日本ハングパラグライダー連盟(JHF)の教員試験を受けるためです。
意外に思う方もいると思いますが、今までとっていませんでした。
競技選手のプロとしてやっていた為に、今まではそれ程必要ではなかったのですが、ASOBINAをスタートしたり、新しい事業をやっていくために今までは必要無かったパラグライダーの資格も一通り全てとっています。
今回、試験を担当してくれていた委員会。ここ数年でタンデム、教員試験は受かるために難易度が上がっています。
しかし、それでも海外から比べるとかなりぬるい。言い換えるとレベルが低い。
今パラグライダー業界の人が減り続ける中、先を見据えた委員の決断と覚悟は今回話をして凄いものだと思います。
私としては、自分がこれからやっていく事に、また、協会に意見するためには彼らを納得させるも資格をとり、知識を確かなものにし、事業を行うことでようやくそれができてくるのだと思います。
パラグライダーの教員は本当に難しい。人に何かを伝えるのは、その人の感覚も加味しながら話をしないといけないものなのに、間違えると、簡単に怪我をさせてしまうこともできてしまうのです。
そのイントラ次第でそのパイロットがその先このスポーツを楽しみ続けられるか否かが決まってしまいます。
そんなインストラクターの試験をやるというのは憎まれ役も引き受けないといけない本当に大変な役だな。今回はそれをとても感じることができた3日間でした。