラッキング、GPS機器、映像制作など
大会運営にかかる費用も上がってきているので、今後それらをどうしていくかが課題。
しかし、今回はそこに対しての解決策はまだ見いだせていない様子。
世界中のメディアで取り上げられ始めているワールドカップなので、これからに期待です。

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さて、今回のブリーフィングの中で、来年のワールドカップの日程が
発表されました

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来年はアメリカでも行われる様子。
日本でも大会開催をしたいものだと考えています。

明日はいつもよりも集合時間が1時間早くなりました。
さぁ、あと残り日程全部飛べてほしい。
全力で飛んできます
posted by Yoshiki at 14:02| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月28日

レストデイになりました

大会4日目。
ここから逆転劇が始まる!!

そう思っていた朝。
天気は良く、ジェモーナに向かう途中も気持ちの良い青空・・・・・
なのですが、なぜか山の向こうは天気がフィーバーしてしまっているようなどす黒さ。

「いや、でもまぁ山の向こうだから大丈夫大丈夫ははははは。」
平木さんとそんな話をしていたのに、大会本部についてみるといつもある送迎車の車列がありません。
これは・・・・・

そしてブリーフィング。

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残念なお知らせ。この日はキャンセルとなりました。
理由は北風が強く、また、この周辺以外はどうやら天候が荒れていて、
大会ができるほど天気が安定していないらしい。

貴重な一日が・・・・・・。

ただ、まだ日程はあります。
ここは気持ちを休めてまた次に臨んでいくということでしょう。
レストデイの過ごし方は選手たちによって全然違います。
のんびりする人もいればハイキングをしたり、観光をしたりとリラックスにもいろいろあります。

で、私はというと

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スイスチームとMTBに行くことに。
ヨーロッパでも今マウンテンバイクはかなり流行っているようで、
今回ヨーロッパ大会なので車出来ている選手が多く、多くの人が
自転車を積んできています。

友人のスロベニア選手のユーリからMTBを借り、山に行くスイスチームに
混ぜてもらうことになりました。

目指すはT.O.!!

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ひたすら漕ぎます。
漕ぎ続けます。

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2時間ほど漕ぎ続け
最後には牛の間を通り抜け

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山頂へ到着、

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ここからは登山道を駆け下ります。
かなり道は岩がごつごつして危ない!!
慎重にでもそれなりにスピードを出して降りていきます

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途中道に迷ったり雨に降られたり・・・

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無事にゴールした後はビールで乾杯。

さて、リフレッシュ完了!!
明日は飛べることを期待
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2018年06月27日

イタリアの100kmタスク

快晴!待ちに待った快晴!!
さぁ、気合れていきます

大会本部に到着して車にグライダーを詰め込むと、
会場で最初のブリーフィング。
この日の風は北予報で、T.O.を変えるという話。
エリアの名前はメドゥーノ。
ジェモーナから小一時間移動した場所にあります。

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エリアのT.O.は、とてもプレッシャーのない綺麗なエリア
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見晴らしもよく、この日は多くのスクール生が飛んでいました。
日本からのパラグライダーツアーも多く来るこの場所。
この日も日本人ツアーが来て多くの知り合いにお会いしてビックリ!
ここで変な飛びはできません。

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この日のタスクは102q。
今日は絶好の条件だと言っているだけあってきました100q越えタスク。

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内容は、山に付いたり沖に出たり。を東西往復しながら行くのですが、
沖のパートが多いレース内容。

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長時間フライトが予想されるので、準備はいつも以上に念入りに。
そして空へと上がります。

【まさかのスタート失敗】
レース開始までは上空で待機するわけですが、この時に空のコンディションを
見たりして高度を上げ下げしているのですが、スタート前にはしっかり高度を
稼いでスタートするわけです。

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なのにこともあろうにスタート5分前に高度を落としてしまい、慌ててサーマルに
戻るのですが、こういう時になかなか上がらない。気持ちを落ち着かせ、まずは上昇することに
専念。
遅れるのはこうなったら仕方ない。慌ててスタートしてこの長いレースを終わらせる
わけにはいきません。
ほとんどのグライダーがスタートを切っていくのを見ながら上昇をしていく。
焦る気持ちと冷静さを保とうとする自分との葛藤。
つくづくパラグライダーの競技は自分との戦いです。

