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2017年11月03日

競技ができないということは・・・

自然相手のスポーツ。
パラグライダーは特にその影響を受けてしまうスポーツです。
だからこそなかなかメジャーになれないという一端はあるものの、
だからこそ奥が深くて面白いのですが。

それでも協議において飛べないと話にならない・・・・。

そうです。この日も2日続けてのキャンセル・・・・・。
昨日が「痛恨」のキャンセルだとして、この日は「致命的」なキャンセル。

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この天気が回復しないと飛べても競技にはなりません

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天気に関してはただ待つのみ・・・。

主催者としてももちろん競技を行いたいわけで

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しっかりとタスクを決めてやる気は満々なのですが。
思うようにはなってくれないお天気。

今回の試合で、天気概要はそういえば全然話されていないですが。
ここの天気を見ていると、競技ができるかできないかというくらいの予報は、
凄く微妙な天気なんだと思います。
雲が少し晴れればしっかり飛べてしまうわけですから。

しかし、海まで近くて、湿度もそれなりにあるはずなのに、それでも少し日照があるだけで
上昇が強くなるのは何故なのでしょう。
日本で同じようなエリアでは日照が出てきてもそれほど強い上昇が期待できないのに。

十分に待った後、非情なキャンセル。
そのあとは曇り空の下、30分ほどのフライト。

明日こそは・・・・・。



posted by Yoshiki at 20:52| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月02日

大会4日目の痛恨のキャンセル

競技ができるコンディション(晴れてくる)の日と、そのまま曇った一日が交互に繰り返している様子。
一日でも多く競技をしないと順位があげられない私としてはとても手痛いのですが、
天候は回復することなく、この日はキャンセルとなったのでした。

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こういった日には飛ぶ、飛ばないは選手の自由。
なのでその後フライト。

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ギリギリまで大会主催者側もねばっていたのですが、
残念な結果。あと大会は3日の日程を残すのみです。


余談
この日はこの町で有名なカニ料理を食べに行こうということに。

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このカニを

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ハンマーでたたき割ります。
味は・・・おいしいですが、食べれる量が少ない。



posted by Yoshiki at 21:05| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月01日

サバイバル

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迷いが多い。
今年の自分の飛びは本当に迷いが多いです。
そしてそれは競技にいい結果をもたらしません。

3日目。いつも通り曇っている朝ですが、この日は10時には青空が見え、選手たちのやる気も上げていきます。

タスクは68q。

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装備を点検して、タスク発表後、準備を早くして、この日は誰よりも早く離陸。

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離陸直後から強い上昇。
バリオ(上昇計)の軽快な音と共に地面が一気に遠くなっていきます。
レーススタートまでは1時間。
どうも上空は風がそこそこに強い。

晴れるとサーマルは強くなりますが、その反動か、シンク(下降)も強くなります。
そして上昇は強いものの。高度は1000mを越えたほどで止まってしまいます。

サーマルを乗り継いでいく回数が多いエリアです。

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レースがスタートしました。
選手は一斉に北へと向かいます。

最初の迷いがここから始まります。
このまま先頭の方を走って前のグライダーの動きをフォローしていくか、
上昇が弱くなってもしっかり上げていくか。

結果、どちらとも取れない高度と位置で先に行く。
これがなんだかうまくいかない。

結果ずるずると遅れていってしまう。
今考えると、どちらかでしっかり選択していればこう泥沼にはまっていかないのに、
レース中はそれを考えられていませんでした。

結局、最初のパイロンもコースミスで大きく遅れ、
ここからもう先頭とは追い付けないくらいの差ができてしまいます。

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頭を切り替え、確実に上げていこうとしていくと、
今度はある程度前のグループに追いついてくる。

そうすると、またそこに無理して追いついていくか、独自の道を行くのかで迷う。
迷っている間にまた中途半場になる。
そんな繰り返し。

この日は全くテンポに乗れません。

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自分がもっと思い切りのいい飛びができているときのイメージと今の飛びが全くしっくりこない。
そうして焦ってしまっていたのでしょう。低いまま浅く深い山の奥へと突っ込んでいきました。

