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2017年08月14日

インドネシアの洗礼を受ける

大会は2日目、正直言うと、ここでのクロスカントリー競技は現状では難しいのではないかと思う。
勿論、アジアゲームに参加したいので、是非改善して大会をやってもらいたいと思うのですが、
このエリアでは、そもそも競技としてクロスカントリーの本来のレースができない。
ここ数日の天気とコンディションを見ると、そう感じます。
また、離陸場の問題もあります。とにかく狭い。
これは少し上の山にT.O.を作っているということでしたが、話によると、そのT.O.はさらに危ない場所なのだとか。

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2日目も、タスクはびっくりの8.1q。
T.O.についた時には晴れて青空が見えていた空も、すぐに昨日のように雲が発達して空が見えない状態に・・・・。
またしても永遠と待機です。

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こうなると、どのタイミングで離陸するかの勝負。
ただ平すら待つのみ。

しかし、今日は昨日よりも上昇が弱く、離陸していくダミーはことごとくそのままランディングしていきます。
はてさて、また3時まで待つのか?

問題はこの時、私は少しお腹を下していて、でもまだこの時は良かったのです。
トイレにはいくものの、そんなに問題はなかったのです・・・。

待機が続いて数時間。本当に3時ころになるまで何もなく、ただひたすらの待機。
ようやくダミーが上昇してくるのをみて、「いまだ!!!」と準備をして離陸。
しかし皆が同じことを考えるので、T.O.は急に大混乱。
私はプライオリティ(上位者は優先的に離陸できる)を使って割り込んでの離陸。

T.O.してすぐに上昇に入り、10機程で雲の高さまで上昇。といっても100mほど上げるとすぐに雲。
そしてスタートを切る。今回のレースは「エラップスタイム」というルールになっていて、
スタートラインを超えたところからゴールラインまでの時間を競う。なので、スタート時間は個々変わってくる。
※通常の「レース」ではスタートラインの時間は決まっているので、スタート時間はみな同じ。

スタートを切っていくのは10機程。
たった8.1qだけれどもコンディションが一体どれだけ持つか。
周期的に変わるコンディションだが、高度を取ることに慎重になる。

基本的にトップで先へ先へと進む。
ターンポイントを一つ取り、谷を越えて反対側へ。
うーん、渋そうな空。

少し行くのをちゅうちょすると私を抜いて先に進むのは入山選手。
おお、カッコいい。

2機で先に進む。
他の選手はその手前の弱いリフトで上昇。
我々はターンポイントを取り、2機で弱いサーマルをゲット。
そして雲底まであげて、「あ、もうゴールまで届いちゃうのね。」とゴールへと向かう。

先頭を行く私は慎重になり、アクセルもほとんど踏まずにそのままゴールへ。
200mほどの高度を残して余裕のゴール。

時間は22分。
ゴールしてしまうと本当にあっけない・・・・。

同じ時にとんだ選手たちは次々にゴールしてきて14人がゴール。
ただ、私がゴールしてたたみ終えた頃飛んだグライダーは、離陸してそのまま高くなり、
一度も旋回することなく雲に吸われながら飛んで、12分という時間でゴール。
かと思えば、そのあとはT.O.に雲がかかり、20名程は離陸すらできなかったということ。

うーん、レースとして成り立っていない。

さて、それよりもゴールした後、私のお腹は急激に悪くなっていった。
お腹痛い!!それだけ。
バイクタクシーのお兄ちゃんを捕まえて一人先にホテルへ。
そのホテルまでの道もお腹が痛いのと、当たり前のように反対車線に出てくる対向車の恐怖と
戦いながらなんとかホテルへ。

そして、そのあとはホテルの部屋で腹痛と戦っていたのです。
一晩腹痛と戦い、朝になってようやくましになったものの、まだ完治していない・・・・。

何にあたったんだろう・・・・・

今のところ総合2位にいるので、最終日はしっかり飛ばないと。
あーでもお腹痛い・・・・。
posted by Yoshiki at 09:24| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月13日

インドネシアの驚くべきタスク

テストイベントや、世界選手権なんかの地元を大いに巻き込む大会は、
とにかく、イベントも派手な気がします。

初日のこの日も、朝がオープニングセレモニー。
ホテル内の敷地で派手にやります。

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今回驚くべきは、アラブのドクターが大きなスポンサーになっており、大会にかかる諸経費や、
選手の滞在費は彼が全部出してるのだとか・・・・・。
驚くべき石油パワー。

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今回はアジア諸国12か国が参加。
日本からは4名ですが、韓国は20人以上と一大勢力。
インドネシア、中国といった国々も10名以上の団体参加。

