ERUKロゴ.png
ay_bnr234.jpg

2017年01月19日

大会初日

ワールドカップがはじまりました。
今回、日本人参加者は5名(内一人はフランスチーム)
2016年の世界一を決める大会。
もちろん参加者全員が「勝ちたい」と思っているでしょうが、
その思いは誰より強く思ってきています。

s_DSCN2146.JPG

天候は大会に向け徐々に良くなっています。
朝から天候は良い!

タスクは東西をジグザグしながら南下していく79.36qのタスクが決まり、

s_DSCN2154.JPG

s_DSCN2155.JPG


早速準備を開始。
離陸前に、通り雨が我々を洗礼するというアクシデントもあり、(パラグライダーは、雨にぬらすのは良くない。)
慌てて選手たちはグライダーを仮設テントに運び入れて右往左往しますが、5分ほどでその雨は通り過ぎ、
天気は快晴に。

離陸時間は12:00。
選手たちは次々に飛び出ていきます。

s_DSCN2173.JPG


私もスタートから5分で離陸。
空中でのスタート時間は13:00。それまでに離陸して空中で高度を取り、スタートの
シリンダー(架空の円柱)の近くでどれだけいいポジションでスタートできるかが、
最初の関門。

突発的に強いサーマル(上昇気流)はあるものの、全体的に渋い(サーマルの弱い)コンディションに
選手たちは右往左往。サーマルがあると一気に100機以上のグライダーが集まってくるので
空中渋滞。上も下も右も左も気にしながらコントロールしていかないといけない。
これは結構なストレス。

しかもスタート前になぜかコンディションは一番渋くなり、全員が高度をとれず、狭い空域に全員がひしめき合って
のスタート。

スタートした後のサーマルも我が我がと入るので少し危険な状態。
私はここは見切って先のサーマルを探しに低めではあるもののT.O.のある山に戻ります。

ここでうまく上げていった最初の集団が高度を稼いでいきますが、それよりも1q程西側で
私は高度を稼ぎ始め、5機ほどの小さな集団で高度を上げて次のポイントに向かいます。

それでも全員、高度に関して慎重。
私も先に行きたい欲求を抑えて抑えてまずは高度を稼ぐことに。

それが幸いして、この小さな集団が、先に行った集団を追い抜き、先行していくことになります。

s_DSCN2176.JPG

先行しているものの、このバラダレスのエリアは、離陸した山を離れるととにかく低い丘しかない
台地が広がっています。

s_DSCN2168.JPG

雲を頼りに高度を上げては先に進んでいきますが、
少人数で進むとサーマルを探す効率も悪く、スピードは上がりません。

そのうちあとから来た集団に飲み込まれるようになり、
これはしめたもの。
人数が多いほうが、サーマルを探すアンテナが増えるので、先に進むスピードは上がります。

それにしてもブラジルの日差しは強い!!
この日も高度900〜1300mの高さを推移しながらフライトしていますが、

s_DSCN2127.JPG

今回ICジャパン様から提供されている調光レンズが本当に最高。
光の強さで調光してくれるので、雲の下にいるときと、雲から離れて日差しを直にくらう時と、色が変わるのと
エッジをはっきり見せてくれるので、目が楽!偏光ではないからGPSのスクリーンも見やすい。

道具の大切さを感じながらのフライト。

ゴールから20q地点で、先を進む集団に変化が。
低い尾根のような風上側にルートを通っていた集団ですが、
そのまま風上に向けて高度を獲得していこうという集団と、尾根から外れ、風に逆らわない方向に進んで
谷から出てくるサーマルを捕まえていくのか。

私は方向を90度変え、谷へと進みます。
先に高度があるうちに進みたかったから。

そしてその後強いサーマルに当たり、また雲底へ。
こちらのコースが最良。

しかも、クラウドストリート(雲が道のように連なっているところ)の下に入り、
進めば進むほど高度が上がる。

そうはいっても慎重に。
とスピードを落として先に行く10機程を見ながら飛んでいると・・・。
んん?なんか変だ。
皆がアタックしている。

GPSを確認。
しまった。ゴールまではもう十分すぎる高度だ。

s_DSCN2180.JPG

一気にフルスピードへ。
しかし、やはりそこは遅く、12番手でゴール。

実際には、リーディングポイント(競技中どれだけレースを先行していたかでつくボーナスポイント)
が大きく順位は7位。

トップとは点数差わずか10点ほど。


グライダーの性能差は確かにありますが、このエリアのコンディションで、
周りのグライダーよりも少し劣る性能であることをしっかり考えて飛ぶことで、
十分に戦えていけると感じた初日。

まずは初日。
確実に確実に。



posted by Yoshiki at 17:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
ERUK ロゴ.png