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2017年01月25日

大会で得られるもの

昨晩はパラグライダーの最大手メーカーであるOZONE社の開発チームマネージなであり、自身も有名なパイロットであるラッセル.オグデンと夕食を共にした。

私も現在このメーカーのチームパイロットである。

クロスカントリーのチームパイロットは私を含めば15人ほどらしい。
その中には福岡聖子選手も当然含まれている。

彼との話は、当然今回の大会での成績についてや、飛びかたに関してからはじまり、現在の競技機では普通になった2ライナーグライダーの特性や、コントロールの話、また、アジアで始まろうとしているACPAへの見解、私が参加する意味なんかの話になっていった。

また、彼は日本が大好き。
日本が好きという外国人が話をすると、必ず景色や文化の話はそれほどなく、それよりも日本人自体の話になる。

彼が訪れたときも、ある日遠くに飛んでいった先で降りてしまったら、そこの土地の人たちが彼をもてなし、言葉が通じなくとも親切にしてくれたと、熱弁していた。

それを聞くと誇らしく感じる。

先行く経済はあまり明るい話のない日本だが、今勢いのある中国や他の国と違い、日本は日本人を誉められる事が多いような気がする。

それはどんなに経済発展しても得られない「資源」なのではないだろうか。

そんなことを感じた夜でした。
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レストデイ

本日は休息日。
三日目あたりからボロボロと崩れているので、気分転換が必要でした。

調度いい。

さて、全く気晴らしをしたい気分なのだったので、何をしようかと。

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結果、飛んでいました。
私のボロボロさに廣川選手が誘ってくれたので、よし、気分転換に飛ぼう。
ということに。

結果「空馬鹿」なわけです。

レースではなく、一緒に目的地を設定して飛ぼうと、ただ一番遠い大会のポイントである90km先のゴール地点だけを設定して飛びます。

よしよし、仲良く二人で、レースでもないからゆっくり。

なんて飛んで30分で忘れる展開。
アクセルは踏みまくる、コース取りは全く違う。

結果ゴールまで3時間。
最後はここに来て最高高度1700mまで高度を上げてカッツリスピードかけてのグライド。

そして今迎えを待っているとこです。

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夜はOZONEのメーカーのラッセルと食事。時間に間に合うかな。


posted by Yoshiki at 03:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月23日

相性の悪さと要領の悪さ

大会は前半戦を終了しました。
前半戦の最終日、見事にまた降りてしまいました。

しかもゴールまでもう手の届くところで。

毎日成績が伸びていないことをブログに書くのがつらいのですが、これも明日に繋がる一日だと思い、
記録をつけていきます。

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日曜日ということもあってT.O.にはバラダレスのたくさんの住人たちが、T.O.まで見に来ています。
パラグライダーの大会は、もっと観客が見に来れるようにしていくことが本当に必要だと感じます。
ただ、問題は、パラグライダーの競技の性質上、どこか飛んで行ってしまうので、何かアイデアがないとなのですが。

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この日は94qのタスクが組まれました。
コンディションは変わらないようです。

この日のレース展開は、スタートこそ先頭に立っていたものの、
その集団ごと高度が低くなり、全員が通り過ぎるまで高度が取り戻せないという悲惨な展開に・・・・。

攻めるとこういうことになるのは何故?

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しかもコンディションが弱いので、高度が上がってもなかなか集団が先に進もうとしません。
そう思って先に仕掛けると、風見のようにされてあとからついてくる。

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中ゴール手前では先に行ったところ、それを見ていた集団は行かずに手前の弱い上昇で待っているうちに
それが育っていって雲まで上昇し、そのままゴールへ。

わたしは・・・・・。低く低く飛ぶことになり、結局、ゴール手前の最後の山を越えることができずに
わずか手前1.8qのところで着陸することに。

降りた瞬間叫びました。
自分があまりに情けなくて。

後半戦はいかに自分が自分らしい飛びをしていけるか、そして順位を上げていくか。
終わるまであきらめずに飛び続けます。



posted by Yoshiki at 19:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月22日

大会4日目 初心忘れるべからず

全日の結果の悪さに反省し、備えたタスク4。
ようやくコンディションは上向きになってきたということで100qオーバーのタスクが組まれました。

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スタート前、いつものようにT.O.周辺はサーマル活動が活発になり、それと同時に低い雲がどんどんと
わいてきます。