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セレモニーは朝8時〜でしたが、この時は天気がいい。
心配なのは雲がわき出始めていること。
早く終わりにして飛びに行こうよ。と内心思っていましたが、オープニングは大切です。

して、小さなタクシーのような車に詰め込まれて、昨日行ったT.O.へ。

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しかし、猫の額のようなT.O.。
100人もどうやってグライダーを広げるのか??というような場所。
皆小さくなってグライダーを広げたり、直前まで広げない選手もいたり。

これで来年本戦ができることはないよなぁ。
大会主催者側は、近くの山にランチャー(離陸場所)を今整備中ということでしたが、
そこもどうやらそんなに広くはない模様。

さて、もう一つ心配な天気とタスク。
ここについた時点でもう空は雲に覆われています。
うーん、やはりなぁ。

湿度も高いからすぐに雲になってしまう。
確かに少し飛んでいけば高い山もあるのに、隣の山も見えるか見えないかというところ。
そして発表されたタスクは

「8.5q」

え???
えーっと、10q以下????

そういえばタスク発表前に、今回オブザーバーで来ているセルビアのジャイコが
タスクを見て笑うなよ。といっていた意味が分かった。

しかし、このコンディションで立った8.5qが遠く感じる。

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ゲートがオープンになっても飛び立つ選手はいない。
そりゃそうだ、上昇する気配がないから。

ウィンドダミーが何回か出るころようやく上昇。
それを見た数人が離陸。

そうしているうちにまた雲がわいてくる。
周期的に発達、減衰を繰り返す。

もうこうなったら腰を据えて条件のいい時を見るしかない。
条件が良くなりそうになると、数機が飛び立つ。

すこーしずつ選手が飛び立っては、あまり上昇もできずに、ランディングへ向かうのが見える。
なんだこの大会は・・・・。

3時間以上待ってこれはそろそろ雨も来るかもという情報が入ってきた。
雨が降る前の発達する条件で行くしかないなぁ。

韓国の強豪選手であるムンソブも同じ考えだったようで、同じタイミングで離陸。
他にも10機以上が同じようなタイミングで空へ。

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少し上げるともう雲。
それでも雲を縫うようにねちねちと高度を上げる。

ねちねちねちねちと上昇をつかんで(といっても上昇が0.5あればいいほう)
距離を伸ばしていく。
最後のターンポイントに向かうがこの時には上昇がほとんどなく、突っ込んでいくも、あと100mといったとこで、
木に突っ込みそうになり、泣く泣く引き返して、低木が広がる真ん中にあるわずかな空き地にランディング。

この近辺に安全に降ろせそうなとこもほとんどない。

1機だけがこのターンポイントを取ることができ、7qを飛んだが、私は6qフライトして終了。
しかし、それでも3位。
他の選手たちの多くが3q地点まで飛べればいいほう。


降りてからはピックアップトラックの一番後ろに無理くり座って落ちないように必死につかんで
回収されていきました。

さて、明日はもう少し飛べるといいなぁ・・・・。
posted by Yoshiki at 09:13| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月30日

日本の夏。獅子吼の夏

昨日、本日と2日間に渡り、石川県白山市にある獅子吼高原で国内戦の大会が行われ、参加してきました。

長野の伊那谷からは松本を越え、安房峠を抜け約4時間程の道のり。
以外と遠い道のりです。

獅子吼高原は金沢市からも近い場所。毎年夏には一度大会が行われています。

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昨年は参加できていなかったので二年ぶりの獅子吼。
金曜日からはいり、まずは久しぶりのここの空を飛びます

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曇り空のなか、小一時間のまったりフライト。降りてからは、海へ行ってSUPで全身運動。

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土曜日は朝からどんよりな天気。
風も悪く早々にこの日の大会キャンセルが決定。

午前中は私以外の人の緊急パラシュートのメンテナンスをして、午後はそこから小一時間のとこにあるスキージャム勝山へ。

このエリアに来るのは本当に10年ぶりくらいです。
校長の堀さんに久しぶりのご挨拶。そして元気な学生たちにパワーをもらいました。

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この日はここで軽くフライト。
夜は獅子吼高原の山頂レストランでの大会パーティー。

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そして日曜日。
朝は晴天ですが、少しずつ雲が張り出します。タスクはなんとか成立してほしい27kmが組まれ、一番コンディションがいいだろうと予想される13時半のスタート。

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ブリーフィングから飛ぶまで随分待ち時間があるので、山頂のレストランで腹ごしらえ

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飛ぶ前にはチキンライス🐔
しかし食べた後でもスタートまで一時間半以上。