高度をとってスタートを切ったときにはもう100機近いグライダーはすでに米粒のようになっています。
ここからどうやって追いつくか。
まずはレースの序盤を効率よく飛ぶことだけを考えていきます。

私とともに遅れた10機ほどでグループを形成、その中には上位選手も入っているので、ここは協力体制。

そもそも高度を落としてスタートが遅れたのは沖の状態を見ていたから。
スタートしてからしばらく沖を飛ぶので、コンディションは弱い。
充分に追いつけると確信していたので、ここで焦らずに高度はしっかりとっていく
パラグライダーの速度は私のも先に行くのも変わらない。

焦ってスピードを出すとそれだけ高度をロスしてまた低い高度になってしまう。
タイミングが重要。

【中盤で追いつく】
最初の沖のターンポイントを取り、次の山側のターンポイントへ。
この時にはだいぶ距離を詰めることができていたのですが、まだ追いつくに至らない。
しかし、山側のターンポイントを取る手前の強いサーマルを掴んだ時、そのターンポイントを取ってきた
トップ集団とこれから取る私たちが交差する。

サーマルは風の影響でターンポイント側に流れている。
ここはしっかり高度を取りつつターンポイント近くまでサーマルに乗れば追いつける!
そう確信。

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果たしてそれはその通りになり、トップ集団の中に入ることに成功。
よし、ここから仕切り直し。

ここまで大きく遅れたのでリーディングポイントはもう期待できないが、
何とかこの中でゴールをしないとポイントが取れない。

ここからしばらくはトップ集団の中でのレース展開。
一気に高度を取って谷を越えていく!!

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【100mの差】
谷を渡って最西端のターンポイントを取りに行く。
この谷を渡る前にトップ集団の中でも20機は雲の高度まで上昇。
私はそのわずか100mしたまで高度を取っていたのですが、移動のタイミングに
併せてスタート。
しかし、この100mが大きな差を生んでしまった。

100m高い層は高度をあまりロスしない層だったようだが、私より低い人たち
はどんどん高度をロス。
谷を渡ると高い人たちは山の上につけたものの、我々はあわやランディング?
というところまで下がってしまう。

ここで降りるわけにはいかん!!
と必死に高度をを取り戻したころにはもうトップ集団はまたしても米粒に

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この先の展開はコンディションも十分に分かっているエリアを飛ぶので、
これから追いつくのは難しい。しかし、差を詰めていくしかない。

こちらは第2集団を形成して先に行く。
第1集団を目で追いながら効率よく進む。

しかし、この時我々はトップ集団のさらに先に1機のグライダーが飛んでいくのを
知らなかった。

追いつきそうになるのに追いつけない。
それを繰り返しながら進むレース。
最後までその差が埋まらず。

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そして私は最後の最後、あとゴールまで少しというところのサーマルで
必要以上に上昇して余裕の高度でゴールした。
最後に慎重になりすぎて順位を落としてしまった。

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さて、この日のトップは後半トップグループの先を一人先行していった
オノラン選手がトップ。あのコンディションの中、一人先陣を切っていたとは・・・・。

私は最後に順位を落とし、やはり前半の遅れが大きくでて35位。
総合は45位に上昇したものの、大きなジャンプアップにはならず。
大会後半、しっかり飛んでいきます。
posted by Yoshiki at 14:48| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月26日

自分の飛びとの闘い

イタリアワールドカップが始まりました。
初日、二日目が終わり、現在66位と順位は不調ですが、今の順位をしっかり把握して
残り5日間、精一杯戦います。

さて、今回のレース、最近ここまで有名選手が集まることも少ないのでは?というくらい
パラグライダーの有名選手が集まる大会になっています。
ワールドカップイタリア、レベルの高い戦いになっています。