普段ならそうはいってもマージンを取る飛びをするのに、高度が低いまま奥へと入り込み、
引き返してももう安全なところまでは届かない。
先の浅い山を越えていかないと。

滑空比だけではこのまま木に引っかかってしまう中、なんとかわずかな上昇をくみ取り
わずかな空き地を見つけ、なし崩し的にそこへ着陸。

まずはほっとして今の状況を考え、とにかくすぐにグライダーをパッキング。
携帯電話を確認しても、予想通り圏外。
放牧用の牛が通る道しかないこの場所。

上空でみた記憶でもメイン道路までは10q以上あります。
Google Mapも圏外なのでざっくりした地図しか見れませんが、少なくとも5q以上は歩かないといけません。
グライダーは全部で30s以上。
暗くなっては動けないでしょうし、この位置を伝える手段が今はないので、とにかく無線か携帯の通じる場所まで
行かないとなりません。

飲料水を確認して歩き始めます。
ひたすら歩きます。

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ところどころ川を渡り、埃っぽい道を歩く。
歩きながら今日の反省を一人でしていきます。

歳を重ねても、経験を積んでも、それに慣れてしまうと結果いつも同じ失敗を繰り返す。
成長してないなぁ。
つくづくそう感じます。

今日の失敗を明日拭う。何度そうやって試合を戦ってきたのでしょう。

約1時間半、とぼとぼと歩いていたころ、ようやくバイクに乗ったおじさんに出会いました。
そして身振り手振りでメイン道路に出たいという旨を伝え、そのままバイクに乗せてもらって
近くの集落へ。

そこでは地元のローカルバス(とはいってもピックアップの車の荷台に人を乗せていくだけ)
まで連れて行ってもらい、これでメイン道路まで出られる。

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そう感じてほっとすることができました。
メイン道路ではちょうどよく回収車と合流。
帰路につくことができました。

汗だくの服を洗い、汗を流してこの日はあまり食べることができなかったので、
日本を発つ前に地元の伊那食品さんから頂いた寒天麺を食べ

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明日に備えることにしました。



posted by Yoshiki at 20:36| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月31日

大会2日目 空に青空が出てこない

22908704_1788737941157349_1712435675_o.jpg        これは昨日の私の写真を別のパイロットが撮ってくれた

律儀にも毎朝曇りなこの日。朝の集合は8時と朝は割かし忙しいスタートです。
車のあるH.Q.(大会本部)のあるホテルまで歩いていき、そこに集まっている車に乗り込みます。

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月曜の朝はびっくりするくらいの渋滞。
途中でコンビニエンスのようなガソリンスタンドで少しの買い物。

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あぁ、ここにもハロウィン。そういえば収穫祭って、この国の環境だと、時期的にはいまではないような・・・・。
コーヒーを片手に車はエリアへ。

曇っていてもだんだん晴れてきて飛べてくるというのがこのエリアの決まりごとのように思っているので、
T.O.につくとさっさとフライトの準備だけはしていきます。

後は、コンディションが好転してくるのを待つのみ。
しかし、この日はなかなか晴れてきません。
タスクコミッティ(競技内容を決定する人)も困り顔。空を見上げてコンディションが良くなる前提で
タスクを協議しています。

昨日離陸した11時になっても、まだ空はどんより。

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ウィンドダミーも何とか空に浮いていられるといった様子。
待ち時間が長いのを見込んでか、フランスチームはトランプなんかをしてリラックスムード

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更に待つこと1時間
一応といった形でタスクが発表され、ライブトラッカー(選手のリアルタイムの位置がわかるGPS)も
配られ、少しでも好転したらレースをスタートするということになります。

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しかしながら、コンディションは好転せず、レースができるコンディションにないということで
この日のレースはキャンセルとなりました。

残念・・・・・・

そのあとはフリーフライト。
いいタイミングで出たパイロットは弱い上昇に当たり、高度を稼ぎますが、

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後半に出たパイロットはその上昇がなく、そのままランディングへ。
明日はコンディションが良くなるのを願います。

余談

エクアドルの信号機って、こんな適当につけてあるけど、
これでいいんだなぁ。

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posted by Yoshiki at 20:11| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月30日