コンディションはなんだか悪くない感じ。
選手はまだまだ離陸しない様子ですが、私は空を満喫することに。

雲の低い日でしたが、スタート前は、雲の側面を使ったりして1人900mの高度で空を独り占め。

そうして楽しんでいるうちにスタート時間は迫ってきて、選手達が離陸してきます。

するとどうでしょう、今までの上昇は弱くなってくるは、雲は下がってくるは、混雑するは。

ようやくスタートしたときにはようやく700mの高度を維持するのが精一杯。
進めど進めどコンディションは弱く、途中少し高さが抜けた上山選手と不破選手が先に行き、私と岩崎、望月選手をはじめとした選手が後をおう形。しかしコンディションは弱く、低い選手たちは次々にランディング。

私も先へ進んだものの弱いサーマルに引っ掻けたものの上昇は弱く、山から離れたとこへきた小鳥達が上昇気流に乗る動きをしたのでそっちに行ってみれば残念無念の地上人。

結果、そのサーマルで粘った岩崎選手が距離を伸ばして優勝。私は5位。

しかし、ほとんどの選手が最低限の距離を飛べなかったため、大会は不成立となりました。

残念。

良く飛んだのに、なんだかがっつりしたサーマルにのれずなんだかスッキリとしなかったですが、まぁこれがパラグライダーです。
posted by Yoshiki at 20:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月16日

最終日 そして表彰セレモニー

長くて短い世界選手権も最終日を迎えました。
もう私は思いっきり飛んでやろう。
それだけです。

この日、T.O.にはフォロー(追い風)が入っていて全く離陸できる様子ではなく、
どうやら寒冷前線通過に伴い、風の様子がガラッと変わったようです。

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本流は北風とフォローの風が吹いているようですが、フェルトレの谷には、風の吹きこみが弱く、
対流が始まれば問題なく風が入ってくるということ。

最終日は50qに満たないショートタスク。

タスクが決まるころには風は確かにアゲンスト(向かい風)に変っています。
私だけでなく、今回日本チームは成績不振。

最終日はもう思いっきり飛んでやろうと気合を入れるだけです。

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さて、離陸してしばらくはなかなか上昇できずに苦労したものの、上昇を始めると、今度はびっくりするぐらい
いい上昇。
ここにきて初めての気持ちのいい上昇。

高度は2700mを超えて雲の上に行きます。
まだまだ上昇しているのですが、ここのエリア2850mの高度制限があるので、その下で上昇をやめ、
しばらく、雲の上のフライトを楽しみます。

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フェルトレの空が最後の最後になって我々にプレゼントをくれたのだろうかというくらいの景色。
雲の間で飛んでいると、場所がわからなく、高さもわからなくなってきそうになります。

その間から抜けて出てみると、今まで飛んでいた床が高い位置から見下ろせます。
こんなコンディションが続いて入れば結果は違ったのにとか余計なことを考えてしまいます。
ま、どんなコンディションでも勝てなければならないのですが。

さて、スタートと同時に私は抜け出しました。
とにかく先に行ってこの日は攻めてやる!!
という勢い。

いったれーー!!と2000mの高度を惜しみなく使って突っ走っていきます。
スタート前はあんなに強い上昇があったのに、スタートしてその空域を離れると、全くものって上昇がない。
びっくりします。今更ですが。
結局、この日突っ走ったのも最初だけになってしまいました。
我々の動きを見て、後続組は賢く山へのルートへ移動して高度を高く保ちつつレースを推移していきます。
私は低い高度になってしまい、遅れ遅れてようやく進んでいきます。

スタート前が嘘のように高度は上がらなくなり、トップグループもおそおそとゴール。
私は・・・・・ゴール手前で撃沈。

なんだか最後まで締まらない大会でした。

大会のコンディションはともかく、
この町の全体で大会を盛り上げるムードはすごいものでした。
この日は夕方からパレード。そして表彰式へと移っていきました。

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大会が終わり、嬉しい、悔しい、楽しめたと、選手にもいろいろな感情があるわけですが、
最後はみんなで盛り上がって次につなげよう!

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ライバルであり、空の仲間たちとは、いろいろ話、じゃ、次回はこの大会であえるな。とか、
日本に遊びに行くとか再会の約束をしていきます。

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パレードには町の人たちがまた沢山歓声をくれている中歩いていきます。
ここの大会のオーガナイザー力は高い!

そして表彰式。

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女性の優勝者はもう不動の女王となった聖子選手。
そして総合優勝はフランスのピエレミ!