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スタートの位置を気にしながら雲に入らないようにと気にする1時間。

スタート時からいい位置でのスタート。
先頭を走る集団の先のほう。

いつもいる位置。

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この日、前半、このまま行ける、そう思っていました。

その思いが、この日は、トップになっていこうという初心を忘れた飛びになっていきました。
前半はこのまま行ったのですが、それは中盤以降一気に崩れました。

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前半の調子よいタイミングで飛べていたのは中盤の一度の遅れでリズムを崩します。
ブラジルのサーマルは、最初にそれを取った人間には微笑む者の、遅れて入ってきたものには、同じような
上昇を与えません。
結果、遅れ始めるとじりじりと離されていくことになります。

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挽回するためには、自分が先に強いサーマルに当てていかないといけない。
ターンポイント1を取った後は、ほかの集団よりも200mほど高度が低い中、一人先に進みます。

そしてこれは!というサーマルにヒット。
一気に高度を上げるのですが、集団はすぐ後ろを高い高度で追ってきていたので、
そのおいしいところは高度の高いところでさらに取られてしまい、追いつけない。

それでも十分サーマルは発達している。
こうして私は、集団よりも常に低い高度で進むことになっていたのです。

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遅れても上げ切ればいい。
そういう思いがあった初日と違い、勝つためには常に先行していかないといけないというおもいいとらわれていたこの日。
それが自分を遅れさせていくことになっていったのです。

そのため、低く行き過ぎた私はもう本当に足が地面につくというところまで高度を落としてしまうことになりました。

低い高度のサーマル活動は弱い。
それでも昨日よりは不安定な天気に救われ、高度を取り戻した時には、すでに集団はゴールへと向かって遠くの
彼方に。

せめてゴールだけでもと思い直し、スピードを落としてゴールへ向かうも、あと数キロというところでこの日のサーマルは売り切れ。
ゴール手前6q程のところで着陸する羽目に。

ほとんどの選手がゴールする中、この結果。
パラグライダーは本当に気持ちで左右されていきます。


posted by Yoshiki at 18:07| Comment(1) | TrackBack(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月21日

失敗タスク 大会3日目

この場所に来れているのは、いろいろな人の応援のおかげ。
それに応えるためにも成績を出していかないといけません。

20170120_102147.jpgこの日は飯島町のTシャツを着て参上。

それが空回りした日となりました。

長くて移動が必要な空中待機に、短い競技時間、そしてそこから始まった長い長い歩き。
これが今日の一日。

大会3日目が分水嶺。コンディションや、状況にようやく慣れ始めた3日目が大会の流れを
決めていく。
しかし、ブラジルの空は、選手を競い合わすことより、いかに生き残って行けるかを試しているようです。

この日のタスクは、前日よりも安定した天候(安定するほど上昇は弱い)。

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発表されたタスクは強気の85q

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この地図ではわかりにくいですが、スタートは、T.O.近くからもできますが、かなり風上側に行ってスタートしたほうが、
その次のポイントまでかなり近く、スタート前にほぼすべての選手が20q近いスタート地点までフライト。

しかし、この日はスタート前から高度が取れない。
離陸したT.O.周辺だけが1500m近くまで高度を稼ぐことができたものの、山から離れると、とにかく
上昇が弱い。

あぁ、もう毎日この弱いコンディションに付き合わないといけないのか。
と空中でため息が出るほど。

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なんとかかんとか乗り継いでスタート時間を迎えるものの、高度が取れなくてスタートに向かえない。
何機かが、それでも高度がないとはいえアタックしていき、弱いサーマルを捕まえ、それをみた集団が押し寄せて、
弱い上昇を奪い合う。
そんな展開。

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スタートしてもなかなか進めず、前方には大きな雲。
これは発達しているのだと思い、上昇するでもない集団のなかから、アタック。

しかし、行けども行けども上昇はない。
これではいけない。

コースを90度変えて日の当たる上昇気流の確立が高そうな場所を狙っていく。
しかし、上昇しない。
鳥も出てくるが、羽ばたく始末。

地上まで50mをきっても諦めないで旋回していたが、そのまま地上へ。
同じような選手たちがばらばらとあちこちに降りていきます。

そしてその中でも高い位置にいた数機だけが生き残って弱い上昇になおもくらいついている。

降りてしまえば、その日の敗者。
もうどうしようもありません。

しかも上昇することだけを考えているので、この場所がどこなのか、回収されるまでの道のりは?
は考えていなかった。

牛が放し飼いにされている何もない場所。
そこが今日降り立った場所。

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同じ場所に降りてきたドイツ人で友人のマークと数人のフランス人と、道らしき道を30sのパラグライダーを担いで、
とにかく回収車が来れそうな場所まで移動しようということに。