大会初日

ワールドカップ・エクアドル戦が始まりました。

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日本からは今回7名の選手が参戦しています。

私は今年、海外戦に多く参加できていないのと、海外成績が悪いので、
今回は、とにかくワールドカップ最終戦のスーパーファイナルに出るために20位以内に入ることが必須。
初日は手堅く攻めたいところ。

エクアドルの朝は決まって曇りなのは前日にも書きましたが、
この日の朝は、なんだかさらにどんよりした感じです。

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向かう車で心配をしますが、大丈夫、10時には晴れ始める。
という地元のパイロットの言葉を信じるしかありません、。

T.O.は狭い割には、思ったほどの混乱はありません。

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狭いは狭いですが・・・・。

この曇り空はすっきりと晴れてきませんが、
問題なく飛べるということ。確かに風見の為に離陸したウィンドダミーは上昇しています。
太陽が熱していないのに、なんでこう上昇していくのだろう。

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この日のタスクは、北に20q行っては南に10q戻り、また北へと20q走り、最後は10q南に戻って
ゴール。という61qタスク。

さぁ、レースの始まりです。
離陸は早めに行ういつものパターンで、離陸直後は弱いながらもサーマル(上昇気流)を捕まえ、
徐々に高度を上げていく。

そうしていくうちに選手たちは次々に離陸していき、少しずつ空がパラグライダーで埋められていきます。

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曇り空なのに、サーマルはしっかりしている。
地面の熱量と海からくる風の影響でしょうか。

とは言っても、高度は1000mほどで雲に到達してしまします。
この高度だと、油断するとすぐに地上に降り立ってしまいます。

レーススタート時間では、悪くない高さでポジションを決めていきます。
渋い(弱い)コンディションで長い滑空をしていくので、できるだけ高度と速度を落とさないように
コース取りに気を付けながら行きます。

トップグループ後方でレースは推移し始めます。

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最初の北のターンポイントを取り、南に折り返していく場面。
上手いことトップ集団の中間よりも前に出るチャンス。

なかなかトップまでは出れないまでも。
少し苦しくも先頭集団で進みます。

ここからまた北へ。

この時にこの日最大の試練。

低くなったトップ集団。
その中で有利な場所を取りたい私。
トップ集団は真っすぐ北へと向かう中。

西側少し遠いところでグライダーがあげていくのが見えます。
これにたどり着ければこの後が楽な展開になる。

そう思った私と数機は進路を西に変えていく。
しかし、これが失敗だった。

サーマルはあった。
しかし、終わりかけの上昇。

仕方なく次のを探す。
でも高度に余裕がない。

先を見ると、土が盛られている採掘場のような場所にコンドルが低く旋回をしている。
それに望みをかける。

同じように出てきたグライダーの中の2機程はこのまま高度を上げられずに着陸。
そんな中、高度100mを切ったところでコンドルたちの中へ。
グライダーが一気に持ち上げられる。
慎重にでも一気に旋回させて、グンと持ち上がる高度。

上手く入ることができた。
旋回を繰り返して高度を上げていく。
そして900mまで盛り返す。

この間にトップ集団はもう見えなくなる程先にいき、セカンド集団に追い越されてしまった。
それでも生き残った。

今度は追撃。

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できる限り前の集団たちの動きを見ながらショートカットしていく。
セカンド集団は追い抜くことができたものの。この先も弱い上昇を進むしかなく、
それ以上の追撃をするには距離がなかった。

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こうしてこのままゴール。
この日は31位でレースを終えた。

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結果はいまいちだけれど、まずは初日を無難にゴールした。
明日から調子を上げていこう。

ランディング(着陸場)には南米ではよくあることだけれど、
とにかくパラグライダーが大量に降りてくるのを見て
地元民と、地元の子供たちがとにかく大量に我々を囲んでいた。

正直少し警戒してしまう。
グライダーをたたんで荷物をオーガナイザーに預けてようやくほっとできる。

余談
そうか、バイクって、4人乗りまで行けるんだ。

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posted by Yoshiki at 20:42| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月15日

