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2018年07月08日

良かった、本当に良かった

大雨に次ぐ大雨。
年々日本の気候が熱帯化しているという方もいますが、
この先どうなっていくのか不安になります。
被害を被った方々にはお悔やみ申し上げます。早い復興をお祈りいたします。

先日のイタリアでもヨーロッパの人たちと話をしていて、
今年の気象はまた一段と深刻になっているという話を聞きました。
ヨーロッパも春はそれほど多くない雨が毎日のように続き、今年の
春シーズンは散々だったとパイロットたちは口にしていました。
以前行ったスイスの大雪渓でも以上に氷河がなくなってきているということも思い出されます。

気候がどう変わっているのか、風の流れ方やコンディションの変化。
実際に感じることができてしまうパラグライダーの世界で不安は大きくなるばかりです。

閑話休題

土曜の早朝、朝一のバスが欠航していないことを確認し、バスに乗り込み、大阪へ。
そして今朝は夜行便で東京に到着。
さて、何をしてきたかというと、とある女性の結婚祝いを皆でしてきたのです。


彼女は日本を代表するパラグライダー選手になっていくはずだったのですが、試合中の事故で
下半身が動かなくなってしまいました。
事故後、私が会うころには少し吹っ切れた後ではありましたが、それまでは死をも考えることが
あったという話を聞いたのが印象に残っています。
自由なものが奪われる。これほど辛いことはない。

そんな彼女が結婚した。

彼女をする人は誰でも祝福しないわけがない!!
パラグライダー仲間の彼女の友人たちが企画したお祝いの席。
そういうことで強行軍ではありますが、昨日は大阪に繰り出したのでした。

思いは複雑です。
彼女の今の幸せは事故が起こり、彼女の自由が奪われたからであったものである。
「もし」はタブーだとわかっていながら考えてしまいます。
なぜなら自分も死を間際にした事故にあったから。

そこからの出会いや別れで今の自分が行っていることやつながりがあるのも事実。
私は運命論者ではないので、これが決まった道だったとは思いたくないのです。
結論が出る話でもないし、もやっとしたものが残る話ではありますが、
だから今の現状を精一杯やっていくしかないのだと思っています。


でも、何はともあれ

結婚おめでとう!!!
末永くお幸せに!!!

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2018年07月01日

ワールドカップのスピードレース

大会最終日。
天候は最高によく、今回の大会中最高の天気になった。

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ジェモーナのテイクオフでは選手たちが最終日のタスクの準備を進める。
この日で順位が大きく入れ替わる可能性もあるし、私や、ほかのトップをねらえないポジションの
人間は最後の日にアタックして順位を上げていこうとする。

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タスクは山脈を東西へと往復。谷を越え、さらに山の奥のポイントを取る。
その後今度は沖へ出て東西の往復という95qのタスク。

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練習日に飛んだ山をそのまま飛ぶこのタスク。
確実に岩盤の山の上でのスピード勝負になる。

気合を入れないといけません。

コンディションは最高。
離陸して上昇に乗るとあっという間に2,000mを越え、あたりの山々の景色が
一望できるようになっていきます。

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一気に上昇するので、2,000mを超えてたところで出来上がってくる雲と
同じように上昇していきます。もちろんパラグライダーは雲の中は見えないので
フライトは禁止です。その入るか入らないかの場所を使ってできる限り高度を
取っていきます。

スタートは雲の高さ、そして125機のグライダーが一斉に山の上を飛んでいきます。
岩山から発生する上昇と強い風が作る不安定な上昇の中、アクセル全開ですれすれを飛んでいきます。
グライダーがつぶれたらあの岩山にたたきつけられます。
コントロールは本当に慎重に。しかし、アクセルは緩めません。
ほんの少しアクセルを戻すと、一気に2機くらいに抜かれてしまいます。