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写真が暗い・・・・

そして国別もフランスが優勝しすべてフランスに持っていかれた大会となりました。
私はというと・・・・・・・
いうも恥ずかしい成績。

反省は多く、実りもあった大会。
悔しい思いいっぱいですが、次回につなげ前を向いて進もうと思います。

応援ありがとうございました。

明日は水の都「ヴェネチア」を観光しつつ、その後フランスのマルセイユでとあるものを見に行き、
それから帰国の路につきます。

posted by Yoshiki at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月15日

持っている人は持っている

フェルトレの朝。
初めて朝から結構な雨が降っていました。
シトシトとザーザーの間くらい。
朝8時からのリーダーミーティングも1時間遅くなったとの連絡が入るくらい。
さて、飛べるのか?

でも飛べてしまうのがこのヨーロッパの気候。
結局フェルトレは天候回復が難しいけれど、南のバッサノに行けば飛べる
ということで移動。

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到着した時にはT.O.は雲の中だったのに。

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1時間もすると飛べるコンディション。
飛べるということがうれしい。

それでもさすがにレースの時間はいつもよりも遅め。
14時のスタート。
タスクは単純なものになり、57q。西から東への移動一直線。

これだけ湿っていると、上昇自体が弱いので、慎重になります。
問題は、レースが始まると、先へ先へ行こう行こうとする自分をしっかり抑えること。

少しでも多く飛びたいので、離陸はいつも初めのほう。
空を飛んでいるときがなんだかんだ言って幸せです。

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でも雨の影響は強く、高度も1100mほどで雲に届いてしまい、高度を上げることがそれほどできません。
2週間毎日飛んでいても、スタート前の混雑には慣れません。
基本的にはほかのパイロットをあまり信用しないというくらいに思って飛んでいないとです。

スタートは問題なく。ただ、前に出すぎないように意識しながらのフライト。
勝負は後半。
このエリアで自分が遅れてしまう谷も問題なく高い高度で推移していきます。

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この日は大きな集団を先行するグループに入り、私も時折先に出たりしながらそれでも高度を高くいきます。
そうそう、こんな感じ。自分の好きな大会でのポジション。
今回の大会ではこんな風に飛べてなかったと思いながらのフライト。

山はすぐに上昇が無くなってきたので、これはもう早めに沖に出ようと高めの位置で沖に出ます
同じタイミングで全員が沖へ。

そこでもサーマルをゲットして上昇率の弱いサーマルをできるだけ上昇して進みます。
リズムはいい。

集団の前には低く先に走る数機。
これを観察しながら大きな集団の先方で高く進む。
真っすぐ行くところ、右手さらに沖へ一機のグライダー。
そこは日が当たり上昇しそうな雰囲気。
ここで集団の先頭グループから少し離れそちらへ寄せていくのはフランスのオノランと私。
その行き先を少し後ろでもう一つのグループが見守りながら弱い上昇で待っています。

左手をいく集団の先には弱いサーマル。
ここでは雲が張ってきているので弱くてもそれにしがみつかないとです。
私からは少し離れた位置。
右手のグライダーは上昇しそうな挙動は見せるものの、上がらない。
しばらくそちらに行ってしまうも、これ以上は高度を落とせない
そう思って集団のサーマルへ。

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ようやく届いたサーマルも、一番下に入ることになり、弱い上昇がさらに弱く上がるか上がらないかというもの、
更に南まで行っていたオノランは私よりも低く子のサーマルに入ります。

私の上にいるグライダーはなくなりかける上昇に見切りをつけて先に進み始めます。
高度は稼げていないけれど、もう上昇も終わりかけ。
私ももう先に進むしかありません。

この先は雲の影。
嫌な展開。

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このエリアのまた急に上昇が無くなる時間帯。
その手前で高度をなくす。

先に進みますが、一機また一機と地上に降りていきます。
私は全体よりも低いので、何とか上昇がある空域を探してもがきます。
その後ろも私よりも少し低い位置でいるオノランを入れた数機。

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後ろで待機していた次の集団は高く(とはいっても対地高度はそれほどない)先に進みますが。
これも厳しい高度。
結局町の上を通り過ぎてもサーマルはなく。私はそのまま地上人へ。
他の選手も次々に降りていきます。

またこの展開か・・・。

がっかりしていると、高めに行った集団の先方15機程は何とか弱い上昇にたどり着き、旋回を始める。
それも弱い上昇だけれど、上がってはいる。
見上げていると、その中には聖子選手も。

日射がようやく当たってきて地面を温めます。

後ろを見ると、もう着陸態勢に入っていた後ろに来ていたオノランとその数機にも上昇が。
我々が通った時にはなかった上昇を何とかつかみます。

時間をかけて少しずつの上昇。
飛んでいる人たちから見れば、時間をかけてでも高度をかけようというところ。
なぜなら9割の選手がもう飛んでいない。

本当にゆっくりゆっくり地面から離れていきます。
そして十分な高度に達して先に進んでいきました。

結局この20機だけがゴール。
この日の成績で、オノランと聖子選手は総合と女子のトップに躍り出ました。
彼らは残り1日を残して2連覇に手をかけたのです。
何かを持っている。