そして大会の終焉へ〜アジアゲームテストイベント〜

アジアゲームテストイベントの最終日。
あー、そうか、もう終わるのか。
といった感じです。
なんせほとんど飛んでいない・・・・。

あ、ちなみにインドネシアといえど、このプンチャックは夜は長袖が必要で、
日中も、薄い長袖があったほうがいい気候。

そして間違いなく11時には雲が発達してきます。
そしてこの最終日も同じであった。

日に日にグライダーの搬送や、選手の送迎やら、細かいところも日々改善されている感は
あるし、スタッフは本当によくしてくれます・・・・。

が、このコンディションだけは変わらない。

ということでこの日も短いタスクで長い待ち時間と相成りました。
ちなみにこの日のタスクはなんと最長の11q!!!

やった、二桁。

全くもってコンディションが悪いエリア。
しかもこれが乾季だという。

実はインドネシアにはもっとちゃんとクロスカントリーに適したエリアがあるのだという。
しかし、いろいろ聞いていると、クロスカントリーの弱いインドネシアとしては、
アジアゲームでメダルが取れるアキュラシーゲームをメインもしくはそれだけにしたいという思惑があるらしい。
これはインドネシアの友達になったクロスカントリーパイロットも同じことを言っていた。

だから、今回のレースで、この場所がクロスカントリーのゲームに向かないというお墨付きがほしいのも
あるらしい。
私としては、オリンピックにもつながるアジアゲームでクロスカントリーゲームを採用してほしい。
しかし、確かにこのエリアでクロスカントリーのレースは難しい。
ではほかのエリアはだめなのか?と思ってしまう。

どうも利権やら政治的な問題が絡んでいるらしく・・・・。
改善されることを期待するだけです。

ちなみにこの日のレース、待ちに待って離陸したのは14時を過ぎてから。
トップ3の三人はお互いを気にしながら同じようなタイミングでの離陸。
ちなみに私は割かし気楽に飛んで、とにかくゴールすればいい。という思いから、
短いながらも独自路線。

それが幸いし、トップの時間でゴール。
ゴール者は4名のみ

しかし、前日までトップだった韓国人選手もゴールしていたので、まくることはできずに
総合が2位での終了。

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また、女子もここのところもうその成長の勢いが止まらない山下選手が女子2位。

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そして入山選手も8位。

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日本チームは3位と検討

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短いながらもいろいろあって結果よかった大会でした。
posted by Yoshiki at 11:02| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月14日

インドネシアの洗礼を受ける

大会は2日目、正直言うと、ここでのクロスカントリー競技は現状では難しいのではないかと思う。
勿論、アジアゲームに参加したいので、是非改善して大会をやってもらいたいと思うのですが、
このエリアでは、そもそも競技としてクロスカントリーの本来のレースができない。
ここ数日の天気とコンディションを見ると、そう感じます。
また、離陸場の問題もあります。とにかく狭い。
これは少し上の山にT.O.を作っているということでしたが、話によると、そのT.O.はさらに危ない場所なのだとか。

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2日目も、タスクはびっくりの8.1q。
T.O.についた時には晴れて青空が見えていた空も、すぐに昨日のように雲が発達して空が見えない状態に・・・・。
またしても永遠と待機です。

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こうなると、どのタイミングで離陸するかの勝負。
ただ平すら待つのみ。

しかし、今日は昨日よりも上昇が弱く、離陸していくダミーはことごとくそのままランディングしていきます。
はてさて、また3時まで待つのか?

問題はこの時、私は少しお腹を下していて、でもまだこの時は良かったのです。
トイレにはいくものの、そんなに問題はなかったのです・・・。

待機が続いて数時間。本当に3時ころになるまで何もなく、ただひたすらの待機。
ようやくダミーが上昇してくるのをみて、「いまだ!!!」と準備をして離陸。
しかし皆が同じことを考えるので、T.O.は急に大混乱。
私はプライオリティ(上位者は優先的に離陸できる)を使って割り込んでの離陸。

T.O.してすぐに上昇に入り、10機程で雲の高さまで上昇。といっても100mほど上げるとすぐに雲。
そしてスタートを切る。今回のレースは「エラップスタイム」というルールになっていて、
スタートラインを超えたところからゴールラインまでの時間を競う。なので、スタート時間は個々変わってくる。
※通常の「レース」ではスタートラインの時間は決まっているので、スタート時間はみな同じ。