2つのタスクを終え、すでに波乱は起きています。
練習日、あれだけよかったコンディションは夜に振る嵐で空気が湿り、雲が発達して2日とも山が見えないコンディション。
強い上昇を期待していたのに、なかなか我慢を強いられる戦いになっています。

初日 「ワンミスが大きな遅れに」
練習日から比べて雲の多いこの日、タスクは56qと控えめなスタート。

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山には雲がかかり、コンディションは渋い予報。
タスクは山に近いところを東西に移動し、沖(山から離れる)に出て東西往するとようなタスク。
離陸すると意外とコンディションがよく、雲に入りそうになりながら待機。

スタート前、最初にイメージしていた弱いコンディション→そこそこ強いコンディションだと
頭の中で修正してタスクをイメージする。

スタートはいいポジションでのスタート。
前半は攻めていく。

常に前に前に行き、安全パイの高度を取りながらも先に先に進む。
この時は良いリズム。

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問題はそのあとだった。
一度高度をとり、何機かが谷の向こうに低く突っ込むのを少し高めに集団から離れて私もアタック。
しかし、高度が低いところはサーマルが活発でないタイミング。

ターンポイントを取った時には高度が低く、なかなか上がらない。
集団はその手前で雲まで上昇して悠々と先に進んでいく。

はぐれてアタックした人たちは散り散りになりながらなんとかサーマルを捕まえていくが、
もうトップの集団には追いつくことができず、そのまま息も絶え絶えでようやくゴール。
トップから30分も遅れるという大失態。この日80位(125名中)
上位にはいいメンツがそろっている。しかし、この日私同様アタックした選手の中には
常に大会上位の選手も多数。こうなると、攻めていくパイロットが増えてくる。

2日目 自制する飛び
朝起きると、雨がざんざんと降る空。
しばらくして止むが、さて、これは飛べるのか?という思いで会場へ。
9時に大会本部でブリーフィング。天候は回復傾向だが、競技ができるかは5分5分ということで、
それでもとりあえず山に上がるという。

昨日の失点を取り返さないといけない私は、一本でも飛びたいところ。
準備だけはしっかりしていく。
特に思いのほか寒いジェモナの空。ダウンと防風のジェケットは忘れないようにしないと。
こういう時にはミレーのライトダウンとゴアテックスプロが最高にいい。

車に乗って山へ。

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パラグライダーを山積みにしていきます。

T.O.は雲の中
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小雨もぱらついたりする中これで飛べるのか?という雰囲気。
しかし、タスクコミッティー達は大会のタスクを組んでいきます。

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この日は初日よりも山から離れた沖を飛ぶタスク。
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タスクが発表されたころには視界は開けて離陸できる状態に。
選手たちは準備をして空へ。

この日は予想通りに渋い。
この日は手堅く飛ばないと先がないので、自分を抑えていこうと決める。

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スタートから大集団が駒を進める中に私もきっちりポジションをとっていきます。
ペースは遅め。前方にある雲を見ては先に進み、高度があまり高くまで取れないので
きっちり上昇してまた先に進みます。

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選手同士けん制しあいながらのレース。
低いまま進むと集団が全部同じように進んでいきます。
途中、少し遅れそうになると、集団とは少しだけ離れてしっかり上昇していき
またトップに追いついていく。が、この日はそれ以上前には出ません。
出たい気持ちを抑えて抑えて・・・。

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しかし、最後は抑えすぎて慎重になりすぎた。
トップから1分半遅れの35位。(大体2秒ごとにゴールしている)
ポイントはそこそことれたものの、大幅アップにはなりません。
とにかく総合も順位を上げた。

この日も大量のゴール(108名のゴール者)

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明日は最高のコンディションとのこと。
大荒れの大会はさらに荒れていきそうです。

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パラグライダー、チームスポルティバの面々。
スイスはスポルティバがイェールとミハエル・マウラーをサポート。
スポルティバチームの出来上がり!!