アクセルを全開にしたまま往復20q。
少しも余裕なんてありません。
もちろん写真を撮る暇なんかありません。

グライダーが揺れるのをアクセルだけでコントロール。グライダーの挙動はBライザーで制御。
これぞワールドカップのスピード。

久しぶりに嫌な汗をかきながらのレース。
谷越えをする手前で一気に旋回して高度を上げます。
そこまでの往復20q、一度も旋回はしていません。

そこから長い谷渡り。
ここで一息。

そうはいってもその先のことを考えながら高度とコースを取っていきます。
谷を渡ると、そこの山にも強い風が吹きつけているので、その風で高度を上げながら進みます。
風が乱れているのでグライダーのコントロールを気にしないとですが、列は長いものの、選手たちは固まっているので、
どこで追い抜いていくのか上下左右もいつも気にしないといけないので心休まりません。

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ついていくだけでは追い抜けないので、所々でサーマルに乗り高くしたり
コースを変えたり仕掛けていきます。

しかし、トップめに出ても少し後には追い抜かれる。
そんな状況が続きます。

そして平野のレグへ。

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山から離れるとまだ地上は十分に温まっていないのかサーマルがない状態。
ここでスピードが一気に落ちます。

集団になってサーマルを探しながら歩みの遅くなる集団。
弱いサーマルをヒットしては少し進むということを繰り返し始める。
その中で、私と数機が強めのサーマルをヒット。

集団は先に進むがここにとどまり一気に高度を上げる。
集団がサーマルを探しながら進む中、高度を上げ切って一気に先に!
ここで集団を追い抜き先頭へ。

しかし、私もここで慎重に行こうと考えしたから上げてくる集団の上へ。
ここで仕掛けるかどうかは迷っていけなかった。

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そして後半。
最後のターンポイントを取って先に進む。
かなりポジション的には悪くない・・・。
しかし、その先のサーマル。私は近くで少し遠回りのサーマルに飛びついたが、
それを無視して多くのグライダーは先へと進みそこでサーマルをヒット、
あとから追うもこれはもう遅し。

そこで上げていった人間からゴールへとなだれ込む。

仕掛けていったのに最後に慎重になりすぎた私。
この日24位で試合を終えた。

総合成績は45位。
順位が振るわなかった。(それでもポイントは920点平均)
今回は少しの判断ミスが大きくポイントに影響するレース。
レベルも高かったが、結果は出せるだけのものはあったのに。

しかし、ここのところ海外戦が不調な私でしたが、ようやく大会の感が
戻ってきたような気がしました。

さて、今回の大会。
女性の優勝者は

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福岡選手

そして層が王の優勝者は

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スロベニアのユーリ選手。
彼は本当に強いパイロットです。

応援ありがとうございました。
明日は一日イタリアを少し見てから帰国の路につきます。
posted by Yoshiki at 06:17| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月30日

待って待って飛んでまた待って

残り2日。
一日でも多く飛んで成績を上げたいところ。
気持ちは十分なのですが、問題は天気です。

ジェモーナの天気は変わりやすいことで有名らしく、
3日間連続でできたのはラッキーだと地元のパイロットは言っているみたいです。
いやいや、そうはいってもあと2日の日程ですから飛べないと困ります。

朝8時の集合。
天気はまだ雲がどんよりと残る朝。
不安が大きくなる天気ですが、送迎者の準備は万端。
この日も1時間半移動するメドゥーノへ移動することに。

天気予報的には2時には晴れて5時までは条件がよくなるということ。
そしたらこんなに早くいく必要はあるのか??と思うもバスは出発。

現地に到着してみると・・・・

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まぁ、そうだよね。という天気。
スクール生にはとても穏やかな空。
何人かのパラグライダースクール生がまっすぐ空へと飛んでいきます。
これでは試合に全くなりません。

ここから長い長いウェイティング。

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やることといえば話をすることくらい・・・・。

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時折小雨がぱらついたりしても来ています。

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ウェイティング・・・・・・・

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イタリアは山の上に置いておく休憩用の椅子までデザイン性を出してきます。

3時間以上のウェイティング、天気予報通り2時になると確かに天候が回復し始めました。
これは!!!試合ができる!?

にわかに活気づいてきて、タスクコミッティーがタスクを考え始めています。
そしてタスクも発表!

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35qと短い!!ですが、それでもできるなら!!!

ダミーも出始めて快調に・・・・・?あまり上昇しませんね。
まぁ、晴れてきたばかりだから・・・・。

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しかし、離陸はできるようになってきた空でも地面が温まらないのと、
空気が暖かいので上昇が上がらない。
何とかステイする高度のみ。

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これでは120機のグライダーが空にとどまれないのでは??
そういう空気が流れ始め、選手でもタスクキャンセルの宣言がされていないのに
離陸してしまう選手も出始める中、これだけ待って無念のキャンセル。

あぁ・・・・・・

フリーフライトはオッケーになりこうなったら飛ぶしかない。
いそいそと空へ

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確かに空のコンディションは弱く短いフライト

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上昇してもT.O.より高くは飛べず・・・・。
そしてジェモーナに向かう途中で多くの選手たちと着陸。

片付けて近くのバーまで移動。
そして回収車がくるまでの長い長いウェイティング。

帰ってきたのは20時近く・・・・・。
待ち疲れの一日でした。

さぁ、残すは最終日。
最終日はフライトできそうです。ここでまくって大会を終えようと思います。
posted by Yoshiki at 13:40| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月29日

ワールドカップ運営

天気予報が当たってくれるとそれはそれで本当に残念に思うこととなるこの日。
天気予報通りの北風と天候の不安定さはこの日の大会キャンセルを主催者側に
決めさせるには簡単だった様子。
2日続けてのキャンセル・・・・。

この日は私のPCのACが壊れてしまったので、それを買いたいとイタリア人の友人である
アントニオに伝えたら、彼は快く私と平木さんを買い物ツアーに連れて行ってくれたのでした。
途中財布がなくなるというハプニングはありましたが、心優しいイタリア人が拾ってくれていて
事なきをえました。

アントニオの話によると、イタリアでも北部はヨーロッパ経済の流通もあり、治安と経済的がとても
いいのだといいます。南になればなるほどそれらが悪くなっていくのだと。

閑話休題

夕方、ワールドカップの全体集会が行われました。ここでは、ワールドカップの活動報告、
また、これからの活動についてと収支といったことが、大会運営のほとんどの運営資金源である
選手に毎年一度行われます。

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マイナースポーツであるパラグライダーはワールドカップにおいても基本的な運営は大会選手の
参加費用で賄われています。しかし、近年、ライブトラッキング、GPS機器、映像制作など
大会運営にかかる費用も上がってきているので、今後それらをどうしていくかが課題。
しかし、今回はそこに対しての解決策はまだ見いだせていない様子。
世界中のメディアで取り上げられ始めているワールドカップなので、これからに期待です。

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さて、今回のブリーフィングの中で、来年のワールドカップの日程が
発表されました

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来年はアメリカでも行われる様子。
日本でも大会開催をしたいものだと考えています。

明日はいつもよりも集合時間が1時間早くなりました。
さぁ、あと残り日程全部飛べてほしい。
全力で飛んできます
posted by Yoshiki at 14:02| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月28日

レストデイになりました

大会4日目。
ここから逆転劇が始まる!!

そう思っていた朝。
天気は良く、ジェモーナに向かう途中も気持ちの良い青空・・・・・
なのですが、なぜか山の向こうは天気がフィーバーしてしまっているようなどす黒さ。

「いや、でもまぁ山の向こうだから大丈夫大丈夫ははははは。」
平木さんとそんな話をしていたのに、大会本部についてみるといつもある送迎車の車列がありません。
これは・・・・・

そしてブリーフィング。

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残念なお知らせ。この日はキャンセルとなりました。
理由は北風が強く、また、この周辺以外はどうやら天候が荒れていて、
大会ができるほど天気が安定していないらしい。

貴重な一日が・・・・・・。

ただ、まだ日程はあります。
ここは気持ちを休めてまた次に臨んでいくということでしょう。
レストデイの過ごし方は選手たちによって全然違います。
のんびりする人もいればハイキングをしたり、観光をしたりとリラックスにもいろいろあります。

で、私はというと

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スイスチームとMTBに行くことに。
ヨーロッパでも今マウンテンバイクはかなり流行っているようで、
今回ヨーロッパ大会なので車出来ている選手が多く、多くの人が
自転車を積んできています。

友人のスロベニア選手のユーリからMTBを借り、山に行くスイスチームに
混ぜてもらうことになりました。

目指すはT.O.!!

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ひたすら漕ぎます。
漕ぎ続けます。

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2時間ほど漕ぎ続け
最後には牛の間を通り抜け

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山頂へ到着、

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ここからは登山道を駆け下ります。
かなり道は岩がごつごつして危ない!!
慎重にでもそれなりにスピードを出して降りていきます

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途中道に迷ったり雨に降られたり・・・

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無事にゴールした後はビールで乾杯。

さて、リフレッシュ完了!!
明日は飛べることを期待
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2018年06月27日

イタリアの100kmタスク

快晴!待ちに待った快晴!!
さぁ、気合れていきます

大会本部に到着して車にグライダーを詰め込むと、
会場で最初のブリーフィング。
この日の風は北予報で、T.O.を変えるという話。
エリアの名前はメドゥーノ。
ジェモーナから小一時間移動した場所にあります。

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エリアのT.O.は、とてもプレッシャーのない綺麗なエリア
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見晴らしもよく、この日は多くのスクール生が飛んでいました。
日本からのパラグライダーツアーも多く来るこの場所。
この日も日本人ツアーが来て多くの知り合いにお会いしてビックリ!
ここで変な飛びはできません。

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この日のタスクは102q。
今日は絶好の条件だと言っているだけあってきました100q越えタスク。

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内容は、山に付いたり沖に出たり。を東西往復しながら行くのですが、
沖のパートが多いレース内容。

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長時間フライトが予想されるので、準備はいつも以上に念入りに。
そして空へと上がります。

【まさかのスタート失敗】
レース開始までは上空で待機するわけですが、この時に空のコンディションを
見たりして高度を上げ下げしているのですが、スタート前にはしっかり高度を
稼いでスタートするわけです。

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なのにこともあろうにスタート5分前に高度を落としてしまい、慌ててサーマルに
戻るのですが、こういう時になかなか上がらない。気持ちを落ち着かせ、まずは上昇することに
専念。
遅れるのはこうなったら仕方ない。慌ててスタートしてこの長いレースを終わらせる
わけにはいきません。
ほとんどのグライダーがスタートを切っていくのを見ながら上昇をしていく。
焦る気持ちと冷静さを保とうとする自分との葛藤。
つくづくパラグライダーの競技は自分との戦いです。

高度をとってスタートを切ったときにはもう100機近いグライダーはすでに米粒のようになっています。
ここからどうやって追いつくか。
まずはレースの序盤を効率よく飛ぶことだけを考えていきます。

私とともに遅れた10機ほどでグループを形成、その中には上位選手も入っているので、ここは協力体制。

そもそも高度を落としてスタートが遅れたのは沖の状態を見ていたから。
スタートしてからしばらく沖を飛ぶので、コンディションは弱い。
充分に追いつけると確信していたので、ここで焦らずに高度はしっかりとっていく
パラグライダーの速度は私のも先に行くのも変わらない。

焦ってスピードを出すとそれだけ高度をロスしてまた低い高度になってしまう。
タイミングが重要。

【中盤で追いつく】
最初の沖のターンポイントを取り、次の山側のターンポイントへ。
この時にはだいぶ距離を詰めることができていたのですが、まだ追いつくに至らない。
しかし、山側のターンポイントを取る手前の強いサーマルを掴んだ時、そのターンポイントを取ってきた
トップ集団とこれから取る私たちが交差する。

サーマルは風の影響でターンポイント側に流れている。
ここはしっかり高度を取りつつターンポイント近くまでサーマルに乗れば追いつける!
そう確信。

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果たしてそれはその通りになり、トップ集団の中に入ることに成功。
よし、ここから仕切り直し。

ここまで大きく遅れたのでリーディングポイントはもう期待できないが、
何とかこの中でゴールをしないとポイントが取れない。

ここからしばらくはトップ集団の中でのレース展開。
一気に高度を取って谷を越えていく!!

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【100mの差】
谷を渡って最西端のターンポイントを取りに行く。
この谷を渡る前にトップ集団の中でも20機は雲の高度まで上昇。
私はそのわずか100mしたまで高度を取っていたのですが、移動のタイミングに
併せてスタート。
しかし、この100mが大きな差を生んでしまった。

100m高い層は高度をあまりロスしない層だったようだが、私より低い人たち
はどんどん高度をロス。
谷を渡ると高い人たちは山の上につけたものの、我々はあわやランディング?
というところまで下がってしまう。

ここで降りるわけにはいかん!!
と必死に高度をを取り戻したころにはもうトップ集団はまたしても米粒に

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この先の展開はコンディションも十分に分かっているエリアを飛ぶので、
これから追いつくのは難しい。しかし、差を詰めていくしかない。

こちらは第2集団を形成して先に行く。
第1集団を目で追いながら効率よく進む。

しかし、この時我々はトップ集団のさらに先に1機のグライダーが飛んでいくのを
知らなかった。

追いつきそうになるのに追いつけない。
それを繰り返しながら進むレース。
最後までその差が埋まらず。

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そして私は最後の最後、あとゴールまで少しというところのサーマルで
必要以上に上昇して余裕の高度でゴールした。
最後に慎重になりすぎて順位を落としてしまった。

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さて、この日のトップは後半トップグループの先を一人先行していった
オノラン選手がトップ。あのコンディションの中、一人先陣を切っていたとは・・・・。

私は最後に順位を落とし、やはり前半の遅れが大きくでて35位。
総合は45位に上昇したものの、大きなジャンプアップにはならず。
大会後半、しっかり飛んでいきます。
posted by Yoshiki at 14:48| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月26日

自分の飛びとの闘い

イタリアワールドカップが始まりました。
初日、二日目が終わり、現在66位と順位は不調ですが、今の順位をしっかり把握して
残り5日間、精一杯戦います。

さて、今回のレース、最近ここまで有名選手が集まることも少ないのでは?というくらい
パラグライダーの有名選手が集まる大会になっています。
ワールドカップイタリア、レベルの高い戦いになっています。

2つのタスクを終え、すでに波乱は起きています。
練習日、あれだけよかったコンディションは夜に振る嵐で空気が湿り、雲が発達して2日とも山が見えないコンディション。
強い上昇を期待していたのに、なかなか我慢を強いられる戦いになっています。

初日 「ワンミスが大きな遅れに」
練習日から比べて雲の多いこの日、タスクは56qと控えめなスタート。

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山には雲がかかり、コンディションは渋い予報。
タスクは山に近いところを東西に移動し、沖(山から離れる)に出て東西往するとようなタスク。
離陸すると意外とコンディションがよく、雲に入りそうになりながら待機。

スタート前、最初にイメージしていた弱いコンディション→そこそこ強いコンディションだと
頭の中で修正してタスクをイメージする。

スタートはいいポジションでのスタート。
前半は攻めていく。

常に前に前に行き、安全パイの高度を取りながらも先に先に進む。
この時は良いリズム。

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問題はそのあとだった。
一度高度をとり、何機かが谷の向こうに低く突っ込むのを少し高めに集団から離れて私もアタック。
しかし、高度が低いところはサーマルが活発でないタイミング。

ターンポイントを取った時には高度が低く、なかなか上がらない。
集団はその手前で雲まで上昇して悠々と先に進んでいく。

はぐれてアタックした人たちは散り散りになりながらなんとかサーマルを捕まえていくが、
もうトップの集団には追いつくことができず、そのまま息も絶え絶えでようやくゴール。
トップから30分も遅れるという大失態。この日80位(125名中)
上位にはいいメンツがそろっている。しかし、この日私同様アタックした選手の中には
常に大会上位の選手も多数。こうなると、攻めていくパイロットが増えてくる。

2日目 自制する飛び
朝起きると、雨がざんざんと降る空。
しばらくして止むが、さて、これは飛べるのか?という思いで会場へ。
9時に大会本部でブリーフィング。天候は回復傾向だが、競技ができるかは5分5分ということで、
それでもとりあえず山に上がるという。

昨日の失点を取り返さないといけない私は、一本でも飛びたいところ。
準備だけはしっかりしていく。
特に思いのほか寒いジェモナの空。ダウンと防風のジェケットは忘れないようにしないと。
こういう時にはミレーのライトダウンとゴアテックスプロが最高にいい。

車に乗って山へ。

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パラグライダーを山積みにしていきます。

T.O.は雲の中
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小雨もぱらついたりする中これで飛べるのか?という雰囲気。
しかし、タスクコミッティー達は大会のタスクを組んでいきます。