あと1日。
せっかくなので飛ぶだけ飛んで終わりまでしっかり飛んで帰ります。

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虹も見えたし、きっといいことがあるはず。

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2017年07月14日

2分する展開

フェルトレの会場で見つけた一枚の絵

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ここには子供たちが描いた絵が飾られています。
パラグライダーというスポーツが描かれている子供の絵を見るのは初めてかもしれません。
この大会を通じて、多くの子供がいろいろな外国人と触れ合うような場面も多くありました。
これをきっかけにここから将来世界で活躍する選手が出てきたり、世界を股にかける人が出てくるかもしれません。

こういうのをやはり、日本でも開催したいと思います。
勿論、その時には、私が勝たないと!!

さて、現実に返ると、上位入賞どころか、順位はもう考えても仕方ないくらいですが、
残りの3日でつかめるものはつかんで帰ります。

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朝はなんとも色の生えたきれいな空と雲海。
飛ぶ、という視点から見ると、この状況はいまいちなんですが、
それでもこんな空の中飛んでいたいと思ってしまいます。

時間を追うにつれ、空の様子は変化していきます。
谷の逆転層が上がってきて、サーマルが発生しだすと、いつものように低い雲がわいてきます。
木曜日はコンディションが最高だといっていましたが、思うほどよくはなっていない様子。

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組まれたタスクはこれまでに組まれた中で一番小さなタスクの56.7km
短い距離で、夕方前に来るであろう雨予報の前にレースを終わらせようという感じです。

しかし、この日のタスクはいつも以上に山を通るかそれとも対岸の山まで渡るかの選択が
迫られるもの。
いつものように山を行くよりも、対岸に渡るほうが、40%近く距離が短いタスク。


56qというのは最短距離を言うので、山側を飛んでいくと実質80q以上の距離を飛ばないといけません。
しかし、今まで対岸が良かったためしはない。

最初の往復は山回り、2回目は対岸又は沖でのフライトかな。
そんなイメージで空に出ます。

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空に出るころにはまた近いところに湧き出す雲。
高さはせいぜい1500mほどまでしか取れません。

スタート時間ぎりぎりまで雲の高さで空中接触をしないように神経を張り詰めてのスタート。
気が付けば雲はかなり山から離れています。

私もこの時点で一気に対岸に渡ってしまったほうがいいのか山に戻り進めたほうがいいのか悩みましたが、
山へと進みます。

みな同じように考えていた様子。
なんと大きく2つに分かれていきます。
そして大部分はなんと対岸へ。

まだこの時点ではどちらが正解とも言えなかったのですが、山側は急激に雲が発達し、
オーバーキャスト(発達しすぎて上昇が無くなってしまう状態)に。
対して対岸に渡った組は今までなかった沖での発達する雲の列にのり、高度を上げていきます。

完全に沖でした。
向こうは距離も短いのでここからの巻き返しは難しいけれど、このエリアのこと、
どこで急激にコンディションが悪くなるかわかりません。

山のコースを取っていたグループも、山にいるより沖に出たほうが発達する上昇を狙って
徐々に沖へ沖へと移動。

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一週目は高度を高くした沖組の大集団が苦も無く高い高度を行きます。
我々は息も絶え絶えといった感じでようやくサーマルで雲まで上がり、
遠くなった集団を負います。

そこから最初の周回は雲の列を追っていくだけで高度が上がる状態。
これでは差を縮めることもできませんが、その列から離れると高度が一気になくなっていきます。

さて、2回目の東のターンポイントへ!
と振り返ると・・・・・。

なんだか先に進んでいる集団はもう高度が低い。
これは、急激に弱まるパターン。

スピードを緩めて高度を維持。
先に行く集団が上がるのを待つか、全くコースを変えてまた山側を通るか、はたまた対岸の山に先につけるか
を悩みます。

まだ上昇の少し残る雲の下を飛んでいながら考えますが、それを外れてどちらかの山に向かうと高度が取れなくなる
感じがします。

先のほうで集団が弱い上昇にしがみつくのが見えます。
しかし、それと同じように次々に着陸していくグライダー。

決断が付かないうちには見えるものへ。
その弱い上昇に突っ込んでいきます。

しかし、それも高度を維持するかしないかの上昇。
結局、そのあと雨も降り始めタスクストップ。

飛びはいいとも悪いとも言えない内容。
あと2日間。
空を楽しんできます。

posted by Yoshiki at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月13日

歯車が合わない

レースがあと4日。
前半を落としている私は、前日も先行を狙って降りてしまっている。
いよいよタスクごとに先行していかないと飛ぶ意味がありません。

正直、応援してくださる方たちには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいの状況。
セルビアから全く自分の飛びが空回りしています。
良くなっていると思っていたのですが、どうもあと少しのところで空回りを続けています。