大会選手の多くの人がスポルティバをはいていますが、
競技選手にはトレランシューズが人気。
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イェールはライカンを着装。

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私やミハエルはアキラを使っています。
ランニングにも使えるクッション性としっかりグリップする靴底がレースでのアクセルコントロールにも
ストレスなしです。

さぁ、明日は勝負です!!

posted by Yoshiki at 14:07| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月24日

ジェモーナ最初のフライト

公式練習日の土曜日。
朝9時集合の時間に行ってみると、昨日までは見かけなかったワールドカップ選手たちがぞろぞろ。
この日の空は快晴。天気もコンディションもよさそう。

ジェモーナの山は迫力満点。
離陸場まで上がる車窓から見てもその迫力に圧倒されます


公式練習日は通常タスク(競技内容)が決められ、各々の判断でそのタスクをこなしていくのですが、
この日はないようで、選手たちは自分の準備をして次々に離陸していきます。

ちなみに思いのほか寒いT.O.(離陸場)。飛ぶともっと寒そうなので、ダウンにアウターを着ていきます。
ここの山は岩盤で形成されているので、日射が当たるとすぐに上昇気流が形成され、まぁ、強いコンディションになります。

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がつーーんとくるサーマル(上昇気流)。この突き上げられるような感覚は久しぶりです。
このエリアは初めてなので、上昇をして雲の高さまでいってから、他のグライダーについていきながら
離陸した山から一つ北へ行った尾根を東へ進みます。

時折ガツーン、ガツーンというサーマルにあてられながら、前を行く何機かを追っていきます。
うん。今回のレースは間違いなくこの岩山斜面のスピードレースになるな。

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行きには集団とは離れて斜面からも離れながら飛んでいましたが、
10qいったところでリターン。
リターン後は聖子選手、シャル選手とともに岩山すれすれをレース感覚で
飛んでいきます。

風も強く斜面にあたる中、スピードを緩めることなく進む。
久々のこれだけの岩盤の中でのスピード。
怖さも出てくる中、グライダーをコントロールしていきます。
しかし、この日はそれでもハーフスピード。
本番はこの中フルスピードで飛ぶことになります。

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岩盤の終了まで行って今度は大きな谷を渡っていきます。
2機はフライトはこれまで!という感じでLD(着陸地点)へ戻っていったの
のですが、私はもう一飛び。

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ライン交換が終わったグライダーは本当によく飛びます。

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谷を渡って別の山並みをしばらく飛んで、空域を確認。
そのあとは山から離れて平野をフライト。
この日のコンディションは山でも沖でもサーマルに事欠くことなく空を満喫。

この日は夜に受付及びブリーフィングが行われました

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やる気充分です
さぁ、本番です
posted by Yoshiki at 13:59| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

駆け足観光 イタリア北部 

紆余曲折ありまして、今回私が滞在しているのは大会会場のジェモナから南へ30q程の
ウディネという町のはずれに平木選手とスロベニアのプリモシュ選手と滞在です。
ただ、金曜日は私だけ先に入り、あわよくば調整のためにフライトをしたいと
考えていたのに、木曜日の夜中は目が覚めるほどの雷。朝はまだその嵐の余韻が
残る天気。なので、この日は駆け足で気になる場所を観光することに。

ウディネ 

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チビダレデル・フリウリ

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パルマノバ

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アクイレイア

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グラドへ続く海の道

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さて、しっかりこのことについて書くつもりでしたが・・・・・。
またどこかで・・・・。
ただ、言えるのはこの土地は古代ギリシアよりも前から人の文明が始まり、
人々が住み着いていた土地。
それゆえに多くの悲劇的なことが他よりも多く起きてきたんだなぁ。
と思える観光でした。

そして、やはりヨーロッパの景色。
広さと古い文化の景色は独特な感覚に襲われます。

posted by Yoshiki at 06:07| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月22日

ワールドカップイタリアへ!!

イターリア!!
日本の梅雨空をエンジンの力で脱出!!