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この日は初日よりも山から離れた沖を飛ぶタスク。
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タスクが発表されたころには視界は開けて離陸できる状態に。
選手たちは準備をして空へ。

この日は予想通りに渋い。
この日は手堅く飛ばないと先がないので、自分を抑えていこうと決める。

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スタートから大集団が駒を進める中に私もきっちりポジションをとっていきます。
ペースは遅め。前方にある雲を見ては先に進み、高度があまり高くまで取れないので
きっちり上昇してまた先に進みます。

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選手同士けん制しあいながらのレース。
低いまま進むと集団が全部同じように進んでいきます。
途中、少し遅れそうになると、集団とは少しだけ離れてしっかり上昇していき
またトップに追いついていく。が、この日はそれ以上前には出ません。
出たい気持ちを抑えて抑えて・・・。

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しかし、最後は抑えすぎて慎重になりすぎた。
トップから1分半遅れの35位。(大体2秒ごとにゴールしている)
ポイントはそこそことれたものの、大幅アップにはなりません。
とにかく総合も順位を上げた。

この日も大量のゴール(108名のゴール者)

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明日は最高のコンディションとのこと。
大荒れの大会はさらに荒れていきそうです。

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パラグライダー、チームスポルティバの面々。
スイスはスポルティバがイェールとミハエル・マウラーをサポート。
スポルティバチームの出来上がり!!

大会選手の多くの人がスポルティバをはいていますが、
競技選手にはトレランシューズが人気。
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イェールはライカンを着装。

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私やミハエルはアキラを使っています。
ランニングにも使えるクッション性としっかりグリップする靴底がレースでのアクセルコントロールにも
ストレスなしです。

さぁ、明日は勝負です!!

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2018年06月24日

ジェモーナ最初のフライト

公式練習日の土曜日。
朝9時集合の時間に行ってみると、昨日までは見かけなかったワールドカップ選手たちがぞろぞろ。
この日の空は快晴。天気もコンディションもよさそう。

ジェモーナの山は迫力満点。
離陸場まで上がる車窓から見てもその迫力に圧倒されます


公式練習日は通常タスク(競技内容)が決められ、各々の判断でそのタスクをこなしていくのですが、
この日はないようで、選手たちは自分の準備をして次々に離陸していきます。

ちなみに思いのほか寒いT.O.(離陸場)。飛ぶともっと寒そうなので、ダウンにアウターを着ていきます。
ここの山は岩盤で形成されているので、日射が当たるとすぐに上昇気流が形成され、まぁ、強いコンディションになります。

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がつーーんとくるサーマル(上昇気流)。この突き上げられるような感覚は久しぶりです。
このエリアは初めてなので、上昇をして雲の高さまでいってから、他のグライダーについていきながら
離陸した山から一つ北へ行った尾根を東へ進みます。

時折ガツーン、ガツーンというサーマルにあてられながら、前を行く何機かを追っていきます。
うん。今回のレースは間違いなくこの岩山斜面のスピードレースになるな。

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行きには集団とは離れて斜面からも離れながら飛んでいましたが、
10qいったところでリターン。
リターン後は聖子選手、シャル選手とともに岩山すれすれをレース感覚で
飛んでいきます。

風も強く斜面にあたる中、スピードを緩めることなく進む。
久々のこれだけの岩盤の中でのスピード。
怖さも出てくる中、グライダーをコントロールしていきます。
しかし、この日はそれでもハーフスピード。
本番はこの中フルスピードで飛ぶことになります。

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岩盤の終了まで行って今度は大きな谷を渡っていきます。
2機はフライトはこれまで!という感じでLD(着陸地点)へ戻っていったの
のですが、私はもう一飛び。

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ライン交換が終わったグライダーは本当によく飛びます。

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谷を渡って別の山並みをしばらく飛んで、空域を確認。
そのあとは山から離れて平野をフライト。
この日のコンディションは山でも沖でもサーマルに事欠くことなく空を満喫。

この日は夜に受付及びブリーフィングが行われました

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やる気充分です
さぁ、本番です
posted by Yoshiki at 13:59| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