この日のタスク、朝は山の天候は良くないように見えたのですが、フェルトレでの開催。
雲は最初いつものように低く、T.O.に雲がかかっているくらいに低いものでしたが、
離陸時間の11:50には雲の高さはT.O.よりも300mほど高くなっていました。

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74q程のレースで、タスクは山を飛んでも沖を飛んでもオプションが取れるタスク内容。
しかし、今までのコンディションを考えると山側でのレース展開になるだろうと予測がつく。

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スタートから前半戦は調子のいいものだった。
トップ10番手位を快調にスピードを出していく。
コンディションも悪くない。

どこでコンディションが渋くなるかを警戒しながら進むレース。
それでも私は慎重になっていたつもりだった。

予想通り、レースの中盤以降、山側は立ったつ下雲の影響で影になり、
サーマルが渋くなる。

そこで高度を高いまま展開できていたのに、一つの山で先行く10名があげていくサーマルを
取りこぼし、陰になっていないその先へ先に飛び出す。
そこで上げている間に後続組がさらに高く追いついてくる。

ここではまだ十分に逆転ができる場面。
上げ切って沖のパイロンへ。

トップとは1qの差。
折り返して上げなおしていくトップの集団のサーマルをかすり、サーマルが働いているうちにすぐそこにあるパイロンを
取りに行く。
たった数分。

折り返していくと、もう下のほうはサーマルは切れている。
同高度のグライダーは上げ渋り、高いグライダーは高くなっていく。
周期的なサーマルの発生と、風に流されるサーマル。

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先は日射もあり、サーマルの発生源もいくつか確認できる。
これからの展開でほかのグライダーと同じように展開してもトップをキャッチしていくのは
難しいし、リーディングが取れない。

では思い切って沖を進む
そう考え、高度が低い中先に進もうとするが、
思うような場所にサーマルがない。

ほとんどの選手が無難にこなすところを勝負にでて全くサーマルに当たらない。
そのままランディング。

この日はほとんどのパイロットが無難にレースをこなす中自分は途中で降りてしまうという
レースにならない状況。

自分の判断で行って失敗している。
誰のせいでもなく自分のせい。
少しずつかみ合わないレース。
自分は何と戦っているのだろうか。
自分に対して腹を立てることしかできない状況。

このまま日本には帰れない。

posted by Yoshiki at 13:59| Comment(1) | TrackBack(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月12日

追い上げと勝負

今回の世界選手権、ちゃんと一日コンディションが続いたのは最初の初日のタスクだけ、
あとは、急速に発達しすぎて雨と雷になるか、コンディションが安定しすぎて上昇が弱くなりすぎるか
どちらか。

この日もイタリア北部ではサンダーストームの予報。
南に行けばまだましだということでバッサノへの移動。

それでも夕方にはサンダーストームの予報が出ているので、57qのショートタスクが組まれました。
空に飛び立つとすでに雲は発達。
離陸して400mも高くなるともう雲に入りそう。
そいうか入ってしまったり慌てて雲から出たり。

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後半戦。普通に飛んでも総合成績は上がらないので、
狙うのは毎日の上位入賞のみ。

スタートは、雲との合間を狙って出ていきますが、
私よりもやたら高いとこから現れる機体が沢山。
お前ら、それ雲から出てきていないか?とか思うも、自分はそこにいなかったので仕方ない。
パラグライダーは、「高さ」という位置エネルギーがレースを有利にするスポーツでもあるので、
スタート時の高さは絶対的な有利につながります。

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今までは1500m〜2000mの間を飛んでいたのにこの日は1200mがせいぜいの高さ。
高度が低いと、それだけ上昇を探していくタイミングが増えます。
そして上昇が弱い。

最初のターンポイントは高かった10機程が早く折り返してきてそのターンポイント手前で弱い上昇に
乗る我々の上昇に乗り、先に進みます、それに続く我々もターンポイントを取って折り返し、
そこで強めのサーマルをゲット。
ここで雲までたどり着き、先行くグライダーを射程にとらえます。

しかし、その先の沖のターンポイントでまたサーマルを探すのに時間がかかり、スピードを緩めることに。
この時点であと500mだったターンポイントを取るのを先延ばしにしていた私は上昇して
その先に進み、ほかの選手が方向転換してから遠回りしてターンポイントを取ることに。

これはコース取りがうまくいき、大したロスもなく追いつく。
しかし、この時点で、ゴール方面へと10機程の先行組とは差が大きくなり、それを追いかけることに。
スピードを上げ、先に行く。

ターンポイントから2q手前。ゴールまであと6qといったところで強いサーマルにヒット。
先を急ぐグライダーを見送りながら、ここはしっかり稼いでここでゴールまでの高度を稼ごうと
かんがえる。

上昇から出てグライド。
低く出ていったグライダーはそのまま降りてしまったり、苦しい展開。
たんポイントを取りあとはゴールへ。

私も高度が苦しい。
熱源の町へのコースをとろうとしたときに、先行していたグループの数機が山側で上げているのを見かける。
ここで彼らをキャッチできれば10位ほどに入れる。

そう考え進路を山側へ。

対地高度200mほどで何とかサーマルのしっぽをつかむ。
しかし、高度が低すぎた。

上の数機はそのまま高度を稼ぎゴールへ。
そのままシングルゴール。

私はその弱いサーマルと格闘して20分。
上から後半組が高くゴールを切っていくのを見ながら粘るも、最後力尽き着陸。

日本人は廣川選手が29位でゴール。平木選手もそのあとにゴールをしていますが、
上山選手はゴール手前でクラバット(グライダーの翼が崩れて翼の一部が自分のグライダーに巻き込まれてしまうこと)
になり、そのままランディング。

残りは攻めの一手。
諦めず飛びます。
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2017年07月11日

パラグライダーの奥深さと、読みの難しさ

夜になっても会話は「どうしてあの尾根を高度ロスなしに行けるといけないのが出てくるのか」
「その10m差はどのような差があるのか。」「尾根に風がどのように流れていて、どのように流れているのか」
「尾根の高さと風の強さでどれだけ高ければ越えられるかの換算式はないのか」
「グライダーの装備重量を3s重くしたが、なんだか調子が悪い」「ラインの調整は果たして有効だったか」
などなど。
そのうえで今日のレースの選手全員の動きを世界選手権のH.P.で見直し、スタートのポイント、
この日のトップ集団の動き、尾根をどの高さでどのコースで越えていたか、その後の動き方は?
自分たちとどうして大きな差ができたか。そういう分析を遅くまでやっていました。

この日のレースは、雨雲の急激な発達で、レースが成立する前に中止となり、(レーススタート時間から1時間が
経過しないと、その日のレースはキャンセル扱いとなる。)しかし、1時間ほどはレースとして飛んでいたのですが、
その時点で私も日本チームもトップから出遅れることになり、私としては正直助かったというのが本音。

そしてその要因が、スタート後の尾根の越え方に原因が大きくあるのではないかという話になっていった。

20170710_113520.jpg

この日のレースはバッサノに移動してのレースタスク1の雪辱を果たす時が来た。
そう私は意気込んでいた。

レース前は順調にサーマルをつかんでいたが。
20170710_123143.jpg

すでにこの時には雲がどんどん発達していた。

レーススタート時には3つのグループに分かれていて、山側、沖側、中間の方向から
一斉にレースをスタートしていたが、谷を渡った最初の尾根の越え方で既にレースは
決まりかけていた。

尾根の上を高めに早くクリアした選手たちはその後進めば進むほど高度も上がり、
スピードも上げていく。
その点、私やほかの機は、スピードをかけて、それほど悪い高度でなかったのにかかわらず、
その尾根を越えるのに信じられないほど高度を失い、山の一定の高さ以下では減立が悪く、
上昇に苦しみ大きな差ができてしまった。

20170710_122024.jpg

その後30分ほどでレースはキャンセルになったわけだが、私のショックは大きく、
この日の夜の話になっていったのである。

レースには本当に些細なことも気になる。例えば1sの重量の増減、グライダーラインの5oの
調整。ハーネスのベルトの1pの違い、アクセルバーの5oの左右差など。

自分の腕、基本的な風の流れ方の考え、上昇気流の場所場所でのでき方や流れ方。
毎日分析しているのに、正解がわからない。

ただ、明日は同じミスは繰り返さないようにしていくだけ。
本当に上手くなりたい。そう思う毎日です。

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2017年07月09日

タスク5 先読みの難しい気象変化

朝、起きると、外は霧の中。

20170708_073600.jpg

しかし、H.Q.に到着するころには雲一つないほどに晴れ渡っていました。

20170708_092946.jpg

この移り変わりがまた天候の読みを迷わせる。
ルーチンのようにT.O.へ上がり、離陸の準備をする。

20170708_113106.jpg

ここ2タスクはストップだったり、気温減立の急激な安定だったり、この地の天候の変化に対応できていない。
そもそも気象予報と全く違ったりするからたちが悪い。

この日、組まれたタスクは72q。
山の天候悪化を懸念したのか、確実な成立のタスクを組もうとしたのかが伺えるような山の際と
沖を使ったタスク。
この一週間いたエリアだけにイメージはできる内容。

土曜日のT.O.はいつもと空気が違い、見物に来ている地元の人も多かった。

20170708_120114.jpg

見物客を来させるという配慮は日本の大会にはないけれど、こういうことが、
地元の協力を得られることに繋がっているのだと感じます。

さて、離陸時間にはまだコンディションは弱いものの、何とか上昇ができそうなので、
早めに離陸。

上手いこと上昇をつかみ、それに乗り始めるとT.O.上空で1800m。
昨日よりもいい上がり。
スタート地点になる裏の山まで今日も移動

20170708_123233.jpg

この時点では問題ない気象条件。
この後も裏山の岩壁の上に広がる草原のような山の上で高度制限(2890m)に近い2700mを超える。
これはここにきてから最高の高度。

20170708_130026.jpg

これだけ活発にサーマルが出ているのならば、この日のレース展開は、スピードレースになるだろうか
そんな考えで飛んでいた。

しかし、気がかりなことがなかったわけでもない。
スタート前30分ことに裏山にとりついた後発組のグループの数十機がある一定の高度より上に
上がってこれないでいた。

明確に高いグループと低いグループに完全に分かれている。
下は極端にそして急激に安定した気温減立になっていってしまっているらしい。

そしてスタート。

20170708_130026.jpg

雲の高さから一気にスタート地点へ。
スタートのラインを超えて最初のターンポイントはそのまま走る。
気持ちアクセルは緩めた速度で高度ロスを警戒していく。

集団は一気に進む。高度も十分あるので最初のターンポイントであるT.O.の先へは問題なく行ける。
T.O.の上空でサーマルを取り、上げなおしてから先に進めばいい。
そう考えていたのに、その山には上昇音が鳴る気配もない。

そのままターンポイントを超え今度は山沿いを東へ。
昨日とは違って十分に太陽の光が当たる斜面が続くレグ。

しかし、進めど進めど、上昇音がならない。

20170708_130028_024.jpg

スピードは緩め、上昇がありそうな山沿いを際まで進むが逆に高度をロスしてしまう始末。
危険を知らせる自分の中の警報。少しでも上昇の気配があれば、とにかくそこで苦しくても様子を見ようと思うが、
この高度には何もない。

100mほど高度の高かった後続の数機は、あるかないかの上昇で待つことにしたらしい。
90機近いグライダーはそのまま進まざるを得ない状況。

そしていよいよ高度が苦しい展開。
まさか2000mの高度を使って移動してサーマルがない状況なんて、しかもこの曇っているわけでもないのに。
そんかことをこの時は考える余裕もなく、地上付近でヒットした本当に弱い上昇にしがみつく。
それに間に合わなかった80機以上はその時に地上の人へ。

そこからこのサーマルに残った20機程が永遠と上がるのでも下がるのでもないサーマルにしがみつき、
永遠と旋回を繰り返す。

高い山の上には後方からとどまって高度を上げたのであろうグライダーが10機程高い高度を飛んでいく。
山の森林限界まで上昇できれば、何とかなりそう。

そう思ってそのタイミングを狙う。

動いたのはそうして30分以上いたころ。
ようやく高度が900mほどまでリカバリーして、一機が山の西側へ。
それが少しづつ上がるのを見計らって私と数機も同じくその下へ。
しかし、残りは東へと向かう。

ここが分かれ道。

私のいった方向は先に上げたグライダーの上昇はすでになく。
なし崩し的に沖へと出ざるを得ない状況。

また弱いサーマルに乗り継ぐが、もうそれも時間切れ。
少しずつ高度のとれる沖へ沖へと進む。
東へといった集団はその先の山で上がるとも上がらないともいえるサーマルを捕まえ、
最終的にはそのまま森林限界を超える高度になり、先に進むことができた。

私はといえば、先にある町に行くのか、林と小さな町の境の地形を沿って飛ぶのか
を迷い、後者を選ぶ。そこには上山選手も。

町に行った選手はここでサーマルをヒットして何とか上昇。
だが、私のとった判断は間違っていたようで。最後に弱い上昇にしがみつくも。
降りてしまったのです。

結局この日、ここを超えられた人はあと20q進むことができていた。
そしてその中の6人がゴールをした。

全く、すっきりしないレース。
スカッと飛びたい。

明日はレストデイ。気分を入れ替えよう。
posted by Yoshiki at 17:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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