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そこに待っていたのは

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あーまさにヨーロッパ臭たっぷりの景色。
ということでイタリアワールドカップ参戦のためにジェモーナというところにやってきました。
最近は出発をセントレア空港を使用しています。
結局成田で乗り換えになるのですが、長野県伊那市からパラグライダーやらに持つやらを抱えて電車で行くよりも
車で行きかえりが楽で、さらに1時間半ほどの運転で到着するので成田での待ち時間を考えてもそちらのほうが楽で
安全。

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まぁ、今回も朝一の飛行機だったので前日夜入り、最近よくお世話になっているセントレアのカプセルホテルで
寝てからの出発。

今回の飛行機はセントレア→成田→ウィーン(オーストリア)→ヴェニス(イタリア)と3回の乗り継ぎ。
パラグライダーパイロットは飛行機のトラブルが多いみたいですが、私はもうそれはそれはすんなりとイタリアの地に
降り立ったのです。

まぁ、ヴェニスでレンタカーの予約が翌朝だったのに途中で気が付いて、近くのホテルを慌てて予約するという
ことはありましたが・・・・。ビバインターネット世界!!
誰かが言っていましたが、”インターネットの発達で海外旅行はもう冒険じゃないよね。”
まさにその通り、空港にはどこでもWifiがつながるし、Google先生は見聞のひろーいお方なので大概のことは教えてくれます。
教えてくれないのは実体験くらいでしょうか。

さて、翌朝レンタカーを空港から離れたレンタカーショップ(ホテルも空港から離れていたのでちょうどよかった)に借りに行き

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陽気なイタリア兄ちゃんと話が盛り上がり、ついでに「良い車にしてくれ!」といったら、
任せろ、まだ新車で君が2番目の借主だ!という走行2000qの新しい車を用意してくれました。
確かに新しいのですが室内掃除くらいしといてくれや。まぁ、いいけど。

さて、目的のジェモーナにはそこから車で2時間弱、しかし、今回の宿は同じく大会参加の平木さんに
同じアパートをとってもらった、ジャモーナから30q程離れたUdine(ウディーネ)という町。
日本よりも民泊が一般的なヨーロッパではAirbnbというサイトで普段使用していない部屋やアパートを
借りられるシステムが進んでいます。今回の部屋も老夫婦のオーナーの家の2階。部屋には暮らせるものが
すべて整っているし、広いし清潔。

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これで自炊もばっちり。

荷物を落ち着かせ、エリアに移動。
そこから30分ほどのジェモーナに行きます。

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実は出発する前々日に徹夜でグライダーのライン交換をしたのでチェックのために飛びたい!
と思っていたのですが・・・・・
パイロットに会うことかなわず。
この日は誰も飛んでいません。天気はいいのになぁ。と思い、仕方なく買い物を済ませていると、
山の雲はどんどんと怪しくなっていました。

夜中、寝ているときには目が覚めるほどの落雷。
それくらいあれた天候になっていたのでした。

さて、目覚めて外を見てみると

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曇天・・・・・
梅雨空に追われているのか??



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2018年06月12日

鳴倉のポテンシャルと秘密の温泉

結果から言うと今回の大会は不成立となりました。初日は雲の発達に伴う判断でのキャンセル。2日目はコンディションがよくなりきらなかったことでほとんどの選手が離陸後そのままランディングとなったのでした。

それでも、天気予報だけで見ていると両日ともに飛べない可能性が強かったのに、雨のあともサーマルがでて、フライトができ、2日目も我々最初の集団だけでも1000mを越える高度に上がれるという、エリアポテンシャルの高さには驚かされます。大会が成立するかしないかは本当に微妙だっただけに悔しくもありますが、来年に期待です。

初日はキャンセルになったあと、八海山麓スキー場にマウンテンバイクのコースができているということで行ってみると、地元の愛好家達がスタッフ化してコース作りをしていました。そこに混ぜてもらい私もライドを楽しませてもらい、エリアを作ることの地元愛の強いパワーを感じたのです。

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2日目は、短いフライトでしたが、バンピーなサーマルと風に翻弄され、久々にマックスの集中力。
点数はなかったものの、ドラマのあるフライト。