駆け足観光 イタリア北部 

紆余曲折ありまして、今回私が滞在しているのは大会会場のジェモナから南へ30q程の
ウディネという町のはずれに平木選手とスロベニアのプリモシュ選手と滞在です。
ただ、金曜日は私だけ先に入り、あわよくば調整のためにフライトをしたいと
考えていたのに、木曜日の夜中は目が覚めるほどの雷。朝はまだその嵐の余韻が
残る天気。なので、この日は駆け足で気になる場所を観光することに。

ウディネ 

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チビダレデル・フリウリ

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パルマノバ

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アクイレイア

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グラドへ続く海の道

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さて、しっかりこのことについて書くつもりでしたが・・・・・。
またどこかで・・・・。
ただ、言えるのはこの土地は古代ギリシアよりも前から人の文明が始まり、
人々が住み着いていた土地。
それゆえに多くの悲劇的なことが他よりも多く起きてきたんだなぁ。
と思える観光でした。

そして、やはりヨーロッパの景色。
広さと古い文化の景色は独特な感覚に襲われます。

posted by Yoshiki at 06:07| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月22日

ワールドカップイタリアへ!!

イターリア!!
日本の梅雨空をエンジンの力で脱出!!

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そこに待っていたのは

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あーまさにヨーロッパ臭たっぷりの景色。
ということでイタリアワールドカップ参戦のためにジェモーナというところにやってきました。
最近は出発をセントレア空港を使用しています。
結局成田で乗り換えになるのですが、長野県伊那市からパラグライダーやらに持つやらを抱えて電車で行くよりも
車で行きかえりが楽で、さらに1時間半ほどの運転で到着するので成田での待ち時間を考えてもそちらのほうが楽で
安全。

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まぁ、今回も朝一の飛行機だったので前日夜入り、最近よくお世話になっているセントレアのカプセルホテルで
寝てからの出発。

今回の飛行機はセントレア→成田→ウィーン(オーストリア)→ヴェニス(イタリア)と3回の乗り継ぎ。
パラグライダーパイロットは飛行機のトラブルが多いみたいですが、私はもうそれはそれはすんなりとイタリアの地に
降り立ったのです。

まぁ、ヴェニスでレンタカーの予約が翌朝だったのに途中で気が付いて、近くのホテルを慌てて予約するという
ことはありましたが・・・・。ビバインターネット世界!!
誰かが言っていましたが、”インターネットの発達で海外旅行はもう冒険じゃないよね。”
まさにその通り、空港にはどこでもWifiがつながるし、Google先生は見聞のひろーいお方なので大概のことは教えてくれます。
教えてくれないのは実体験くらいでしょうか。

さて、翌朝レンタカーを空港から離れたレンタカーショップ(ホテルも空港から離れていたのでちょうどよかった)に借りに行き

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陽気なイタリア兄ちゃんと話が盛り上がり、ついでに「良い車にしてくれ!」といったら、
任せろ、まだ新車で君が2番目の借主だ!という走行2000qの新しい車を用意してくれました。
確かに新しいのですが室内掃除くらいしといてくれや。まぁ、いいけど。

さて、目的のジェモーナにはそこから車で2時間弱、しかし、今回の宿は同じく大会参加の平木さんに
同じアパートをとってもらった、ジャモーナから30q程離れたUdine(ウディーネ)という町。
日本よりも民泊が一般的なヨーロッパではAirbnbというサイトで普段使用していない部屋やアパートを
借りられるシステムが進んでいます。今回の部屋も老夫婦のオーナーの家の2階。部屋には暮らせるものが
すべて整っているし、広いし清潔。

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これで自炊もばっちり。

荷物を落ち着かせ、エリアに移動。
そこから30分ほどのジェモーナに行きます。

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実は出発する前々日に徹夜でグライダーのライン交換をしたのでチェックのために飛びたい!
と思っていたのですが・・・・・
パイロットに会うことかなわず。
この日は誰も飛んでいません。天気はいいのになぁ。と思い、仕方なく買い物を済ませていると、
山の雲はどんどんと怪しくなっていました。

夜中、寝ているときには目が覚めるほどの落雷。
それくらいあれた天候になっていたのでした。

さて、目覚めて外を見てみると

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曇天・・・・・
梅雨空に追われているのか??



posted by Yoshiki at 14:48| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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