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2020年01月05日

あけましておめでとうございます

2020年という年が始まりました。

昨年まで本当に多くの方々に応援され、自身がやりたい事を突き詰めて行く道に進んでおりました。


アジア大会での金メダル、クロスカントリー日本記録の更新、世界選手権での国別3位、個人の成績として満足はできていませんが、一つの形ができたのだと考えております。


一昨年前には株式会社MENE としてZENAGIの立ち上げの末席に加えてもらい、昨年末、株式会社ERUKを立ち上げ、今年の春にオープン予定のアクティビティスポット[ASOBIMA]立ち上げに年末年始も大工仕事、地元との飲み会に突然のイギリス人の襲来と突っ走っています。


選手として培ってきた技術、知識、人脈といった財産を使い、アウトドアスポーツの底上げ、次世代の産出、農山間地の活性化という難しい課題に取り組んていきます。


勿論、ひとりでできるものではありません。今まで以上に沢山の方々の応援が必要になります。その際にはご助言、ご協力よろしくお願い致します。


選手として引退はまだしませんが、一度一歩引いた形となり、海外遠征は一度だけの予定です。代わりに不肖の若手を送り出していきます。


今年一年の皆様のご多幸を願うとともに、今年も全力で突っ走っていきます。


本年もよろしくお願い致します


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2019年12月19日

みらいの森

先日、KEENの2020年、秋冬の新作展示会があり、行ってきました。
来年もKEENアンバサダーとして活動させていただきます。

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来年モデルは、なんだか男物は男っぽく、女性物はよりファッショナブルになった感じ。
写真はNGだったので、載せられないのが残念!!!

さて、今回はこの後に行われた

MENEXの事業でも深くかかわってくれているジェフが未来の森の副理事をやっているこの団体。

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やっていることは
「NPOみらいの森は、児童養護施設で暮らす子どもたちのために、アウトドアプログラムを通じて生涯の糧となる体験を創り出し、幸せな実りある成長をサポートします。」(H.P.より抜粋)

この事業を外国人がメインにはじめ、そして活動を広めているというのはすごいことだと感銘を受けるのと
同時に、何故日本人ができていないんだろうか。と自分も少し後ろめたい感じを受けてしまいます。

今回、MENEXはジェフの関係で、そして私個人はKEENのアンバサダーとして、シークレットオークション(チャリティーオークション)
の出品ということで関わってきました。

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私はASOBINAでの「パラグライダータンデム」。そして「MTBガイドツアー」を出品。
落札された方には来春以降で体験していただくことになりました!!

お待ちしています!!!

今回もたくさんの方々にお会いすることができ、
登山家でERUKの名付け親である近藤さんや、まさかの久米島でパラグライダー、カイトをやってる
木村夫妻の娘さんと出会うなんて奇跡もあり、人の出会いは不思議だなぁと感じたりもしました。

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とにかくパワフルな人が多かったこのパーティー。
楽しかったし、いい勉強になりました!!

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七大陸最高峰日本人最年少登頂記録保持者の南山真鈴さんにもあったけど、
まぁ、この子もパワフルだったなぁ。
ま、今度飛んでもらいましょう。

さて、明日は福岡!!!
激動の年末が続きます!!

posted by Yoshiki at 23:23| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月18日

2019年の仕上げを占う試合

2019年は本当に私にとって激動な年。
これはまた年末に書くとして、先日今年の最後のレースが静岡県朝霧高原にて行われました。

朝霧高原での試合は年の最後に行われ、大会成立も高く、そしてスピードレースになりなおかつ
トップ選手たちが勢ぞろいするので、年間ランキングもかかってくる大切な試合です。

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舞台は富士山を見る絶景の中の試合。
ここで12月14,15日の二日間で行われました。
しかしながら初日は西風が強くかかってくる予報で、飛ぶことはしたものの、試合をするにはリスクが
高すぎるとしてキャンセル。勝負は15日の1日のみとなりました。