一応順位はつき、五位で終了。若手の荒井選手の気持ち良い男気あふれる飛びで彼が優勝したことはライバル出現の気配をビシビシ感じるものでした。

さて、帰り道。私は旧友の西山君の所へ。彼は金具屋というジブリにも出ていそうな宿の九代目。
今までお互いに忙しくてゆっくりできなかったのですが、この日は久々に奥さんも加えてゆっくり話すことができ、古い温泉街でやる彼の新しい試みやら近況やらを話せて幸せな時間。
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秋のチャレンジも金具屋さんが応援してくれることにもなり、しっかりやらねば!と気持ちも新たになったのでした。

ありがとう二人共!
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そしてここは渋温泉
当然温泉にもはいったのですが、
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素敵な温泉を貸し切り。
ここは一般には開放していない温泉に入らせてもらいました。

さて、来週はいよいよイタリアです!
準備をしっかりしないと!!、
posted by Yoshiki at 14:03| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月08日

いざ鳴倉

週末は新潟にて試合です。
本日は打ち合わせもあり白馬経由でたらたらと現地入り。

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普段海を見ていないので、海沿いの道を走るのは気持ちがいい。
途中で飛べそうな場所を見つけてはチェックしながら進みます

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テイクオフできそうな場所もいくつか。
しかし驚くほど凪いでいて飛ぶことはできませんでした。

しかし、日本海の夕焼けは綺麗だ

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さて、明日からなんですが
天気がイマイチ…
飛べることを期待です。
posted by Yoshiki at 22:30| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月03日

”ERUK” パラグライダーエリアテストフライト開始

長野県の伊那谷という場所は南北に50q、幅10qに及ぶ日本でも有数の大きさを誇る谷。15年以上前にはこの谷にもパラグライダー愛好者はそれなりにいて、スクールやクラブがあったが、現在はエリアが皆無。

いろいろな国に行ってきて、地元に戻るたびにここが飛べればと思っていました。

ケガをしたのをきっかけに長野に戻り、いろいろな縁で地元の地方自治体と動いては見たもののなかなかうまくいかず、しかし、これもまたご縁から、かつてパラグライダースクールがあった場所でエリアを作ることに。

地元を盛り上げる。そしてパラグライダーというスポーツを盛り上げる。そう思っていますが、長く続けていくためにはやはりお金を稼ぐということも重要。また、開発にあたり、やはりお金がかかります。

今は父や、援助をしてくださる方の助けを借り、ようやく飛べるところまでやってきました。

ここからがスタート。今はテストフライトを重ね、また、地元の人たちと連携しながらどのようにここをやっていくか日々模索中。私はまだ現役選手もしているので、そこをやりながらという状態。

「エリアを作る」といっていたものの、やはり個人の力ではどうにもならないということを日々感じています。


さて、そんな昨日、いよいよ飛んでみようという天気予報。

付き合ってくれる方が誰もいなかったので、今回は私一人でフライトをすることに。

このエリア、東面にテイクオフがあり、また、南側にはせり出した尾根があるのでボウル状になっているので、まぁ午前中は確実にサーマルが上がる地形。


テイクオフは増田さんの尽力でばっさばっさと伐採してくれた広いテイクオフになり、グライダーが3機は広げられるだけの広さができました。

初めてのエリア。ウキウキです。

あまりウキウキしすぎてラインが絡んで離陸!なんてありがちなので、離陸前はなんだかいつもより慎重になります。

この日の予報は弱いサイドフォローということだったのにも関わらず、やはり風はブロックされ、サーマルブローがもうばっちり入っています。

離陸後、よっしゃ!!まともなエリアから伊那の空を飛んだ!!という一瞬の喜び、そしてそのあとに来るガツンとしたサーマル(上昇)。うひょーーーーー!!と旋回を開始。

 GOPR2090.jpg

上昇をしながらランディングとは逆方向、すぐ裏の山に入っていきます。

わかりやすく「ここにサーマルあるよ」という地形。

そしてその上には手招きしているような綿あめのような雲。

バリオメーターは軽快に上昇音をならして高度は一気に2000mを突破。

裏の中央アルプスの山はまだ雲の中。

雲の高さまで上昇したので山の中腹を使って南下。


山は深いものの、サーマルポイントになりそうな場所がいくつもあるのに加え、この日はいい雲が行く先々でできてくれる。

宮田高原というかつてスキー場だった1700mの場所の上空まで来て、昨年アルプスを越えた時にこの上を通過したことを思い出す。ただ、ここまでくるアプローチが全く逆なので、違った飛び方がまだまだできるな。とコースを確認。