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1時間ほど歩いてようやく見つけた牛飼いの車は、法外な値段で近くの町までのっけて言ってくれるという。
当然それは断る。

そうしたところに回収車が我々を見つけてくれた。

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みなぐったり。

大勢のパイロットたちがその先のバーに集められているということで、まずはそこへ。
そうすると

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トップ20位にいたほとんどのパイロットもみな近くで降りて、ビールを飲んで管を巻いていた。
私も管を巻く一人に混じります。

こういう日にしっかり点数を稼ぐことが大切。
現に前回の優勝者のステファン・ウィスと、X−ALPSパイロットのアーロンはこの日もしっかりゴールを決め、
総合点数で差をつけました。

まだ、ルール上逆転する余地はあるものの、あとがない厳しい展開。

今日のゴール者はたったの18名。(130人中)
その中に、なんと日本から参加した女性パイロットの高田選手も!
そして、この日の女性トップ。

素晴らしい。

私もこれから巻き返していきます。





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2017年01月20日

困難な道のり 大会2日目

大会は12日間。そのうち2日のレストデイ(休息日)があるので実際には10日という長丁場の試合。
2日目、3日目をどれだけ堅実にこなせていけるかで、この試合の流れが付いてくる。

この日は、1人のパイロットが2日続けてトップを取るという勢いのある飛びをした。
Tim ボーリンガー というのが彼の名前。
彼の父も有名なパイロット。その2世だ。現在Ginチームに所属している彼が、初日、2日目とトップを取った。
今、彼に勢いがついている。

しかし、前筆したように、この長丁場、まだまだ始まったばかり。
この試合において、私も調子は良い。
自分のスタイルにこだわらないやり方が今回ははまっているようだ。

大会2日目は、コンディションが前日よりも良いということだった。
しかしながら、ベストコンディションにはならないということで、
組まれたタスクは85.58km。

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またジグザグと南下するのだが、前日と違い、2つ目と3つ目のパイロンは本流の風を横に受けて飛ぶ。
ここが勝負の場所かと思っていた。

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ブリーフィングでは、前日のTimのトップが称えられ、競技説明がされていく。
選手は発表されたタスクをGPSに入力していきます。

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フライト前、スタッフに渡されたのは「種」
空中から撒いてほしいということだった。

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なるほど、パラグライダーの活用法として一ついい方法かもしれない。
スタート前に空中からばら撒かせていただきました。

ブリーフィング前後のT.O.周辺は快晴

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その熱すぎる太陽は一気にT.O.周辺に雲を発達させていきます。

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山の上は雲が発達しやすいので、雲が見る見るうちにわいてくる。

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ただし、上昇も強く、離陸後は一気に1400m。
スタート前は大混乱

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スタート直前、雲の中に入りそうになり、急下降してのスタート。
この上昇、この後の展開に期待がかかる!

と思った期待は、わずか10分後には見事裏切られる。
スタートはまずまずのポジションでリーディングしている中の1機として飛んでいた私。

行けども行けどもサーマルがない。
途中で雲の下について何とか上昇するものの、スタート前のあの上昇は何だったのだ?
というぐらいの上昇の弱さ。

じりじりと高度が下がってくる長いグライドをしていると、新型機に少しずつ離されていく。
これはまずい。とラインを変えながら、何とか高度を維持していこうとするが、じりじりと離されていく。

高度も下がり、ようやく見つけたサーマルに先に突っ込むも、上昇が弱く、あとから来たグライダーに上に入られていく。
この展開は良くない。
しかし、慌ててもだめだ。

いくつかのポイントでアタックするが、強い上昇には当たらず。
ここはしっかり生き残りを考えて進むことのほうが重要だと考えを切り替える。

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数機は高く上昇して抜けていくのを見送りながら、自分に今回のフライトのあり方をもう一度言い聞かせる。
何度も降りそうな高度になりながらも、粘って粘ってつないでいく。

前方に見える大きな集団に少し遅れながらその次の集団の前を飛んでいく。

s_DSCN2226.JPG日本から参加の成山選手


s_DSCN2233.JPGもう一人の廣川選手

弱い上昇にしがみつきながら、高度を稼いでは先に進むが、進むと高度の沈下が大きく、
また上昇しての繰り返し。
なかなか進まない。

かといってここで焦ってもいいことがない。

この日の一番のサーマルはゴール手前10q地点。
最後の最後で毎秒5mを超える上昇。

あーーーーーもーーーーー、これを待っていたのに!!!!!