スタートを切っていくのは10機程。
たった8.1qだけれどもコンディションが一体どれだけ持つか。
周期的に変わるコンディションだが、高度を取ることに慎重になる。

基本的にトップで先へ先へと進む。
ターンポイントを一つ取り、谷を越えて反対側へ。
うーん、渋そうな空。

少し行くのをちゅうちょすると私を抜いて先に進むのは入山選手。
おお、カッコいい。

2機で先に進む。
他の選手はその手前の弱いリフトで上昇。
我々はターンポイントを取り、2機で弱いサーマルをゲット。
そして雲底まであげて、「あ、もうゴールまで届いちゃうのね。」とゴールへと向かう。

先頭を行く私は慎重になり、アクセルもほとんど踏まずにそのままゴールへ。
200mほどの高度を残して余裕のゴール。

時間は22分。
ゴールしてしまうと本当にあっけない・・・・。

同じ時にとんだ選手たちは次々にゴールしてきて14人がゴール。
ただ、私がゴールしてたたみ終えた頃飛んだグライダーは、離陸してそのまま高くなり、
一度も旋回することなく雲に吸われながら飛んで、12分という時間でゴール。
かと思えば、そのあとはT.O.に雲がかかり、20名程は離陸すらできなかったということ。

うーん、レースとして成り立っていない。

さて、それよりもゴールした後、私のお腹は急激に悪くなっていった。
お腹痛い!!それだけ。
バイクタクシーのお兄ちゃんを捕まえて一人先にホテルへ。
そのホテルまでの道もお腹が痛いのと、当たり前のように反対車線に出てくる対向車の恐怖と
戦いながらなんとかホテルへ。

そして、そのあとはホテルの部屋で腹痛と戦っていたのです。
一晩腹痛と戦い、朝になってようやくましになったものの、まだ完治していない・・・・。

何にあたったんだろう・・・・・

今のところ総合2位にいるので、最終日はしっかり飛ばないと。
あーでもお腹痛い・・・・。
posted by Yoshiki at 09:24| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月13日

インドネシアの驚くべきタスク

テストイベントや、世界選手権なんかの地元を大いに巻き込む大会は、
とにかく、イベントも派手な気がします。

初日のこの日も、朝がオープニングセレモニー。
ホテル内の敷地で派手にやります。

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今回驚くべきは、アラブのドクターが大きなスポンサーになっており、大会にかかる諸経費や、
選手の滞在費は彼が全部出してるのだとか・・・・・。
驚くべき石油パワー。

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今回はアジア諸国12か国が参加。
日本からは4名ですが、韓国は20人以上と一大勢力。
インドネシア、中国といった国々も10名以上の団体参加。

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セレモニーは朝8時〜でしたが、この時は天気がいい。
心配なのは雲がわき出始めていること。
早く終わりにして飛びに行こうよ。と内心思っていましたが、オープニングは大切です。

して、小さなタクシーのような車に詰め込まれて、昨日行ったT.O.へ。

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しかし、猫の額のようなT.O.。
100人もどうやってグライダーを広げるのか??というような場所。
皆小さくなってグライダーを広げたり、直前まで広げない選手もいたり。

これで来年本戦ができることはないよなぁ。
大会主催者側は、近くの山にランチャー(離陸場所)を今整備中ということでしたが、
そこもどうやらそんなに広くはない模様。

さて、もう一つ心配な天気とタスク。
ここについた時点でもう空は雲に覆われています。
うーん、やはりなぁ。

湿度も高いからすぐに雲になってしまう。
確かに少し飛んでいけば高い山もあるのに、隣の山も見えるか見えないかというところ。
そして発表されたタスクは

「8.5q」

え???
えーっと、10q以下????

そういえばタスク発表前に、今回オブザーバーで来ているセルビアのジャイコが
タスクを見て笑うなよ。といっていた意味が分かった。

しかし、このコンディションで立った8.5qが遠く感じる。

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ゲートがオープンになっても飛び立つ選手はいない。
そりゃそうだ、上昇する気配がないから。

ウィンドダミーが何回か出るころようやく上昇。
それを見た数人が離陸。

そうしているうちにまた雲がわいてくる。
周期的に発達、減衰を繰り返す。

もうこうなったら腰を据えて条件のいい時を見るしかない。
条件が良くなりそうになると、数機が飛び立つ。

すこーしずつ選手が飛び立っては、あまり上昇もできずに、ランディングへ向かうのが見える。
なんだこの大会は・・・・。

3時間以上待ってこれはそろそろ雨も来るかもという情報が入ってきた。
雨が降る前の発達する条件で行くしかないなぁ。

韓国の強豪選手であるムンソブも同じ考えだったようで、同じタイミングで離陸。
他にも10機以上が同じようなタイミングで空へ。

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少し上げるともう雲。
それでも雲を縫うようにねちねちと高度を上げる。

ねちねちねちねちと上昇をつかんで(といっても上昇が0.5あればいいほう)
距離を伸ばしていく。
最後のターンポイントに向かうがこの時には上昇がほとんどなく、突っ込んでいくも、あと100mといったとこで、
木に突っ込みそうになり、泣く泣く引き返して、低木が広がる真ん中にあるわずかな空き地にランディング。

この近辺に安全に降ろせそうなとこもほとんどない。

1機だけがこのターンポイントを取ることができ、7qを飛んだが、私は6qフライトして終了。
しかし、それでも3位。
他の選手たちの多くが3q地点まで飛べればいいほう。


降りてからはピックアップトラックの一番後ろに無理くり座って落ちないように必死につかんで
回収されていきました。

さて、明日はもう少し飛べるといいなぁ・・・・。
posted by Yoshiki at 09:13| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月30日

日本の夏。獅子吼の夏

昨日、本日と2日間に渡り、石川県白山市にある獅子吼高原で国内戦の大会が行われ、参加してきました。

長野の伊那谷からは松本を越え、安房峠を抜け約4時間程の道のり。
以外と遠い道のりです。

獅子吼高原は金沢市からも近い場所。毎年夏には一度大会が行われています。

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昨年は参加できていなかったので二年ぶりの獅子吼。
金曜日からはいり、まずは久しぶりのここの空を飛びます

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曇り空のなか、小一時間のまったりフライト。降りてからは、海へ行ってSUPで全身運動。

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土曜日は朝からどんよりな天気。
風も悪く早々にこの日の大会キャンセルが決定。

午前中は私以外の人の緊急パラシュートのメンテナンスをして、午後はそこから小一時間のとこにあるスキージャム勝山へ。

このエリアに来るのは本当に10年ぶりくらいです。
校長の堀さんに久しぶりのご挨拶。そして元気な学生たちにパワーをもらいました。

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この日はここで軽くフライト。
夜は獅子吼高原の山頂レストランでの大会パーティー。

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そして日曜日。
朝は晴天ですが、少しずつ雲が張り出します。タスクはなんとか成立してほしい27kmが組まれ、一番コンディションがいいだろうと予想される13時半のスタート。

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ブリーフィングから飛ぶまで随分待ち時間があるので、山頂のレストランで腹ごしらえ

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飛ぶ前にはチキンライス🐔
しかし食べた後でもスタートまで一時間半以上。

コンディションはなんだか悪くない感じ。
選手はまだまだ離陸しない様子ですが、私は空を満喫することに。

雲の低い日でしたが、スタート前は、雲の側面を使ったりして1人900mの高度で空を独り占め。

そうして楽しんでいるうちにスタート時間は迫ってきて、選手達が離陸してきます。

するとどうでしょう、今までの上昇は弱くなってくるは、雲は下がってくるは、混雑するは。

ようやくスタートしたときにはようやく700mの高度を維持するのが精一杯。
進めど進めどコンディションは弱く、途中少し高さが抜けた上山選手と不破選手が先に行き、私と岩崎、望月選手をはじめとした選手が後をおう形。しかしコンディションは弱く、低い選手たちは次々にランディング。

私も先へ進んだものの弱いサーマルに引っ掻けたものの上昇は弱く、山から離れたとこへきた小鳥達が上昇気流に乗る動きをしたのでそっちに行ってみれば残念無念の地上人。

結果、そのサーマルで粘った岩崎選手が距離を伸ばして優勝。私は5位。

しかし、ほとんどの選手が最低限の距離を飛べなかったため、大会は不成立となりました。

残念。

良く飛んだのに、なんだかがっつりしたサーマルにのれずなんだかスッキリとしなかったですが、まぁこれがパラグライダーです。
posted by Yoshiki at 20:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月16日

最終日 そして表彰セレモニー

長くて短い世界選手権も最終日を迎えました。
もう私は思いっきり飛んでやろう。
それだけです。

この日、T.O.にはフォロー(追い風)が入っていて全く離陸できる様子ではなく、
どうやら寒冷前線通過に伴い、風の様子がガラッと変わったようです。

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本流は北風とフォローの風が吹いているようですが、フェルトレの谷には、風の吹きこみが弱く、
対流が始まれば問題なく風が入ってくるということ。

最終日は50qに満たないショートタスク。

タスクが決まるころには風は確かにアゲンスト(向かい風)に変っています。
私だけでなく、今回日本チームは成績不振。

最終日はもう思いっきり飛んでやろうと気合を入れるだけです。

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さて、離陸してしばらくはなかなか上昇できずに苦労したものの、上昇を始めると、今度はびっくりするぐらい
いい上昇。
ここにきて初めての気持ちのいい上昇。

高度は2700mを超えて雲の上に行きます。
まだまだ上昇しているのですが、ここのエリア2850mの高度制限があるので、その下で上昇をやめ、
しばらく、雲の上のフライトを楽しみます。

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フェルトレの空が最後の最後になって我々にプレゼントをくれたのだろうかというくらいの景色。
雲の間で飛んでいると、場所がわからなく、高さもわからなくなってきそうになります。

その間から抜けて出てみると、今まで飛んでいた床が高い位置から見下ろせます。
こんなコンディションが続いて入れば結果は違ったのにとか余計なことを考えてしまいます。
ま、どんなコンディションでも勝てなければならないのですが。

さて、スタートと同時に私は抜け出しました。
とにかく先に行ってこの日は攻めてやる!!
という勢い。

いったれーー!!と2000mの高度を惜しみなく使って突っ走っていきます。
スタート前はあんなに強い上昇があったのに、スタートしてその空域を離れると、全くものって上昇がない。
びっくりします。今更ですが。
結局、この日突っ走ったのも最初だけになってしまいました。
我々の動きを見て、後続組は賢く山へのルートへ移動して高度を高く保ちつつレースを推移していきます。
私は低い高度になってしまい、遅れ遅れてようやく進んでいきます。

スタート前が嘘のように高度は上がらなくなり、トップグループもおそおそとゴール。
私は・・・・・ゴール手前で撃沈。

なんだか最後まで締まらない大会でした。

大会のコンディションはともかく、
この町の全体で大会を盛り上げるムードはすごいものでした。
この日は夕方からパレード。そして表彰式へと移っていきました。

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大会が終わり、嬉しい、悔しい、楽しめたと、選手にもいろいろな感情があるわけですが、
最後はみんなで盛り上がって次につなげよう!

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ライバルであり、空の仲間たちとは、いろいろ話、じゃ、次回はこの大会であえるな。とか、
日本に遊びに行くとか再会の約束をしていきます。

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パレードには町の人たちがまた沢山歓声をくれている中歩いていきます。
ここの大会のオーガナイザー力は高い!

そして表彰式。

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女性の優勝者はもう不動の女王となった聖子選手。
そして総合優勝はフランスのピエレミ!

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写真が暗い・・・・

そして国別もフランスが優勝しすべてフランスに持っていかれた大会となりました。
私はというと・・・・・・・
いうも恥ずかしい成績。

反省は多く、実りもあった大会。
悔しい思いいっぱいですが、次回につなげ前を向いて進もうと思います。

応援ありがとうございました。

明日は水の都「ヴェネチア」を観光しつつ、その後フランスのマルセイユでとあるものを見に行き、
それから帰国の路につきます。

posted by Yoshiki at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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