雲は徐々に高くなり、私の高度も2500m近くなっていく。


まだまだ南下してもよかったのですが、この日はこの後北上していこうと決めていたので折り返して北へ。エリア上空に戻り、高度を取り直して北の山へ取り付く。

距離はあるものの、ここも取り付くことさえできれば上昇はしっかりしている。

うん、わかりやすい雲が発達している。


高度が上がるとアルプスの裏側がよく見え、景色は伊那谷全体とそして一昨年噴火した御嶽が迫力ある姿を現す。そして松本平、諏訪が見える素晴らしい景色。

山の飛び方はなんだかヨーロッパを飛んでいる感じ。

GOPR2096.jpg


スケールが大きくてうれしくなる。


予定の辰野手前まで行き、ここで上昇をして今度は谷を渡る。

時刻は13時を過ぎてきているから西斜面のサーマルを期待。

谷のドン付きということもあって予報よりも南風が入っている。


西斜面は思った通りサーマルはあるけれど思ったほど高度が取れない。

何度も降りそうになりながらサーマルを捕まえては南下。

GOPR2098.jpg 

しかし結局エリアまで戻れるほど高度が取れずに箕輪という工場地帯でランディング。

一人じゃなかったらもう少し粘れたかもしれない。

 GOPR2100.jpg

今日のコンディションでレースをしたら簡単に70q位のタスクは組めると確信。

ただ、難易度はそれなりに高い。

今度はもっと南を飛んでみたいし、一気に谷越えをしていったりもしたい。

これからテストフライトを繰り返します。


このエリア、林道も多く、パラグライダーだけでなく、MTB(マウンテンバイク)のコースもできる。しかもハードなものでなく、初心者も楽しめるコース設定ができるから、フライヤーだけではなく、また、フライヤーも飛べないときにも楽しめる。

そんなエリアを作っていこうと思っています。

 少しずつパイロットの方たちも招待していきます!

エリアを一緒に作り上げていく方たちを募集中です!!

パラグライダーをやっていないという方も興味があればぜひ連絡ください。


よろしくお願いいたします。



posted by Yoshiki at 22:23| Comment(2) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月01日

尾神岳の戦い

有名な神話の天照大神の岩戸、その岩戸の一部が尾神岳になったという日本神話の残る山。
パラグライダーが飛ぶ日本の山はそんな何かしらの昔話が残っていることが多いなと思うが、
ここもそういった伝説が残る山。
5月最後の週末は新潟県上越市吉川区のこのエリアで「上越市長杯パラグライダー尾神カップ2018」が行なわれました。

このエリアでは最大人数になるのではないかという80人越えのおフライヤーたち。

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地元の方々も中継を用意したり、ライブでアナウンスを入れたりとここならではの
試みがされていて、これはパラグライダー競技のためにはとてもいい試みのように
感じます。

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初日から青空に恵まれ、地元からの期待も非常にたかなっている。
それなのにこの日風だけは味方をしてくれず、山頂で長い時間待機するも
風が後ろから流れている流れだけは変わらず残念ながらキャンセルに・・・・。

仕方ないので、ランニングをして下山。
途中にある案内板に2匹のモンスターを発見。

IMG_20180526_155656.jpg
怖い・・・・・

2日目。
朝から快晴。朝トレのためにグライダーを担いで山頂へ。
風は収まってきているものの、後ろから・・・・・。
風が止んだ時に「よっしゃ今だ!!」と気合をいれて走って離陸。