グライダーを一気にバンクをかけ上昇。

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そして、ゴールまでの最後のグライドは、十分高度を稼いでフルスピードで飛んでいく。

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時速は80q/hを出していた。


しかし、この日のトップ3機は私よりも16分速くゴールを切っていた。
この日の結果は37位。
ポイントは873点と思いのほかついたが、トップと100点の差がついてしまった。

総合成績は9位。

それでもキープはしたか。
前半戦の3日目。勝負所です。

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2017年01月19日

大会初日

ワールドカップがはじまりました。
今回、日本人参加者は5名(内一人はフランスチーム)
2016年の世界一を決める大会。
もちろん参加者全員が「勝ちたい」と思っているでしょうが、
その思いは誰より強く思ってきています。

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天候は大会に向け徐々に良くなっています。
朝から天候は良い!

タスクは東西をジグザグしながら南下していく79.36qのタスクが決まり、

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早速準備を開始。
離陸前に、通り雨が我々を洗礼するというアクシデントもあり、(パラグライダーは、雨にぬらすのは良くない。)
慌てて選手たちはグライダーを仮設テントに運び入れて右往左往しますが、5分ほどでその雨は通り過ぎ、
天気は快晴に。

離陸時間は12:00。
選手たちは次々に飛び出ていきます。

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私もスタートから5分で離陸。
空中でのスタート時間は13:00。それまでに離陸して空中で高度を取り、スタートの
シリンダー(架空の円柱)の近くでどれだけいいポジションでスタートできるかが、
最初の関門。

突発的に強いサーマル(上昇気流)はあるものの、全体的に渋い(サーマルの弱い)コンディションに
選手たちは右往左往。サーマルがあると一気に100機以上のグライダーが集まってくるので
空中渋滞。上も下も右も左も気にしながらコントロールしていかないといけない。
これは結構なストレス。

しかもスタート前になぜかコンディションは一番渋くなり、全員が高度をとれず、狭い空域に全員がひしめき合って
のスタート。

スタートした後のサーマルも我が我がと入るので少し危険な状態。
私はここは見切って先のサーマルを探しに低めではあるもののT.O.のある山に戻ります。

ここでうまく上げていった最初の集団が高度を稼いでいきますが、それよりも1q程西側で
私は高度を稼ぎ始め、5機ほどの小さな集団で高度を上げて次のポイントに向かいます。

それでも全員、高度に関して慎重。
私も先に行きたい欲求を抑えて抑えてまずは高度を稼ぐことに。

それが幸いして、この小さな集団が、先に行った集団を追い抜き、先行していくことになります。

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先行しているものの、このバラダレスのエリアは、離陸した山を離れるととにかく低い丘しかない
台地が広がっています。

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雲を頼りに高度を上げては先に進んでいきますが、
少人数で進むとサーマルを探す効率も悪く、スピードは上がりません。

そのうちあとから来た集団に飲み込まれるようになり、
これはしめたもの。
人数が多いほうが、サーマルを探すアンテナが増えるので、先に進むスピードは上がります。

それにしてもブラジルの日差しは強い!!
この日も高度900〜1300mの高さを推移しながらフライトしていますが、

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今回ICジャパン様から提供されている調光レンズが本当に最高。
光の強さで調光してくれるので、雲の下にいるときと、雲から離れて日差しを直にくらう時と、色が変わるのと
エッジをはっきり見せてくれるので、目が楽!偏光ではないからGPSのスクリーンも見やすい。

道具の大切さを感じながらのフライト。

ゴールから20q地点で、先を進む集団に変化が。
低い尾根のような風上側にルートを通っていた集団ですが、
そのまま風上に向けて高度を獲得していこうという集団と、尾根から外れ、風に逆らわない方向に進んで
谷から出てくるサーマルを捕まえていくのか。

私は方向を90度変え、谷へと進みます。
先に高度があるうちに進みたかったから。

そしてその後強いサーマルに当たり、また雲底へ。
こちらのコースが最良。

しかも、クラウドストリート(雲が道のように連なっているところ)の下に入り、
進めば進むほど高度が上がる。

そうはいっても慎重に。
とスピードを落として先に行く10機程を見ながら飛んでいると・・・。
んん?なんか変だ。
皆がアタックしている。

GPSを確認。
しまった。ゴールまではもう十分すぎる高度だ。

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一気にフルスピードへ。
しかし、やはりそこは遅く、12番手でゴール。

実際には、リーディングポイント(競技中どれだけレースを先行していたかでつくボーナスポイント)
が大きく順位は7位。

トップとは点数差わずか10点ほど。


グライダーの性能差は確かにありますが、このエリアのコンディションで、
周りのグライダーよりも少し劣る性能であることをしっかり考えて飛ぶことで、
十分に戦えていけると感じた初日。

まずは初日。
確実に確実に。



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2017年01月18日

公式練習日

大会前日はいつも公式練習日です。
公式練習日は、大会本番と同じようにシャトルバスが大会側で用意され、
模擬タスクが組まれます。

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今回のシャトルはスクールバス。山道でエンジンがうなっていたが、大丈夫だろか。

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模擬タスクはいつも小さいが、この日はコンディションが弱く、たったの30qタスク。
でも大変だった・・・。


参加は自由。
ただ、多くの選手がこれに参加して次の日に備えていきます。
T.O.に上がった時には高層雲が抜けたり張ってみたりと、青空が安定しない。

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雲も全体的に低く、サーマル活動はあるものの、渋い感じ(渋い=上昇が弱い)
ここのT.O.には小さなカフェがあり、その隣にはいくつかの出店が出ています。
その一つが、3年前に私もお土産で買っていったパラグライダーフィギュアを打っているお店が、
今回もありました。

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人形の精度がUPしてる・・・・・。

さて、タスクが決まると、みなが同じ目的をもってフライトする。
グライダーの見極めにはもってこい。

のだが、まぁ、今日は短いのにやたら大変なタスクだった。
結果からいうと、戦い方をいつもより少しペースを落としていく。ってのが私の今回の戦い方。

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いつもの私は先行突撃型。
しかし、エリアの性質上、先行のリスクが非常に高い。(これは前回痛い目にあった。)
しかも、グライダーがスピードの部分で劣っているので、そこで勝負しても展開がしんどくなる。
とまぁ、いろいろ分析した結果自分を抑えることが今回は重要ということ。

それって難しいんですけど。

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この日はじっくり観察しながらとんで10番手ゴール。
まぁまぁの感じです。

夜はブリーフィング。
そして受付。

準備は整った!!
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2017年01月17日

ブラジル最初のフライト

ここで再会するパイロット達は、再会の喜びの挨拶の後は、必ずと言っていいほど、
今回使用するグライダーの話になります。

今回話題のグライダーはOZONE社の新型機であるZENO、GIN社が出した最新鋭の競技機
Boomerang11、そしてOZONE社現役競技機のENZO2。この3機種のどれを使っていくのか。
みなその性能差がわからないので、この日のフライトで少しでもその性能の差を見たいと思っていたはず。
ちなみにBoomerang11はメーカー直属のパイロットの7名のみがそれに乗り、ZENOは40人を超える選手が使用する
ことになっています。

私もその中の一人。

それも一つだが、それよりも飛べる!!!!
ようやく飛べる!!

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この日は公式な練習日ではないので、T.O.(離陸場)までは自分たちで行くしかないので、タクシーで行きます。
町からT.O.までは車で30分ほど。

今回の日本人参加者の廣川選手、聖子選手とも一緒です。

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雲は低いものの、サーマルはしっかりしている様子。
よしよし、ということで早速フライト開始

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同じように多くのパイロットたちが飛び出してきます。
そして、みな塊になっていくつものグループができて飛んで行っています。

みな、考えることは同じ・・・・・。

私もBoomerangと、ZENOのいるトップパイロット達のグループと合流して飛びます。

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上昇、滑空、アクセル時の安定性、そういうのを試すのにぴったりなコンディション。
強いサーマルも弱いサーマルもあるので、いろいろと試すことができていく。