2019年、試合の成立数が少ないこともあって、私はこの試合が始まる前まで年間ランキングも
5位と少し振るわないもの。この最終日ですべてがかかってくるとあって、私だけでなく、
全ての選手達が気合を入れていました。

実際のところ、私は緊張などはみじんもなく、ここ数か月、忙殺され、自分の飛びができていなかったので、
「飛べる!!!!思いっきり飛べる!!!!」
というワクワク感しかない精神状態。

しかしテイクオフ(離陸場)に上がり、準備はする。のですが・・・・
確かに晴れているのですが、なんだか日差しに元気がない。
上昇が弱い感じがして仕方ない。

実際に飛んでいく風見のグライダーも、上昇できずに地面へと向かっていきます。
予報ではとてもいいはずなのに・・・・。
タスクコミッティーもかなり難しい判断。
その中で30q程のショートタスク。
そしてレース内容も尾根の上を3往復という条件によっては超ハイペースな内容。

離陸時間になり、ぽろぽろと離陸していく選手がいるものの、上昇は厳しい・・・・・
しかし、30分ほどしたところから、コンディションが急激に良くなってきた!!

私も離陸して上昇気流に乗り、一気に1900mの高さへ!!

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イヤッホーーーーーー!!

なんて雄たけびを上げながらノリノリで旋回。
しかし、ここのこの時期の空は寒い!!!!本当に寒い。

millet のドライメッシュを着込んで、メーカー推奨の重ね着をしている私には
体の寒さは全くなかったのですが、写真を撮ろうとグローブを外すとあっという間に
手がかじかんでしまいます。

レース前の間に写真を撮っては上昇して、撮っては上昇してと繰り返し。

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そしてスタート時間。
ピッタリレーススタート!!!!

この日、スタートして後に私は自分に言い聞かせたのは

「とりあえず抑えていく!!!!!」

コンディションは良くなってきたとはいえ、馬鹿みたいに上昇が強いわけでもなく、
スピードを出しつつも高度ロスしないコース取りに重点を置いてこのレースは飛ぼうと
作戦を練り、アクセルも80%までは使わないコントロール。

先頭には成山選手や中目選手。そして新型の機体を乗った青木選手が並んで飛んでいく。
この状態で尾根の上を上昇をつかむラインを飛びながら飛ぶとなると、いかに旋回をしないで
レース運びをするかがポイント。

上昇があるところではスピードを緩め、そして揺らさないように離脱。
下降が続くとロコは滑空比を良くしながらスピードを上げる。

それの繰り返し。
最初の最南端でのターンポイントを取り、天子と呼ばれる山の上。ここのサーマルスポットに
グライダーをねじ込んでいく。

思った通り強い上昇。
ある程度上げて十分次の尾根の上に出られると確信して上昇途中でスピードをつけ先に進む。
北のターンポイントは高圧線の手前。
この高圧線の150m以内は侵入禁止エリア。しかし、これは最後に越えていくもの。
高度感をなんとなく見ながら折り返す。

その先の2往復。
更に高度ロスをなくして旋回を一度も行わずにこなす。

そして鉄塔を超えるための高度を取るレグ。
少しコンディションが弱くなるのを感じ、少しの慎重さをもって進む。
鉄塔の空域制限は思ったよりも高いので少しだけ沖にシフト。

NAVITERのGPS警告はならないので、そのまま突っ切ったが、
相当ギリギリの高度で飛んでいたはず。

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しかし、GPSを信じ、後は攻めるだけ。
ここでトップ集団を形成していた上山、廣川は更に慎重に沖を飛んだので、
私よりも遅れる。

そのまま北のターンポイントを取り、ゴール!!
久々にスピードのあるレースをしたけど、あっという間で物足りない感じ。


気持ちよくランディングをして地上へ。

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残る心配は高度制限。
私のGPSでは大丈夫だったけど、一緒に飛んでいた2人は私はもうペナルティ確定だと信じている様子。
そして

ペナルティ無し!!!

その瞬間、私がこのレースを制したことが決定!!
NAVITERのOUDIE5に感謝!!!

そして表彰式

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今年もサポートしてくれた岡競技委員長のあいさつに始まり
表彰式

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2019年最後のレースを優勝で終えることができました!!!!

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大会関係者の皆様
ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。

さて、気になる2019年の国内ランキングは・・・・・・

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くう!!!!!!!!!わずか25点足りず!!!!
ということで今年は2位で終了しました。


さて、残り少なくなった2019年ですが、まだまだ激動は続きます!!


posted by Yoshiki at 09:39| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月15日

起業後のボランティア

本日、株式会社ERUKを発足しました。

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今回の台風のような大きな被害がある
状態で、アウトドア、観光業も厳しい
時代ですが、突き進んでいくしかない
と思っております。

本日、長野市の法務局にて登記手続きを
したあと、その足でワークマンに駆け込み
作業着を買い、そのまま須坂に向かいました。

林 英寿さんの呼びかけで、台風被害に
合われたお宅の片付けの為にボランティア
に参加しました。
午後からのみの参加でしたので、ベストを
つくし自分のパワーを使ってきました。

わかったことは現地で今必要なのは、物よりも人の力でした。

とにかく泥に埋まった家財、畳といったものは人間の力でしかだせない。
30人程でかかって一軒を片付けるのに一日かかってました。

これが長野、千葉、福島、宮城、神奈川、茨城。
大小合わせてどれだけの規模になっているか。

だからといって自分たちの生活も続けていかないといけません。

とにかく、日本、皆、頑張ろう。
そう思うことしかできない日となりました。
posted by Yoshiki at 19:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月08日

パキスタン外伝 カメ王子の冒険

日本に無事に帰国し、茨城県の大会も終わり、
今は地元である長野県の伊那市に戻りました。
戻ったらもうなんだかビックリするほどのスケジュール。
いよいよ伊那のプロジェクトが動き始めました。

さて、そのあたりはまたブログにて経過を伝えていこうと思っています。

が、その前に!!!!

パキスタンでフライトした後に待っていたまさかの事件。
そしてまたしても帰国にまでにやるべき試練

日本からとある王子をフューチャーし、パキスタンの大冒険を
語っていこうではないか!!!


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「カメ王子である」

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「遠き二ホンの地よりパキスタンの地を視察しに来たのじゃ」
そんなこんなんでカメ王子の冒険も始まったのだった。

移動にはカメ王子のために用意された様々な移動手段

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「宇宙の光!まさに私のために用意された車じゃの!」
・・・・いやいや、どこの宗教の車が流れてきたんじゃい!!!

そしてカメ王子専用マシン

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「さぁ、我に続くのだ!!」
いやぁ、すげーセンス。


カメ王子は行く!パキスタンの神の住む山々を!!!
ということで少しこの外伝が続きます







posted by Yoshiki at 23:45| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月02日

この世界を見られるのはパラグライダーだから

結局滞在した3日間共に、フライトをすることができた。
私はパラグライダーというスポーツの根幹を思い出すことが
できた気がする。
この道具は本当の空へと私を運んでくれる。

この神々の住む山々の圧倒的な迫力とスケールは
これはどれだけ上手く言葉にしようとしても表現はできない。

同時に何かあってもそこにあるのは死というもので、
そして人間の本当の小ささを感じさせる世界。
そんな世界にいることができるパラグライダーというスポーツと
ここにいられたことへの感謝。

今回はその入り口だけを見ることができた世界の一部を見てください

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「圧巻の景色」とはまさにこの景色のことだった
posted by Yoshiki at 11:40| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月30日

離陸前の山岳修行

今回、私は競技に来ている。
結果競技ができなかったとはいっても、
もちろん勝ちに来るための装備を持ってきている。
断じてハイク&フライ(山を登って飛ぶ)
は想定していない。
だから装備重量は30sを超えている。
当たり前だ。勝つための装備なんだから。

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翌朝、パイロットたちは装備を整え、いざ世界の屋根を飛びに!!
しかしながら言おう、なぜほとんどのパイロットは軽量装備なのかと!!