朝活を終えると、選手たちが続々と本部に集まり
いざ山頂へ。

今回、私はタスクコミッティという競技内容を考える選手に選ばれ、
同じくコミッティになった岩崎選手とともに朝からこの日の競技内容を考えます。

考えるポイントは3つ
・タスクコンプリート率(ゴールまでたどり着ける選手の割合)80%以上
・距離を30km以上にはしたい
・レースとして競えるタスク

エリアの現状でのコンティション、雲の出来方、風の予報、気象予報を見ながら
考えたタスク。

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エリア規模としては大きくない尾神でレースをいかに組むのかは
タスクコミッティをやると頭を抱える難問。

スタート時間も決まり。発表されます。
選手たちはタスクの説明を聞き、自分のGPSへ入力

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今回のレースは基本的には純粋にレースとして速さを競える内容。
しかし、その中でもコース取り、タイミングを図れるポイントを入れたもの。
さぁ、レースの始まりです。

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離陸後、サーマルは活発化。
1500mの高さまで上昇するコンディション。
今回80機ということもあり、離陸スタート時間からレーススタート時間までの
時間を長くとり、(選手の中で不平等を少なくするため)レースまでは1時間半。
私は最初の方に出たためにひたすら長く空にとどまることに。

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おかげでレーススタートにはほぼ全部のグライダーがいい高さ。
スタートと同時に選手たちは最初のポイントをクリアして次のポイントへ進みます。
この日全体的に無難にまとめてしまう飛びをしていた私。
それは最初のポイントからそうなっていました。

先に飛び出すのは岩崎選手と今絶好調の女性パイロットの山下選手。
漢気溢れる突っ込み先行を私は少し高く行くために無難に行ってしまうことで彼らに
400mほど遅れて追走する形。
先行する彼らに風の神様は微笑んでいるようで、先行するのに高度は上がっていく。
そして上には更に調子の良い平木選手が高い位置で飛んでいく。
そしてそのすぐ後には上山、成山、小畑といった有力選手たちが続きます。
こういう展開を考えてのタスクだったのですが、30kmという距離は短く、
全く気を抜けません。
先行していても一つのミスで大きく後退するリスクがあります。

山から少し離れた3つ目のターンポイントから山へともどるコース取りで
少し後ろの小畑選手たちがショートカットをしてトップへ。

少し高度は低いものの、コンディション的に問題ないと判断した様子。

P5270090.jpg

岩崎選手たちと小畑選手たちを見すぎる傾向のある今日のレース。
私はそこも攻めずに後を追います。
今思うと自分のスタイルから離れている・・・・・。

トップグループは混戦のままレースを進み、最後のポイントである尾神岳から少し離れた
米山へ。このポイントの中で私たちは少しだけタスクに難しさを入れたのですが、
そこを攻めたのは成山、小畑。
私はそこでも攻めではなく堅い飛びをしてしまう。

そこをせめていった2機を先頭に強い上昇をとり、最後のポイントへ。
私は少し出遅れ一気にスピードを上げる。

そして最初に飛び出した成山、上山、平木をキャッチすることができずに4位でのゴール。

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この日狙い通りその後も選手たちは続々とゴールし、80%以上の選手が
ゴールへとたどり着いた。

しかし、なんだか私のレース内容はイマイチだった。
順位を残していくのは重要。しかし、そこに自分のスタイルを置いてきてしまって
なんだかすっきりとした飛びができていない。
逆に最近の成山選手は先走るだけでないが、最近は勝負どころできっちり攻め、今年はレースを制している。

さて、最終結果は4位と表彰台を逃し

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今回のレースは特に女性パイロットの活躍がすごかった。

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毎年このエリアでの大会は地元の方々の力が我々選手に本当に暖かく、楽しい
競技をさせていただいています。私も将来的に競技を主催するようになれば
これを参考にしていかないとな。そう思うのです。

さて、レース後もこの日は飛びます。

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アジアゲームに向けてアキュラシー(着陸精度)の競技もあるのでその練習。
着陸ってそれだけを突き詰めるとやはり難しい・・・・。

posted by Yoshiki at 09:02| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする