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2017年07月11日

パラグライダーの奥深さと、読みの難しさ

夜になっても会話は「どうしてあの尾根を高度ロスなしに行けるといけないのが出てくるのか」
「その10m差はどのような差があるのか。」「尾根に風がどのように流れていて、どのように流れているのか」
「尾根の高さと風の強さでどれだけ高ければ越えられるかの換算式はないのか」
「グライダーの装備重量を3s重くしたが、なんだか調子が悪い」「ラインの調整は果たして有効だったか」
などなど。
そのうえで今日のレースの選手全員の動きを世界選手権のH.P.で見直し、スタートのポイント、
この日のトップ集団の動き、尾根をどの高さでどのコースで越えていたか、その後の動き方は?
自分たちとどうして大きな差ができたか。そういう分析を遅くまでやっていました。

この日のレースは、雨雲の急激な発達で、レースが成立する前に中止となり、(レーススタート時間から1時間が
経過しないと、その日のレースはキャンセル扱いとなる。)しかし、1時間ほどはレースとして飛んでいたのですが、
その時点で私も日本チームもトップから出遅れることになり、私としては正直助かったというのが本音。

そしてその要因が、スタート後の尾根の越え方に原因が大きくあるのではないかという話になっていった。

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この日のレースはバッサノに移動してのレースタスク1の雪辱を果たす時が来た。
そう私は意気込んでいた。

レース前は順調にサーマルをつかんでいたが。
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すでにこの時には雲がどんどん発達していた。

レーススタート時には3つのグループに分かれていて、山側、沖側、中間の方向から
一斉にレースをスタートしていたが、谷を渡った最初の尾根の越え方で既にレースは
決まりかけていた。

尾根の上を高めに早くクリアした選手たちはその後進めば進むほど高度も上がり、
スピードも上げていく。
その点、私やほかの機は、スピードをかけて、それほど悪い高度でなかったのにかかわらず、
その尾根を越えるのに信じられないほど高度を失い、山の一定の高さ以下では減立が悪く、
上昇に苦しみ大きな差ができてしまった。

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その後30分ほどでレースはキャンセルになったわけだが、私のショックは大きく、
この日の夜の話になっていったのである。

レースには本当に些細なことも気になる。例えば1sの重量の増減、グライダーラインの5oの
調整。ハーネスのベルトの1pの違い、アクセルバーの5oの左右差など。

自分の腕、基本的な風の流れ方の考え、上昇気流の場所場所でのでき方や流れ方。
毎日分析しているのに、正解がわからない。

ただ、明日は同じミスは繰り返さないようにしていくだけ。
本当に上手くなりたい。そう思う毎日です。


posted by Yoshiki at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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