いや、別にいいです。飛ぶだけですから。
と思っていたのに

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ここを登れと??
すでに標高2500m越えているここで???
修行なのですか?

ポーターを雇う人間もいる。
しかし!!!ここは日本男児魂!
行ってやるさ、あぁ、行ってやるとも

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歩くたびに息が切れる
はぁ、はぁ、はぁ。

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背中には35sの荷物。
この横移動だけでも20分歩く。

そしてからの

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もう登山じゃん!!!

流石に休み休み行かないと行けない・・・・・。

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とったどーーーーーーー

最後の登り20分。
これからフライトだというのに体力をがっつり取られる。

ちなみに最終日までの3日間でこれを4回登ってしまった・・・・・。

さぁ、次回いよいよフライト

posted by Yoshiki at 19:47| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

衝撃的真実・・・・このイベントの規模は

現地ホテルでサジャットさんという今回の大会の仕掛け人であり、
パキスタンパラグライダー協会のドンと出会う。

うん、とても貫禄のある方だ。
今回の招待選手に決めてくれたのも彼だという。

彼と最初に話をしたのはクレイジークライマー南浦。
南「よぉ、久しぶり〜」
サ「お久しぶりです南浦さん」

あ、あれ?
なんだか流暢な日本語で会話が始まっているけど?

なんでもサジャットさん、日本人の奥さんがいて、月一ペースで日本に来ている
日本人対象の旅行会社の社長。
南浦さんとは昔クライマー仲間だったのだという。

サジャットさんは私とも挨拶をかわし、いろんな方を紹介してくれたのだが、
南浦さんの紹介が、「この人あの岩のピークまで登ってそこからパラグライダーで飛んで岩山の
途中で引っかかって一週間も引っかかったままだったんだよ、ワハハハハ」

パキスタンのトランゴネームレスタワー(6,251メートル)で単独登頂そしてその後ぶら下がって遭難

こうしてクレイジークライマー南浦の名前は更に世界へと広がっていく。

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一通りのあいさつの後、サジャットさんから今回の大会について詫びられた。
しかし相手は地震。それは仕方ないとして、サジャットさんの話で今回の大会の規模の全容が
明らかになっていった。

今回の大会、国も全面的な協力の中で行われる予定だったらしく、
イベントでは舞踊や、踊りといったものだけでなく、スカイダイビングのショーも行われる
予定で、なんとC-130 輸送機を5機も準備してあったという。

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え?何??その規模。

それだけに及ばず、ヨーロッパからウィングスーツのダイバーもよび、
現地ではフードコートも用意され、大会のためにヘリも2機準備。
パラグライダーパイロットには個室の豪華ホテルが用意までされていたのだという・・・・・・・




くぅ!!!!!!!!
なんてこったい。


しかし、これだけの規模でやろうとしていたからなおのこと地震の影響は大きかったのだそうだ。
今も多くの方が被災され、救助活動も行われているのだから当然開催はできない。


「もう500万以上準備にかかってしまっているし、イベントで出るはずだったお金も返すから
大変ですよ。来てくれた人に楽しんでもらうように今回はフンザまで来てもらったんです」


くぅ!!!賞金がなくて俺は悔しい!なんて言えない。


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夜にはフライトミーティング・・・に遅れながら参加
(別室でサジャットさんと日本人三人と面談していたため。えぇ、まじめな酌み交わし。
え?もちろん麦水ですよ。ここパキスタンですよ。)

もちろん急遽こうなってしまったわけなので、大会ではなくフリーフライト。
しかし、安全を確保のための簡単なブリーフィング。

もちろんどこか飛んでいってもわかるように選手たちにはGPSが用意されています。
さぁ、明日はいよいよ7,000mの山々に囲まれた空を飛びます。



posted by Yoshiki at 10:26| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月29日