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実際の印象は、BoomerangもZENOもかなり安定性が高いグライダー。
通常のグライド時は、ZENOとENZO2だと、ENZO2のほうが、滑空費がよく、ふわふわと浮いていける感じ。
しかし、とっぷすぴどはENZO2がこの2機に劣ります。

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各パイロット達も、自分たちのグライダーにまだ慣れていない様子で、一通り移動した後は、
グライダーをストール(失速)させてみたりしているので、それもしっかりみて、グライダーの性能を確認。

さすが、最新鋭のグライダー達、失速からの回復が早い。
でも挙動はどちらも競技機の動きをしている。

2時間のフライトは非常に有意義で、楽しい時間。
各グライダーの性能差を見るという大義名分を自分に言いながら、トップ選手たちと飛ぶ。
これは本当に楽しいフライト。

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さて、今日はこの辺でということでランディングのあるバラダレスへと戻ります。

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ランディングは町の中、しかも大きな川の隣の広場。

うーん、慣れないとプレッシャーになりそうな場所。
広場は十分大きいから、慣れれば問題は全くないんですが。

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降りた後は、昨日までと違って、真夏の暑さ。
グライダーたたんでいるだけで汗が滴ってくるほど。

最強寒波が来ている日本とは対照的。

フライトの様子を360カメラでどうぞ



フライト後は、この国のSimを買って、電話を契約。
契約は意外と面倒。
ただでさえ言葉が通じないので、ゼスチャーも加えて、あとは愛嬌で。

町も月曜日ということで、昨日と違って祭りのような活気にあふれています。
明日は公式練習日。
トレーニング用のタスクを組んで飛ぶので、試合に近い形のグライダー性能が見れる。
よしよし、コンディションも日に日によくなっているし、天気もコンディションも上昇していってます。

posted by Yoshiki at 16:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月16日

雨の初日は・・・

バラダレスの一日目は、雨で始まり、少しずつ天候は回復していくものの、雨が止む程度の回復。
初日なので、体も慣れてないということで、ちょうどいい体休め。

「冒険」といっても、大会参加の場合、いや、それよりもパラグライダーエリアがあるとこに行けば、
誰かしら知り合いに会うことのできる。特に知り合いがいなくても、一人であちこちと動き回るのが好きなので、
新しいものをみれたりするので、それはそれで楽しんでいるのですが。

体も動かせていなかったのと、時差ボケ高なんだかもう訳が分からなくなっている脳と体を動かすために、
朝からランニングをすることに。

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生ぬるい気温と、湿度が高いので、なんだか走っていて気持ちがいい!という感じではありません。
しかも、ここの町はだだっ広く、高低差がない大きな町のために、走っても走っても、似たような景色。

町の端には大きな川が流れており、そこの中にある中州には、この町の高級住宅街。
しかし、川の色もきれいとはいいがたい色。

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ちなみにランディング(着陸場)は離陸した場所からこの広い川の対岸に当たる場所。
間違っても川にはいきたくない・・・・・・。

ちなみに、中州に行くには唯一一つの橋をを渡るか、至るとこにある渡し船を使うか。

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この何にもない場所にこれだけ大きな町ができている理由(ここには観光は唯一パラグライダーなので、
観光客も訪れない)は地下鉱山の採掘で大きくなっているのだそうです。

地元のブラジルパイロットの友人が教えてくれました。
そう、ランニングが終わってから、世界的に有名なパイロットの一人であるフェリックスと会い、再会を喜んだあと、このブラジルパイロットの
友人Samuelと落ち合い、ランチに連れて行ってもらった。
彼は昨年564qという直線飛行での世界記録を作ったパイロットで、その時の話をしてくれた。
朝6時から夕方6時まで12時間飛び、追い風に乗って滑空するときは時速100q/hを超えていたそうだ。

そんなチャレンジに私も挑戦していきたい・・・・・。


すでにホテルでは、ワールドカップ常連のメンバーが集まりつつあり、
ホテルに戻るたびにメンバーたちと再会する。

先日、台湾であったイドリスもちょうど到着。
彼らは道中、グライダーはロストするは、ここに到着したとたん、酔っ払いの車に自分たちの車をぶつけられるとか
なんだか災難な道中だったようだった。

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食事をしたらすっかり気分もよくなっていたけど。

天気は徐々に回復傾向。
本番には最高のコンディションになりそうだ!!
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posted by Yoshiki at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 競技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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