抽選式お湯システム

ブログ本編とは時間差ができてしまってますが、
パラグライダーを始めて、技術を得て、今こうして世界の山を
飛んできたけれど、上昇して上昇してその山々よりも高く飛んできたけれど、
上昇すればするほど高く見える山を見るのは初めて。

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フンザに来て、到着したホテルは立派だった。
ダーバーホテル。
そう、ホテルってこうだよね?という建物。
この2日間の行程で、パキスタンってもしかしてホテルの概念が
全く違ったものなのかと思ってしまっていた。

ここならシャワーでちゃんとお湯も出てくれるだろうし、
ましてや我慢して水で体を洗っている途中に水さえも止まり、
ちょろちょろと蛇口から出る水を必死にタオルにしみこませて体をふく羽目になる
なんてことはないはず!!(カメさん体験済み。震えて出てくるカメさんを見た私は風呂に入るのをやめた)
※ちなみに寒暖差があるのですが、前日宿泊したところは夜10℃以下だった・・・・。




と思ったのにまさかの抽選式だった・・・・・・。

到着したのはもう6時を過ぎていて、とりあえず部屋は仲良くおっさん3人同じ部屋。
さっそく「お風呂失礼します!!!」と意気揚々と入った私。
呪文を唱えるように

「さぁ、お湯よ!きたまえ!!!」
と蛇口をひねる

勢いよく出てくる水!!
まぁ、これは想定内。

しばらくすればお湯が・・・・・・・・出ない。
待てど暮らせどでない。

もしかして?と蛇口を反対側に振ってみるが、さらに冷たいコールドウォーターが俺を襲う!!
・・・・・仕方ない。覚悟を決めて修行僧よろしく一気に体を洗い、やり遂げた感を出しながら
震えて体をふいて出る。

この立派なホテルでもダメなのか???

その後バトンタッチしてカメさんが入る。
そして出てきたホットカメ。

「お湯熱いくらいだったよ」

なぬ?????
どういうことだ???

翌日は私が熱いお湯にようやく入ることができたのである。
謎のお湯配給システム。







posted by Yoshiki at 10:32| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月28日

あれはもう壁だね その2


自然は本当に雄大でビックリするほど大きい。
そして高所過ぎるのか、色が少ない・・・・。
そう、景色はどこを見ても凄い。凄いのだが、色のないすごい景色を
5時間も見ていると人間飽きるのである。

そうはいっても途中にはイベントもある
道を行くのは何も車だけではない

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山羊に道を占拠されていたり

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素敵な装飾のトラックのみが走っていたり
(あぁ、景色に色がないからここで色をつけるのか・・・・)


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純粋そうな目をした子供たちに出会ったり


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何故か一輪車をパキスタンに持ってきたオーストラリア人が休憩だっていうのに
一輪車で爆走、逃走したり・・・・・。


そういえば、車はひたすら山を登って数時間過ぎているな。
そんなことを思っていると、どうやら峠を登っていたらしい。
山頂は標高4,000mだとガイドは言う






4,000m??



峠を越えるだけで富士山を超えていた・・・・。
山頂は

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寒い!!!!
そりゃ4000mだもの
空気も薄いし・・・・
そして周りはゴミだらけ・・・・・。
(写真に撮るには耐えない)


そこから10q走って3000mを下る。
するとそこにはインダス川が広がっていた!!
かの有名なインダス川!さぞ綺麗・・・・・・・

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灰色

やはり色がない・・・・。
そこから数時間、そいつは突然現れた!!
ラカポシ!!!!!!


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7,000m級モンスターラカポシカメ・・・・・・

きた〜!7,000m級
ここからフンザエリア!

ここからは
あそこも7,000m、あっちも7,000m、そっちも7,000m。
もう6,000m以下なんて大した山じゃないね!とでもいう勢いの山々。

そう、フンザエリアにようやく到着したのである
当初8時間で着くといっていたのに12時間かかって・・・・。

ともかく世界の屋根に来たのである






posted by Yoshiki at 23:36| Comment(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする